12/17 たけうちちひろさんとワークショップを行いました
12月2日(土)から17日(日)にかけて、当店にて原画展を開催した絵本『ぼくのつくりかた』(出版ワークス)。カラフルでかわいらしくも、細かく緻密に丁寧に作り込まれた切り絵の世界が広がります(詳細はこちら)。
12月17日(日)は作者である絵本作家で切り絵作家のたけうちちひろさんをお招きして、切り絵でオリジナルフレームを作るワークショップを行いました。
以下その様子をお届けします。
「クリスマスツリー」「木とふくろう」の2種類の型紙から好きな方を各々選んだら早速スタート。専用のカッターを使い、まずは型紙通りにフレームを切っていきます。紙が厚くて切るのがなかなか大変。みなさん徐々に集中していきます。カッターに初めて挑戦する子どもたちもがんばります。
その後は切ったところに後ろから色紙やトレーシングペーパーを貼っていきます。後ろからライトをあてた時に光が通るように、透ける部分のバランスや色合いなどを考えながら貼ります。色選びにも個性が出ますね。同じツリーでも緑色だったり、雪が積もってるような水色だったり。同じ葉っぱでも鮮やかな色合いを選ぶ方もいれば、淡い色合いを選ぶ方も。
そして、色紙で飾りも作ります。こちらも個性的。ブーツやリボン、かわいい女の子やお月さま、どんぐり、なんと恐竜まで!お互い覗きあっては「すてき」「かわいい」の言葉が。
手を動かしているうちにどんどんアイディアが湧いてくるとともに、どんどんのめり込んでいきます。凝りだしたらいくら時間があっても足りない!特に親子一緒にあーだこーだと話しながら手を動かして作り上げていく姿はとても印象的でした。何よりの思い出ですね。
オリジナルな素敵なフレームがたくさんできあがりました。どれも味があります。後ろからLEDライトで照らすとまたいい雰囲気。クリスマスの時期にぴったりのインテリアになりますね。今回のワークショップをきっかけに、またお家でも楽しんでいただければと思います。
ワークショップ終了後はサイン会も。わざわざ遠方からお越しいただいた方やお手紙をお持ちいただいた方まで。ひとりひとりたけうちさんとお話をされながら過ごす和やかな時間となりました。
また、当日お越しにになれなかった方のために『ぼくのつくりかた』のサイン本もいただきました。こちらは数に限りがありますので欲しい方はお早めにどうぞ。
クリスマス前のとても賑やかで和やかな楽しい時間となりました。ご参加いただいたみなさま、たけうちさん、ありがとうございました!
(津村)
11月のおはなし会を行ないました & 12月のお知らせ
毎日寒いですね。
そろそろ動物たちは冬ごもりでしょうか。
『ふゆじたくのおみせ』(ふくざわゆみこ/福音館店)は題名の通り、冬支度のおはなしです。
大きなクマさんは小さなチョッキ、小さなヤマネくんは大きなセーターを買うためにどんぐりを集めます。
大切な人に贈り物をしたくなってしまうかも?
絵もかわいくて、ほっこりする絵本です。
さて、11月のおはなし会の様子をお届け致します。
今月も楽しいおはなし会になりました!
===プログラム
絵本 『あなたがとってもかわいい』 宮西達也/金の星社
絵本 『いま、なんさい?』 ひがしちから/BL出版
絵本 『なむちんかむちん』 柳生弦一郎/福音館書店/こどものとも 2017年7月号
絵本 『うんち』 いもとようこ/金の星社
絵本 『ノンタンがんばるもん』 キヨノサチコ/偕成社
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赤ちゃん連れの方が多かったので、赤ちゃんとお母さんが主役の絵本を。
ひとつめのおはなしは『あなたがとってもかわいい』です。
赤ちゃんってかわいいですよね。
にこにこ顔はもちろん、怒った顔も、くしゃみした顔、そしてあくびした顔も、どんな顔もかわいい。
でもそれは、赤ちゃんだからではなく、大好きなわが子だからこそなんだな、と思える絵本です。
ふたつめのおはなしは『いま、なんさい?』。
今日5歳になったゆきちゃん。
先生たちに「わたしはいま、なんさいでしょうか?」と聞いて回ります。
しかし・・・
みちこ先生は「おやさい」「はくさい」「ちんげんさい」
かおり先生は「あじさい」「ちいさい」「ちんげんさい」
園長先生までが「サイ」
「さい」がつく言葉っていろいろあるんですね。
「私は○○さい!」とみんなで考えてみても面白いかもしれません。
みっつめのおはなしは『なむちんかむちん』。
なすびの子、かぼちゃの子、そらまめの子、とうがらしの子が遊んでいると、かぼちゃのばあちゃんがやってきました。
「はやく大きくなりたいか?」と聞くばあちゃん。
野菜の子どもたちは「なりたい」と答えます。
「なむちんかむちん なむちんかむちん おおきなれ おおきなれ」
とばあちゃんが呪文を唱えると・・・
ほんとうに大きくなりました!
しかし、そらまめの子は大きくなりすぎてしまいます。
ちょうどいい大きさに戻ることはできるのでしょうか?
続いて『うんち』。
小さなアリは小さな、大きなゾウは大きなうんち。
なんと、カタツムリは食べたものの色のうんちが出るんです。
動物の種類、体の大きさ、食べものによって形も、色もこんなに変わるんですね。
最後のおはなしは『ノンタンがんばるもん』。
おなじみ、あのノンタンの絵本です。
ブランコから落ちてみみをケガをしてしまったノンタン。
「痛いよー」と泣くノンタンをみんなで病院へ連れて行きます。
ノンタンは注射をすることになりますが・・・
ノンタン、頑張れるのでしょうか?
11月のおはなし会はこれでおしまい。
12月はどんなおはなしに出会えるでしょう?
皆さまのご来店をお待ちしております。
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12月のおはなし会
12月10日(日)午後2時から(参加自由)
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(大川)
たけうちちひろ『ぼくのつくりかた』原画展&ワークショップのお知らせ
そこは、音があふれる迷路のような工場
あか、あお、きいろ、みどり…
ロボットがいろとりどりの材料をはこんでいくと?
カラフルな動物のできあがり!
12月2日(土)から、たけうちちひろさんの切り絵絵本『ぼくのつくりかた』の原画展を開催します。
絵本作家・切り絵作家の枚方市在住のたけうちちひろさん。2015年と2016年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選し、世界各国で絵本を出版しています。絵本や切り紙の本を制作する他、こども造形絵画教室や保育園の工作指導などでも活躍されています。
今回展示する『ぼくのつくりかた』(出版ワークス)は、2016年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選した作品。今年の春に待望の日本発売となりましたが、それに先駆けてイタリアやフランス、その他英語圏で『How I was made?』(原題)として既に発売され、世界各国で親しまれています。
楽しい音があふれる工場。色とりどりの材料が迷路のような工場で次々と動物に変身します。ん?よく見るとあの部分がこっちのこの部分になるのか!と驚きの嬉しい発見も。機械の細かいパーツやロボットなど、カラフルで緻密にデザインされた切り絵は圧巻。大人も子どもも一緒にすみずみまでじっくり眺めて楽しめる絵本です。
細部まで切り絵で丁寧に作り込まれた、かわいくてちょっと不思議な色と音の世界。その貴重な原画をどうぞじっくりとお楽しみください。 オリジナルの雑貨や洋書、切り絵の本やキットなどもあるので、あわせてどうぞ。
また、12月17日(日)にはたけうちさんを講師に、切り絵でクリスマスのオリジナルフレームを作るワークショップを開催します。クリスマスにぴったりのかわいらしいフレームをみんなで一緒に作りませんか?絵本と一緒にたけうちさんの切り絵の世界をぜひ体感してみてください。終了後にはサイン会も予定していますのでお楽しみに(詳細は下記をご確認ください)。
皆さまのご参加をお待ちしております!
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■たけうちちひろ『ぼくのつくりかた』原画展
とき:12月2日(土)-12月17日(日)
ところ:恵文社バンビオ店 店内
協力:出版ワークス
■ワークショップ「切り絵でクリスマスオリジナルフレームをつくろう」
日:12月17日(日)
時間:①午前の部 11:00〜12:30
②午後の部 13:00〜14:30
講師:たけうちちひろ
参加費:おひとり様1,500円(材料ひとり分につき)
定員:各回10名
年齢:はさみを使えるお子様から(小学生以下のお子様は保護者同伴でお願いします)
申込方法:12月2日より店頭にて直接お申し込みください(定員になり次第終了)
※ツリー以外の型紙もご用意しています。
※はさみの他にカッターも使用しますので、小さなお子様同伴の場合は十分に注意いただいた上で保護者の方にお取り扱いいただきますようお願いいたします。
■サイン会
日時:12月17日(日)14:30頃〜
※12月2日(土)からの原画展開催中に、当店にてたけうちちひろさんの書籍をお買い上げいただいたお客様にサイン会整理券をお渡しいたします。整理券と購入した書籍をご持参の上ご参加ください。
※整理券は当日書籍をお買い上げのお客様にもお渡しいたします。
※サイン会のみもご参加いただけます。
(津村)