2015年10月 月間売上ランキング

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1  土佐堀川 (古川智映子/潮出版社文庫)

2  おいしいな! (木村裕一/小学館)   

3  ぼくは明日、昨日のきみとデートする(七月隆文/宝島社文庫)      

4  ナイトサファリのサバイバル2 (ゴムドリco./朝日新聞社) 

5  狐舞(佐伯泰英/光文社文庫)

6  京都手帖2016(光村推古)

7  下町ロケット(池井戸潤/小学館文庫)

8  下流老人(藤田孝典/朝日新聞)

9  京都のおいしいグルメガイド厳選300店(リーフ・パブリケーションズ)

10 図書館戦争(有川浩/角川文庫)

 

(集計期間 2015/10/1-10/31)

  

 

当店10月のランキングは以上の結果となりました。

 

 1位は10月スタートのNHK連続テレビ小説「あさが来た」の原案本『土佐堀川』。

 大坂随一の実業家として大成し、晩年は女子教育に力を注いで日本初の女子大学開設に奔走した、女性実業家広岡浅子の一代記です。老若男女を問わず、今世間で最も話題の1冊が当店でもダントツのトップとなりました。

 

 3位には『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』がランクイン。

 先月のブログで「第3回みんなで選ぶ京都本大賞」についてご紹介しましたが、最終ノミネートされた3作品の中から、こちらの作品が見事大賞に輝きました。京都を舞台とする作品なのでストーリー以外の部分も楽しめる、京都人の心をくすぐる1冊です。まだの方はこの機会にぜひお手にとってご覧ください。ご投票いただいた皆様、ありがとうございました!

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 2位は先月4位からランクアップした絵本『おいしいな!』。

 根強い人気です。今月は贈り物としてラッピングを希望される方が多かったように感じます。クリスマスプレゼントとしても喜ばれそうな1冊ですね。『おいしいな!』はもちろんですが、その他、冬の贈り物にピッタリの絵本や、クリスマスにちなんだ絵本も店頭に並び始めました。ますます寒くなるこれからの時期、おうちでお子さまと楽しめる温かい冬の絵本を、またクリスマスにみなさんで楽しめる絵本を、ぜひ当店で見つけてみてくださいね。

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 また、番外編として、6位には『京都手帖2016』がランクイン。

 京都の情報が満載の今年10年目を迎えた人気の手帳です。表紙には京都の木版印刷技術を継承する老舗「竹笹堂」の木版画を使用。京都で開催予定の行事や、旬の京都を凝縮したコラム、京都の観光MAPや路線図、お得きっぷ情報、 葵祭・祇園祭・時代祭のルートMAPまで掲載されている充実ぶりです。京都の社寺の拝観データは300軒以上も掲載されているとか!これ1冊あれば来年も京都をとことん楽しめること間違いなしですね。本格的な紅葉シーズンの前に、ぜひどうぞ。

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 さて、来月はどんなランキングになるでしょうか?11月のランキングもどうぞお楽しみに!

 

 

(津村)

2015年9月 月間売上ランキング

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1  ロスジェネの逆襲 (池井戸潤/文春文庫)

2  火花(又吉直樹/文藝春秋)  

3  天空の蜂(東野圭吾/講談社文庫)                

4  おいしいな! (木村裕一/小学館) 

5  飛躍(佐伯泰英/講談社文庫)

6  漁港の肉子ちゃん(西加奈子/幻冬舎文庫)

7  大放言(百田尚樹/新潮新書)

8  下町ロケット(池井戸潤/小学館文庫)

9  ゆるめる力骨ストレッチ(松村卓/文藝春秋)

10 ぼくは明日、昨日のきみとデートする(七月隆文/宝島社文庫)

   スクラップ・アンド・ビルド(羽田圭介/文藝春秋) 

 
(集計期間 2015/9/1-9/30)

  

 

当店9月のランキングは以上の結果となりました。

 

文芸ではおなじみの作家さんが多数ランクイン。新書では『大放言』(百田尚樹)が7位に、『人間の分際』(曽根綾子)が11位にランクインしていました。

 

10位には『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(七月隆文)がランクイン。

こちらは「第3回みんなで選ぶ京都本大賞」の最終ノミネート作品として発表され、関心が集まったようです。京都を舞台とする作品で、最終ノミネートされた3作品の中から、読者の投票によって大賞が決まる「京都本大賞」。第1回受賞作は『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(岡崎琢磨)、第2回は『聖なる怠け者の冒険』(森見登美彦)でした。第3回になる今年のノミネート作品は、『異邦人』(原田マハ)、12位にランクインした『左京区恋月橋渡ル』(瀧羽麻子)、そして『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の3作品です。さて、今回はどの作品が選ばれるのでしょうか。みんなで選ぶ京都本大賞、ご興味のある方はこの機会にご一読の上、ご投票くださいませ!!投票は店頭の専用用紙かもしくはホームページ(www.books.gr.jp)にて、10月12日まで受付中です。発表は11月3日です! 

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4位には、しかけ絵本『おいしいな!』(木村裕一)がランクイン。

絵本を上にひっぱるとくまさんのお口がひらいてリンゴやバナナをパクパク。遊びながらわかりやすく楽しめるこの絵本は、当店の年間絵本ランキングで2013年、2014年の2年連続1位に輝いた大人気の絵本です。小振りなサイズでお出かけにも便利。そして、赤ちゃんから楽しめるため、プレゼントとしても喜ばれる1冊です。現在開催している年間絵本ランキングのフェアが、みなさんの絵本選びのお役に立っているようで、当店としてはとてもうれしい結果となりました。こちらの年間絵本ランキングコーナーには、他にも楽しくて人気の絵本がぎゅっと凝縮していますので、お子さまと一緒にお気に入りの1冊を見つける参考にしていただければと思います。

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もうすぐランクインの13位には、子育て関連の本2冊がランクイン。

『Q&Aこころの子育て』(河合隼雄)は、臨床心理学者の河合隼雄さんが、誕生から思春期までの子育ての悩みや不安に優しく寄り添い、子育てのヒントを与えてくれるロングセラーの1冊。河合さんの温かくて頼もしい、子育ての核心を突く言葉に心が和らぎ、これからの子育ての希望を与えてくれます。

『子どもはみんな問題児』(中川李枝子)は、『ぐりとぐら』などでもおなじみの中川李枝子さんによる、子どもの本質、育児の基本が語られた1冊。母であり、多くの子どもたちと関わってきた保育士でもあった中川さんの言葉は、お母さんたちの心をほぐし、子どもと過ごす日々を豊かにしてくれます。どちらも子育て中のお母さんやお父さん、ご家族の方々に読んでいただきたい1冊です。

現在、当店では「わたしの子育て」ちびフェアを開催し、さまざまな子育てのかたちをご用意しています。あなたの子育てに寄り添い、味方になる1冊を、ぜひ見つけてみてください。

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 さて、来月はどんなランキングになるでしょうか?10月のランキングもどうぞお楽しみに!

 

 

(津村)

2015年8月 月間売上ランキング

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1  火花 (又吉直樹/文藝春秋)

2  桜吹雪(佐伯泰英/文春文庫)                    

3  スクラップ・アンド・ビルド(羽田圭介/文藝春秋) 

4  日本のいちばん長い日 (半藤一利/文春文庫) 

5  おいしい!たのしい!桂 長岡京 高槻(リーフパブリケーションズ)

6  一路 下(浅田次郎/中公文庫)

7  禁断の魔術(東野圭吾/講談社文庫)

8  京都寺町三条のホームズ 2(望月麻衣/双葉文庫)

9  天空の蜂(東野圭吾/講談社文庫) 

10 一路 上(浅田次郎/中公文庫)

 

(集計期間 2015/8/1-8/31)

 

 

当店8月のランキングは以上の結果となりました。

 

8月も一番の話題はやはり芥川賞。受賞の2作『火花』(又吉直樹/文藝春秋)と『スクラップ・アンド・ビルド』(羽田圭介/文藝春秋) が上位にランクインとなりました。そして芥川賞の影響からか、はたまた夏休みで読書に没頭する人が多かった(?)からか、今月はおなじみの作家さんの小説がランキングをほぼ占める結果となりました。

 

その中で4位にランクインしたのは『日本のいちばん長い日』(半藤一利/文春文庫)。太平洋戦争で日本が降伏を決定した昭和20年8月14日の午後1時から、玉音放送が流された翌15日正午までの、政府の緊迫した24時間を描いたノンフィクションです。昭和史の第一人者である半藤一利さんが、綿密な取材と証言をもとに記したこちらの著書は、刊行されてから長い間読み継がれているロングセラーですが、映画化されたということだけでなく、8月であり、戦後70年であり、今の世の中の状況があるこの時期だからこそ、多くの方々の関心が集まったように思います。今こそじっくり読みたい1冊です。

 

また、ランク外からもうすぐトップ10の位置には、夏休みということもあり、たくさんの絵本やお子さま向けの本がランクインしていました。その中でも急上昇したのが「おりがみ」の本。『大人気!!親子で遊べるたのしい!おりがみ』(新宮文明/高橋書店 )は、子どもたちに実際にアンケートをとって人気のあった作品100点以上を掲載しているおりがみの本。定番の作品だけでなく、「携帯電話」や「ランドセル」などの新しい作品も多数掲載されており、見やすくてわかりやすく、遊び方やアレンジ方法まで紹介されています。 初めておりがみに挑戦する小さなお子さまには、同シリーズの『5回おったらできあがり!!はじめてのおりがみ』(新宮文明/高橋書店 )もオススメです。おりがみのように考えながら指先を使う遊びは、脳の発達に良い影響を与えるそうです。たまには親子で、または家族みんなで、ゆっくりおりがみを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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そして大人の方々の間で人気を集めているのが、「大人の塗り絵」と世界中で大ブームとなっている「コロリアージュ」(フランス語で「塗り絵」を意味します)。細密に描かれた美しい塗り絵ブックにハマる方が続出中です。黙々と無心に塗り続けることで、達成感を味わえ、ストレス解消にもなるようです。見た目が美しくパッと目を惹くデザインなのでプレゼントにもオススメです。コーナーもご用意していますので、ぜひ一度お手に取ってその世界を味わってみてください。

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9月に入って暑さも和らぎ、秋の風を感じるようになってきました。来月はどんなランキングになるでしょうか?9月のランキングもどうぞお楽しみに!

 

 

(津村)