9月のおはなし会を行ないました & 10月のお知らせ

24日は十五夜でしたね。

私が空を見たときは、少し雲がかかっていて、ばっちりお月さまを見ることはできませんでしたが、おいしく月見団子はいただきました。 

 

9月のおはなし会の様子をお伝えいたします。

1ヵ月ぶりのおはなし会でしたが、今月はどんなおはなしが登場したのでしょう?

 

===プログラム

絵本 「ぺちゃくちゃばーぶー」 たかどのほうこ/こどものとも年少版10月号/福音館書店

絵本 「からすのカラッポ」 舟崎克彦/黒井健/ひさかたチャイルド

ひといき 「いないいないばあ」

絵本 「まほうつかいはおひるねちゅう」 白井三香子/神山ますみ/鈴木出版

絵本 「リンちゃんのプレゼント」 菊池俊/いたやさとし/文研出版

===

 

ひとつめのおはなしは「ぺちゃくちゃばーぶー」。

赤ちゃんことばって覚えていますか?

このおはなしは赤ちゃんことばが大活躍します。

f:id:keibunshabanbio:20180909022110j:plain

赤いベンチで編み物をしているおばあさん「誰かとおしゃべりしたいなあ」とつぶやくと、それを聞いていたのはそよかぜたち。

「赤いベンチに座っているおばあさん、誰かとおしゃべりできたらいいね」

そよかぜたちのおしゃべりが、木の葉に、鳥に、そして赤ちゃんへと伝わっていきます。

赤ちゃんが 「ばぶばぶ」とお兄ちゃんに伝えると、お兄ちゃんはそのことばをお母さんに。

赤ちゃんとお兄ちゃん、そしてお母さんは一緒におばあさんがいる赤いベンチへ。

おばあさんはおしゃべりすることができました!

 

ふたつめのおはなしは「からすのカラッポ」。

 お腹が「カラッポ」なからすのカラッポ。

おいしいものを探して飛んでいます。

見つけたのはかわいたとうもろこし。

でも、もっとおいしそうなものを見つけたら・・・と、とうもろこしは草むらにかくして次の場所へ。

f:id:keibunshabanbio:20180909022659j:plain

隠した場所は、ねずみの家のすぐ近く。ねずみは見つけたとうもろこしでパンを焼きました。

次にカラッポが見つけたのは野ぶどうのしげみ。これももっとおいしそうなものを見つけるかも、と木のうろに隠して次の食べものを探しに。

カラッポが隠したつもりの木のうろは、リスの家。リスはその野ぶどうでジャムを作りました。

ねずみとリスはピクニックへ行く予定でした。にひきのパンとジャムを合わせると、ジャムサンドに。

にひきがおいしそうなものを食べているのを見つけたカラッポ。

わけてもらってカラッポはびっくり!

カラッポ、ちょっと工夫をすればこんなに素敵なごはんにありつけたんですよ!

 

ここでちょっとひといき。

「いないいないばあ」で遊びましょう。

「いないいない ばあ」と言ったらいつもの「いないいないばあ」

f:id:keibunshabanbio:20180909023341j:plain

「いないいない しゅわっつ」と言ったら「しゅわっつ」ポーズをとります。

f:id:keibunshabanbio:20180909023403j:plain

みんな、素敵なポーズです!

 

みっつめのおはなしは「まほうつかいはおひるねちゅう」。

魔女が昼寝する場所を探して森にやってきました。

魔女は森の動物たちが大好きな木でお昼寝をはじめます。

そこに、リスの子どもがハーモニカの練習にやってきました。

ぱぷぱぷと鳴るハーモニカに魔女は「うるさい!」と禁止の立て札をつくります。

続いてやってきたうさぎのお母さんたちは、編み物をしながらぺちゃくちゃおしゃべり。

魔女はこれも「うるさい!」

魔女は気持ちよくお昼寝をするために「あれをするな」「これをするな」と、どんどん立て札を立てていきます。f:id:keibunshabanbio:20180909023528j:plain

困った動物たち。大好きな木の下で遊べません。

動物たちはどうやっていじわる魔女から、みんなの木を取り戻すのでしょうか?

 

さいごのおはなしは「リンちゃんのプレゼント」。

今日はリンちゃんのお友だちのお誕生日パーティー。

リンちゃんは歌をつくるのがとっても上手なので、友だちに歌をプレゼント。

そこにゾウとオオカミがやってきて、リンちゃんをある頼みごとのために連れ去ってしまいます。

動物たちの「うまいのか?」「うまい」、「お腹を空かせて待っている」という言葉にリンちゃんはドッキーン。

f:id:keibunshabanbio:20180909024616j:plain

ゾウとオオカミがリンちゃんを連れ去ったのは、食べるため?

リンちゃんはどうなってしまうのでしょうか?

 

今月のおはなし会はこれでおしまい。

涼しくなってきたので、「ぺちゃくちゃばーぶー」みたいに、おしゃべりしにでかけるのも素敵ですね。

 

来月はどんなおはなしに出会えるでしょう?

皆さまのご来店をお待ちしております。

 

===

10月のおはなし会

1014日(日)午後時から(予約不要/参加無料)

 ===

 

(大川)

「レオ・レオーニ」絵本フェアはじまりました。

f:id:keibunshabanbio:20180722135728j:plain

当店にて絵本作家「レオ・レオーニ」のフェアがはじまりました。

8月11日(土)より伊丹市立美術館では「みんなのレオ・レオーニ展」が開催されます。「スイミー」や「フレデリック」「あおくんときいろちゃん」など、世代を超えて親しまれるたくさんの絵本たち。教科書にも掲載されているので、みなさま一度は読んだことがあるかもしれません。f:id:keibunshabanbio:20180722160142j:plain

小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、自分らしく生きることを学んでいく物語を、様々な技巧を用いて描くレオ・レオー二。絵本原画や、アートディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など、幅広い活動が約200点の作品で紹介されるそうです。

そして今回はなんと『スイミー』の幻の原画も来日!5点の原画は絵本の絵とは少し違うとか。これは見ものですね。f:id:keibunshabanbio:20180722155843j:plain

 

当店でもレオ・レオーニの絵本をずらっと揃えました。また、紙モノの雑貨やグラス、マグカップ、マスコット、トランプや折り紙、マスキングテープなども並んでいます。

f:id:keibunshabanbio:20180722135749j:plain

f:id:keibunshabanbio:20180722135742j:plain

 

チラシと割引券も少しですがご用意しています(チラシは絵違いで3種類あります)。

この機会にぜひレオ・レオーニの絵本の世界をお楽しみくださいませ。

f:id:keibunshabanbio:20180722160245j:plain

 

 

◆「レオ・レオーニ」絵本フェア

日程:7月22日(日)~

場所:恵文社バンビオ店 フェアスペース

 

 

(津村)

 

 

7月のおはなし会を行ないました & 9月のお知らせ

毎日ほんとうに暑いですね。

すぐにつめたーいものが食べたくなってしまいます。

 

『ノラネコぐんだんアイスのくに』/工藤ノリコ/白泉社

f:id:keibunshabanbio:20180722013847j:plain

「ニャ―、アイスおいしそう。ニャー、アイスたべたいね」

とノラネコぐんだんがのぞくのはアイスクリームパーラー。

日々アイスが作られているという寒い寒い「アイスのくに」、真夏にみるとなんだか涼しそう・・・。

いつもどおりひっかきまわすノラネコぐんだんにクスッ、そしてアイスが食べたくなってしまう絵本です。

 

さて、今月も恒例のおはなし会を開催いたしました。

今回は夏らしい絵本も登場しました!

 

===プログラム

てあそび 「はじまるよ」

絵本 「ありとすいか」 たむらしげる/ポプラ社

絵本 「くまくんと6ぴきのしろいねずみ」 クリス・ウォーメル/吉上恭太/徳間書店

絵本 「やさいのおなか」 きうちかつ/福音館書店

てあそび 「キャベツのなかから」

絵本 「おじさんのかさ」 佐野洋子/講談社

大型絵本 「へんしんトンネル」 あきやまただし/金の星社

===

 

最初のおはなしは「ありとすいか」。

あつーい夏の日には、水分たっぷり、甘いスイカが最高です。

それはありたちも一緒みたい。

物語は、ありが大きな、一切れのスイカを見つけるところから始まります。

なんとか巣に持ち帰ろうとしますが、スイカは重くてびくともしません。

困ったありたち。

さあ、ありたちはどうするのでしょう?

f:id:keibunshabanbio:20180708021929j:plain

 

ふたつめのおはなしは「くまくんと6ぴきのしろいねずみ」。

ぬいぐるみのくまくんが歩いていると、森の中から鳴き声が。

6ぴきの白いねずみが森の中で迷子になっていました。

夜の森はとっても危険!

フクロウやキツネやヘビがねずみを食べようと出てきます。

くまくんは知恵をしぼって、ねずみたちを助けようと頑張ります。

f:id:keibunshabanbio:20180708022153j:plain

恐ろしい動物たちがやってくると、くまくんは「みんなまるくなって!しっぽをかくして!」

そしてねずみがいないか聞かれると、

「ここにはふわふわどりのたまごしかないけどなあ」などと、だましていきます。

さあ、くまくんとねずみたちは無事に森から出られるでしょうか?

 

つづいて「やさいのおなか」。

野菜のおなかが、白黒で描かれています。

さあ、なんの野菜でしょう?f:id:keibunshabanbio:20180708023041j:plain

大人の方にも難しいとうわさのこの絵本。

みんなどんどん答えていきます!

玉ねぎと間違える人続出という問題も

「ネギ!」とばっちり大正解!!

みんなたくさんお手伝いをしているのかな?

 

キャベツのおなかもあったので、「キャベツのなかから」。

 ちょっと一息つきましょう。

f:id:keibunshabanbio:20180708023505j:plain

「ちょうちょになりました~♪」

ひらひら~。

 

よっつめのおはなしは「おじさんのかさ」。

おじさんは自分のかさが大好き。

大好きすぎて、雨にぬらしたくない、と雨が降っても「ちょっと失礼」と人のかさに入れてもらって、自分のかさはさしません。

しかしある雨が降ってきた日。

「あめがふったらポンポロロン。

あめがふったらピッチャンチャン。」

かさにあたる雨音の歌を聞いて、おじさんもかさをさしてみたくなります。

f:id:keibunshabanbio:20180708023938j:plain

雨が降ったら、ぜひかさをさして、楽しんでくださいね。

 

最後のおはなしは「へんしんトンネル」。

大型絵本でお送りします。

かっぱがトンネルを通ると、「かっぱ かっぱ かっぱ・・・」が

「ぱっか ぱっか ぱっか」と馬になって出てきます!

では、ゴリラは?

「ウホ ウホ ウホ」が「ホウ ホウ ホウ」になって、フクロウに!

みんなで盛り上がりました!

 

今月のおはなし会はこれでおしまい。

 

8月のおはなし会はお休みさせていただきます。 

9月のおはなし会でお会いできるのを楽しみにしております!

 

===

9月のおはなし会

日(日)午後時から(予約不要/参加無料)

 ===

 

(大川)