2018年7月ランキング

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1  椿落つ(佐伯泰英/文春文庫)

2  下町ロケット ゴースト(池井戸潤/小学館)

3  スタンフォード式疲れない体(山田知生/サンマーク出版)

4  AIのサバイバル(ゴムドリCo. 文・韓賢東 絵/朝日新聞出版)

5  ユートピア(湊かなえ/集英社文庫)

6  あの家に暮らす四人の女(三浦しをん/中公文庫)

7  医者が教える食事術最強の教科書(牧田善二/ダイヤモンド社)

8  下町ロケット ガウディ計画(池井戸潤/小学館文庫)

9  水ボールをつくろうBOOK(宝島社)

10 あおいよるのゆめ(ガブリエーレ・クリーマ/WORLD LIBRARY)

 

7月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/7/1〜7/31)

 

1位は『椿落つ』(佐伯泰英/文春文庫)。

第1位は佐伯泰英さんの人気時代小説「新・酔いどれ小籐次」シリーズの第11弾。剣の達人にして無類の酒好き「酔いどれ小籐次」の活躍を描く痛快シリーズです。今回の物語では、伊勢参りで出会った三吉を救うため、小籐次と駿太郎が死闘を繰り広げます。8月3日にはシリーズ最新刊の12弾『夏の雪』が発売になっています。こちらもお見逃しなく。

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2位は『下町ロケット ゴースト』(池井戸潤/小学館)。

池井戸潤さんの大人気シリーズ「下町ロケット」の第3弾が2位にランクイン。佃製作所の新たな挑戦を描きます。10月からドラマ化もされるそうです。ちなみに8位には第2弾の『下町ロケットガウディ計画』もランクインしています。夏の季節は何となく、こんな夢と希望あふれる物語に浸りたくなります。

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3位は、『スタンフォード式疲れない体』(山田知生/サンマーク出版)。

世界最高学府であり、世界最強のスポーツ大学とも賞されるスタンフォード大学。そんなチームを支えるスタンフォードスポーツ医局の最新回復知見をまとめた本書。スタンフォードスポーツ医局に最長在籍するリカバリーのプロの著者が、呼吸、運動、食事、日常動作、入浴、睡眠などあらゆる角度から、究極のコンディショニング法を明かします。今年の夏の異常な暑さでぐったり疲れた体に。

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9位は、『水ボールをつくろうBOOK』(宝島社)。

夏休みのこの時期に人気の1冊がこちら。水が数秒でプルップルのボールに!食品や化粧品にも使われている不思議な粉を水に溶かし、絵の具やラメ、蓄光パウダーを使ってカラフルでかわいい水ボールが作れるキットです。付属の星型を使えば星の形の水ボールも。水ボールの仕組みや自由研究のまとめ方も載ったミニブックも付いています。楽しく遊びながら学べる水ボール作り。夏の思い出に。

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10位は、『あおいよるのゆめ』(ガブリエーレ・クリーマ/WORLD LIBRARY)。

イタリアでたくさんの子どもに愛されている、スライドのしかけを動かして遊ぶ絵本「ちいさな ゆびで」シリーズの1冊です。指1本で夜空に星を浮かべたり、空に虹をかけたり、チューリップに色をつけたり...。すぐに痛みがちなしかけ絵本ですが、こちらは厚い紙でできたボードブックなので丈夫な作りです。やさしいことばと楽しいしかけは、はじめての絵本にもおすすめです。

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以上、7月のランキングでした。

夏休み真っ只中の8月。次回のランキングもお楽しみに!

 

(津村)

 

 

バンビオのお店便り 7月第3週

毎日38度を超える酷暑が続いております。本当に一昔前には考えられないような夏になりましたね。

元々冷え性なので、夜はクーラーをつけず家族とは別に窓辺のベッドで眠るのですが、家族が朝方、私の生存確認をするのが、最近の日課となっております。

 

今週のバンビオの本棚より

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『いいね あなたの中の「水と塩」問題』クレヨンハウス

『&Premium 心地のいい暮らし、を考えてみた。』マガジンハウス

いいね、の特集は毎号楽しみなのですが、今回は料理家の冷水三希子さんが表紙ですね。こだわりのお塩やお水の特集もあり、荻野恭子さんの水と塩を使ったお料理もご紹介されています。

&Premiumは住まいについて。東京と地方、二拠点生活の特集が興味深い内容です。

 

新刊より

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チャイ、美味しいですよね。インド式ミルクティの奥深い世界へようこそ。自宅で楽しめる本格的な指南書です。アイスチャイも手づくりは格別。冷蔵庫に冷やしてある日は、家に変えるのが待ち遠しくなります。とっても美味しいレシピ。紅茶やスパイスにこだわると、独自の味が。

つづきまして

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KINFOLKにつづき、KU:NELも髪型の特集ですね。

最近はグレイヘアを楽しまれるご夫人も、増えてきたように思います。フランスのマダムのさりげないアレンジとか、憧れますよね。自然なのに美しいです。

雑貨コーナーでは..

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暑いので、綿麻の涼し気なもんぺや、鳥獣戯画の文様の丸竹うちわ、アウトドアに必須のお子さまにも優しい天然成分のボディスプレーなどが入荷いたしました。暑気払いに、ぜひご覧下さいませ。

 

最後に気になる本を1冊ご紹介

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『江戸の快眠法』晶文社

 

暑くて寝苦しい夜が続いております。でも睡眠をしっかりとらなければ、やはり夏には勝てません。睡眠は大切ですね。

それでは、また。

 

星山

 

2018年6月ランキング

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1  幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば(前田まゆみ/創元社)

2  異郷のぞみし(佐伯泰英/双葉文庫)

3  人魚の眠る家(東野圭吾/幻冬舎文庫)

4  続々ざんねんないきもの事典(今泉忠明/高橋書店)

5  小さくても勝てます(さかはらあつし/ダイヤモンド社)

6  羊と鋼の森(宮下奈都/文春文庫)

7  漫画君たちはどう生きるか

  (吉野源三郎 著・羽賀翔一 絵/マガジンハウス)

8  医者が教える食事術最強の教科書(牧田善二/ダイヤモンド社)

9  オンネリとアンネリのおうち

  (マリヤッタ・クレンニエミ 作・マイヤ・カルマ 絵/福音館書店)

10 世界を変えた100人の女の子の物語

  (エレナ・ファヴィッリ、フランチェスカ・カヴァッロ/河出書房新社)

 

6月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/6/1〜6/30)

 

1位は『幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば』(前田まゆみ/創元社)

5月のランキングに引き続き、当店にて原画展を開催させていただいた前田まゆみさんの書籍が1位に。名言や言い伝え、物語など、世界の美しい言葉を50個セレクトし、それに対する日本語の訳と、前田さんならではの温かい絵が添えられています。ぜひページを開いてみてください。きっと気になる言葉に出会えるはず。自分用にはもちろん、贈り物にも喜ばれる一冊です。(6月の大人の朗読会の様子はこちらから。)

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3位は『人魚の眠る家』(東野圭吾/幻冬舎文庫)

東野圭吾さんの作家デビュー30周年記念作品として発売された『人魚の眠る家』が文庫になりました。娘の小学校受験が終わったら離婚する...そう約束していた仮面夫婦の二人に届いた突然の悲報。「娘がプールで溺れた」。病院で彼等を待っていたのは、「おそらく脳死」という残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られます。過酷な運命に苦悩する母親の愛と狂気やいかに!今年の11月には映画も公開されるとか。これからますます注目されそうな一冊です。

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9位は『オンネリとアンネリのおうち』(マリヤッタ・クレンニエミ 作・マイヤ・カルマ 絵/福音館書店)

映画化にあわせて当店でパネル展を行った、フィンランドで長く愛され続けている児童書『オンネリとアンネリのおうち』がランクイン。なかよしの女の子オンネリとアンネリは、夏休みのある日「正直な拾い主さんにさしあげます」と書かれた封筒をひろいました。中に入っていたのはたくさんのお金。家族の誰にもかまってもらえず、いつもひとりぼっちだったふたりは、そのお金でふたりだけのおうちを買うことにしました。ふたりだけの暮らしがはじまります。女の子の憧れがぎっしりつまった夢のような物語。7月14日からは 京都シネマさんでも映画が公開されるようです。小さな女の子・オンネリとアンネリが遭遇するドキドキワクワクの楽しくて幸せな夏の物語をぜひ。

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10位は『世界を変えた100人の女の子の物語』(エレナ・ファヴィッリ、フランチェスカ・カヴァッロ/河出書房新社)。

スーパーモデル、活動家、バレリーナ、数学者、大統領...など、世界各国で活躍した100人の女性の物語が描かれた一冊です。原書はクラウドファウンティングにより出版されているとか。それぞれの女性の物語とともに描かれた、世界中のイラストレータ-による個性的な肖像画も、なんとも豊かでパワフルで魅力的です。大きな夢を持ち、自分の力を信じて道を切り開いた100人の女の子が、あなたにもきっと勇気を与えてくれるはず。もしかしたら自分に似た誰かに出会えるかもしれませんよ。子どもが読んでも大人が読んでも一緒に読んでも、楽しくポジティブになれる素敵な本です。

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以上、6月のランキングでした。

7月のランキングもお楽しみに。

 

(津村)