バンビオのお店便り 6月第3週
梅雨に入りましたね。今年は暑いけど朝夕肌寒く感じる事があり、
バンビオ店ではオンネリとアンネリの映画化フェアが始まりました
可愛らしい北欧雑貨と絵本が勢ぞろいしております。
今週の新刊より
『すっぱい料理』飛田和緒著 産業編集センター
夏が近づいて食欲が落ちるこの季節、
さっぱりとした味付けはシンプルで体にも良い事間違いなし。
続きまして
『薬草のちから』
植物がイキイキと輝いていますね。
まもなく長岡京で憲法学者の木村草太さんの講演会がございます。
当店でも著作をあつめてミニフェアを開催しております。
また話題書コーナーにて、
雨音を聞きながらの読書も良いものです。
お子様向けの、夏休みの課題図書コーナー完成しておりますよ。
バンビオ店
星山
雑誌 『momo』 バックナンバーフェアがはじまりました。
子育て雑誌「momo」のバックナンバーフェアがはじまりました。
みなさま「momo」という雑誌をご存知ですか?
「momo 」は、大人の子育てを豊かにするイイモノガイド本。
旅、朝ごはん、食器、おやつ、絵本、森、水辺、記録、植物、市場、インテリア、お弁当、美術館、音楽など、毎回のテーマがとっても魅力的で、その内容も甘すぎず、良質、そして濃ゆい!
お母さん目線だけに偏らずお父さんも手に取りやすいので、子どもを中心として家族で楽しめる雑誌です。
いくつもの顔を持ち、多忙な毎日を過ごす子育て中のお母さんお父さんが、ちょっと息抜きできたり、楽しんだりできる…。
自分の時間は減るけれど、今まで知らなかった世界に子どもが連れていってくれる…。
それぞれのテーマを通して、子どもと過ごす日々の豊かさ・楽しさに改めて気づかせてもらえます。
発売になったばかりの最新号の特集は「今、面白い博物館50」。あれもこれもおもしろそうな博物館がたっくさん掲載されています。
特集以外のレギュラーのコーナーもひとつひとつが大充実。その中から書籍化された『子どもと一緒に覚えたい道草の名前』や『絵本とおもちゃでゆっくり子育て』などは、発売以来、当店ではずっと人気の書籍です。発売されたばかりの日本の色図鑑』も素晴らしい。
ちなみに、vol.2「食器が好き」と、vol.6「今読みたい絵本」は品切れ状態のところを、今回特別に送っていただきました。こちらは早いもの勝ちなのでお早めに。(vol.6はたった今売り切れてしまいました!)
子育て中の人に親しみが持てるようにと考えられた「momo」というロゴ。アルファベットにすると一見、毛虫やゾウのように見えたり、「mama」のようにも見えます。また「桃」は世界中で愛されており、不老不死の象徴として非常に縁起がいいとされています。花言葉では「天下無敵」「チャーミング」という意味も。桃の節句には女の子の健やかな成長を祈り、桃から生まれた桃太郎は鬼退治をし、ドイツ児童文学「モモ」では、灰色の人間に時間を盗まれて心の余裕が消えた大人たちの時間を主人公のモモが取り戻す、という物語もあります。名前の由来もおもしろいですね。
ああ、紹介しきれない!
ぜひ実際にお手にとってご覧ください。おもしろい発見がきっとあるはずです。ご来店お待ちしております。
◆雑誌『momo』バックナンバーフェア
日程:6月13日(水)~
場所:恵文社バンビオ店 フェアスペース
(津村)
2018年5月 月間ランキング
1 幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば(前田まゆみ/創元社)
2 モンテッソーリ子育て~はじまりはお家から~(藤原愉美/文化出版局)
3 漫画君たちはどう生きるか
(吉野源三郎 著・羽賀翔一 絵/マガジンハウス)
4 ヒグチユウコシール・ボックス(ヒグチユウコ/グラフィック社)
5 玉依姫(阿部智里/文春文庫)
6 ラプラスの魔女(東野圭吾/角川文庫)
7 有害物質のサバイバル
(スウィートファクトリー 文・韓賢東 絵/朝日新聞出版)
8 医者が教える食事術最強の教科書(牧田善二/ダイヤモンド社)
9 ざんねんないきもの事典(今泉忠明/高橋書店)
10 暮しの手帖のクイックレシピ(暮しの手帖編集部/暮しの手帖社)
5月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/5/1〜5/31)
1位は『幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば』。
5月に原画展を開催させていただいた、絵本作家・翻訳家の前田まゆみさんの新しい書籍が1位にランクイン。名言や言い伝え、物語など、世界の美しい言葉を50個セレクトし、それに対する日本語の訳と温かい絵が添えられています。見開きで展開される1ページ1ページに絵本の世界が広がり、別世界に引き込まれるようです。発言者のプロフィールからそのことばの背景を知れば、ことばをより深く味わえます。ことばの世界を旅するうちに、人生に幸せをもたらす座右の銘と出会えるかもしれませんね。忘れかけていたものを思い出させてくれて優しい気持ちになれる、贈り物にも喜ばれる一冊です。(6月に開催した前田まゆみさんによる大人の朗読会の様子はこちらから。)
2位は『モンテッソーリ子育て~はじまりはお家から~』。
西宮でモンテッソーリ教室「つばめの家」を開かれている、藤原愉美さんの書籍がランクイン。モンテッソーリ教育は、子どもの自主性、独立心、知的好奇心などを育み、社会に貢献する人物となることを目的とする教育です。こちらの書籍では、藤原さん自身の子育てやモンテッソーリ教室で子どもたちと接してきた中で感じた事、実践して役に立ったことなどが書かれています。幼稚園や保育園で取り入れられることの多いモンテッソーリ教育ですが、実は大切なのは家の中でのお子様との関わり方。少しの心がけや、ちょっとしたかかわり方、お子様との距離感の取り方で、子どもの本来持っている力を引き出すことができるそう。これまでにない「子育てのレシピ本」です。(ご好評いただいたパネル展&モンテッソーリ雑貨フェアの様子はこちらから。)
4位は『ヒグチユウコシール・ボックス』。
20シートのシール(型抜きシール350片以上)、布や皮などにアイロンなしで貼れる転写シール、新作描き下ろし小冊子『ボリス、シールを貼るの巻』が入ったヒグチユウコさんのスペシャルBOXです。猫や植物、海の生き物、森の生き物、少女などがたくさんの型抜きシールになっており、それぞれが1枚絵のような美しさ。転写シールは、Tシャツやトートバッグ、スマートフォンケースなどに転写すれば、自分だけのヒグチユウコグッズができてしまいます。 年々緻密さを増し、新たな魅力を発し続けるヒグチユウコさんのイラストレーションを存分に楽しめるセットです。(が、完売しました!)。
5位は『玉依姫』。
2012年に史上最年少20歳で松本清張賞を受賞してデビューした阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」の文庫が5位にランクインしました。日本神話にも登場する三本足の伝説の烏、八咫烏(やたがらす)。人間の姿に変身することが出来る八咫烏一族による和風ファンタジーです。今回の舞台は現代日本。両親を交通事故で失い、祖母と暮らす女子高生の志帆は、閉ざされた村の儀式の生贄に選ばれてしまいます。彼女が連れて行かれた山奥で見た信じがたい光景とは...。世界の深層が明かされる八咫烏シリーズの始まりを書いたエピソード0。日本神話に通じる壮大な世界をぜひお楽しみ下さい。ちなみに5月には『八咫烏外伝 烏百花 蛍の章』も発売されています。あわせてどうぞ。
9位は『ざんねんないきもの事典』。
一生懸命なのに、どこか「ざんねん」な生きものたちばかりを集めた、子どもたちに大人気のシリーズ『ざんねんないきもの事典』がまたまたランクイン。こちらの書籍では進化の結果、なぜかちょっとざんねんな感じになってしまった122種の生き物たちをご紹介しています。シリーズ第3弾『続々ざんねんないきもの事典』も、5月末に発売になりました。第3弾では、リクエストの多かった「植物」や理科の授業で習う「微生物」が仲間入りし、パワーアップしています。ぜひ読み比べてみてくださいね。
以上、5月のランキングでした。
6月はどんな本が注目を集めるでしょうか?次回もお楽しみに。
(津村)