2月のおはなし会を行ないました & 3月のお知らせ

寒さも緩み、だんだん春めいてきました。

 

2月のおはなし会の様子をお届けいたします。

今回のおはなし会は、なんだかおなかが空いてきそうです。

 

===プログラム

手あそび 「まほう」

絵本 『まるくておいしいよ』 小西英子/福音館書店

絵本 『マフィンおばさんのぱんや』 竹林亜紀/河本祥子/福音館書店

絵本 『ふゆってどんなところなの?』 工藤ノリコ/学研プラス

手あそび 「拍手」

絵本 『バナナじけん』 高畠那生/BL出版

大型絵本 『きんぎょがにげた』 五味太郎/福音館書店

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今回のおはなし会は、いつもとは違う手あそびからスタート。

「まほう まほう くっついたらはなれない♪」f:id:keibunshabanbio:20180211021709j:plain

さあ、どんなおはなしが始まるのでしょう?

 

ひとつめのおはなしは、『まるくておいしいよ』。

ページを開くと、赤い丸がひとつ。

「これなーんだ?」

「りんご!」「トマト!」

なかなかあたりません。 

こたえはなんとチョコケーキ。

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緑色の大きな丸は?

「すいか!」

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大正解!!

まあるい食べもの、とってもおいしそうです。

 

ふたつめのおはなしは、『マフィンおばさんのぱんや』。

町には、とってもおいしいパンを作る、マフィンおばさんのぱんやがありました。

地下室で作られるマフィンおばさんのパンはとっても魅力的!

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夜、アノダッテは、こっそり地下室に下りて行き、パンを作ることにします。

町中の人が食べられるようにたくさんの材料を混ぜ合わせて、たっぷりのチョコレート、ほしぶどう、ジャム入りの大きな大きなぱんだねを作ります。

ぱんだねを窯に入れ、アノダッテはついうとうと。

その間に、パンはどんどん どんどん大きくなって、窯からあふれ出し・・・。

さあ、アノダッテ、マフィンおばさん、そしてパンはどうなるのでしょうか?

 

みっつめは、『ふゆってどんなところなの?』。

のらねこぐんだんシリーズでおなじみの工藤ノリコさんの絵本です。

クマの子たちはお父さんに聞きます。

「ふゆってどんなところなの?」

お父さんの答えは、「とってもおなかがすくところ」。

だから、眠って春を待ちます。

しかし、クマの子たちは目が覚めてしまいます。

「ここはもう冬かしら? おなかが空いて困るのかしら?」

外に出てみると・・・

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大きなアイスクリームや、わたあめ、マシュマロ、プリンなどなど。

クマの子たちにとって冬は「お菓子がたくさんあるすてきなところ」でした!

皆さまにとって、冬ってどんなところでしょうか?

 

ここでちょっとひと休み。手あそび「拍手」で体をほぐします。

 

続いて、またまた食べもののおはなし。『バナナじけん』です。

たくさんのバナナを積んだ車。

車がバナナを落としていきます。

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サルがパクッと食べて皮をポイッ。

それを踏んだウサギがドテッ。

ワニはバナナの皮を背中にペチャッ。

車はどんどんバナナを落としていって・・・。

リズムの良い言葉も面白い絵本です。

 

最後のおはなしは『きんぎょがにげた』。

五味太郎さんの『きんぎょがにげた』の大型絵本です。 

ページをめくると、すぐに「いた!」

みんな見つけるのがはやいはやい!

 

今月のおはなし会は、これでおしまい。

おいしそうなおはなしがたくさんのおはなし会でした。

 

来月はどんなおはなしに出会えるでしょう?

皆さまのご来店をお待ちしております。

 

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3月のおはなし会

11日(日)午後時から(予約不要/参加無料)

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(大川)

絵本「はじめての発見」シリーズ全巻フェアを開催しています

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フランス生まれの絵本「はじめての発見シリーズ」全巻フェアを開催しています。

 

世界31ヶ国でベス トセラーとなっているフランスのガリマール・ジュネス社の「はじめての発見」シリーズ。

動物、鳥、魚、虫、花、樹、自然、天体、人間、五感、乗り物、色、数、音楽、スポーツ...。子どもたちがはじめて出会う世界を小さなジャンル別に表現した、美しい図鑑のような絵本です。

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中にはさみ込まれた透明フィルムのページをめくると、好奇心をそそる巧みなしかけによって絵が一変し、思いがけない驚きの世界が表れます。見て、読んで、めくって、さわって、驚いて、考えて……子どもたちが自ら本に参加できる楽しさがあふれる絵本です。

美しくリアルなビジュアルに、子どもはもちろん大人も引き込まれるはず。あれもこれも集めたくなります。

贈り物にも喜ばれそうです。

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今回のフェアでは全50種類をずらっと並べました。圧巻です。全て見本をご用意していますので、ぜひいろいろとページをめくってみてくださいね。そしてお気に入りのものを見つけてみてくださいね。

ごゆっくりお楽しみください。

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(津村)

「ふりかけをつくってみよう」ワークショップを開催しました。

加藤休ミさんが絵を担当した子どものための実用書『おいしくたべる』の原画展。

1月21日(日)には「おいしくたべる」ことをみんなでもっともっと楽しむために、装丁を担当した矢萩多聞さんと一緒に「ふりかけをつくってみよう」ワークショップを開催しました。1歳から小学生までの10組の親子が参加してくれ、とても賑やかな楽しい時間となりました。以下その様子をお届けします。

 

まずは多聞さんから材料の説明です。ごま、のり、かつおぶし、わかめ、ひじき、じゃこなどの定番の具の他に、干しえびやニンジン、大根の葉、昆布茶、ひまわりの種、粉チーズまで!多聞さんの実験結果によると、欲張っていろいろなものを混ぜすぎるより、3種類くらいの材料とお好みでごまやのり、かつおぶしなどを混ぜるのがベストだそうです。

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みんな思い思いに好きな材料を選んでスプーンでカップにいれていきます。すり鉢もあるのですりごまにも挑戦。はじめてなのにみんな上手!

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よくまぜたら味見。しょっぱい!うすい!にあわせて味を調整していきます。自分好みのマイブレンドふりかけができました。

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袋につめたら、オリジナルのラベルを作ります。絵を描いたり、名前をつけたり、自分の名前入りのふりかけにしたり。

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最後はみんなで試食。ちいさなおにぎりにふりかけていただきまーす!

小さなお子さんもぱくぱく。お昼時だったのでふりかけだけをばりばり食べるおにいちゃんたちも。おいしくできたかな?

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みんなで自分のたべるものについて頭を使って考え、手を使って作ってみる、充実の時間となりました。

ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

 

(津村)