夏休みワークショップ 「空気の発見」~目にみえないものをさわってみよう~を開催しました
夏休みも残り1週間ほど。たくさんの子どもたちが集まってくれました。
本日のワークショップのテーマは「空気」。目にも見えない、気にもしない、けど確かにそこにあるものについて、みんなで考えてみました。といっても難しいことは後回し。遊びながら、学校では教えてくれない科学の世界をちょっとだけご紹介しました。実験や工作を通して、身の回りにあるささいなものに科学を感じてもらおうというのが今回の狙いです。頭で完全に理解することはむずかしくても、「なんでこうなるの?」という疑問が芽生えてくれれば大成功。疑問を持つことから科学は始まります。
まずは空気ってほんとにあるのかな?確かめることからはじめます。
コップに入れたティッシュが濡れるかどうかやってみたり、ペットボトルに空気をどんどん詰め込んで、重さを量ってみたり。どうやら空気には形や重さがありそうだ。
つぎはへこんでしまったピン球にお湯をかけてみました。すると・・・元に戻った!空気は温度によって大きさが変わるらしい。
今度は、鈴を入れた容器からポンプを使って空気を抜いてみる。振ったら音が聞えたかな?空気は音を伝える役目もしているみたい。
空気のいろんな性質をみんなで見て、触れて、楽しく勉強しました。テレビでみるような実験を目の当たりにして目を丸くする子ども達。おおきくなったら今日の疑問を言葉で解決できるようになってね。
最後は空気を使って遊べるおもちゃ作りにも挑戦しました。
空気の力ですいーっと走るクルマとにょろにょろでてくるヘビ。うまく作れたかな?
講師に来てくださったのは、元小学校教員の平田先生。たくさんの実験と分かりやすい説明を、ちょっとお茶目なミステイクを交えながらおはなしして下さいました。ありがとうございました。
今日の実験は、こちらの本にも載っています。ご参考にしてみてください。
『空気と水のじっけん』(板倉聖宣・最上さちこ/仮説社)
(鳥居)