11月のおはなし会を行ないました & 12月のお知らせ
秋も深まり、どんどん寒くなってまいりました。
ほかほか、ほくほく焼きいもの絵本・・・もいいですが、冬の絵本も並び始めました。
いろんなクリスマスの絵本、そろえております。
さて、11月のおはなし会の様子をお伝えいたします。
ガラシャ祭りの日でしたが、今月もたくさんの方にご参加いただき、楽しいおはなし会になりました!
===プログラム
てあそび 「はじまるよ」
絵本 『たべたのだあれ』 五味太郎/文化出版局
絵本 『かくしたのだあれ』 五味太郎/文化出版局
絵本 『じゃがいもポテトくん』 長谷川義史/小学館
絵本 『おかしのくに』 タチアナ・A・マーヴリナ/宮川やすえ/福音館書店
絵本 『このおみせなあに』 はたこうしろう/ポプラ社
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今月のおはなし会はてあそび「はじまるよ」から。
「1と1で忍者だよ ドロン♪」
まずは、五味太郎さんの絵本『たべたのだあれ』と『かくしたのだあれ』で楽しみましょう。
動物たちの一部が食べたもの、隠したものになっているこの絵本。
みんな見つけるのがはやいはやい!
秋の行事でおなじみのいもほり。
いもほりといえばさつまいもですが、今回はじゃがいもの絵本を。
『じゃがいもポテトくん』です。
じゃがいもの家族が八百屋で売られています。
でも、ずっと一緒に暮すことはできません。
はじめに買われていったのは、お父さん。
「じゃーむすー、げんきでなー」
悲しいはなしです・・・。
つぎつぎと買われていく家族たち。
とうとうじゃーむすも買われて行きます。
そしてとある幼稚園。
みんながお弁当箱を開けると・・・。
今日買ったじゃがいも、もしかしたらじゃーむすの家族のひとりかもしれません。
続いて『おかしのくに』。
作者タチアナさんは、ロシアの伝統的なビスケットの木型からインスピレーションを得て、この絵本を描いたのだそうです。
ねこがこねこのためにビスケットを焼きましたが、ビスケットはみんな逃げてしまいます。
羊飼いのビスケットは、丘の上にビスケットの家を建てます。
ミルクの川が流れ、岸はゼリー。
川を泳ぐ魚もビスケット。
おかしのくにの様子がノスタルジックな絵で描かれています。
ひょいとつまんだらなんともおいしそうな絵本です。
『おかしのくに』の読み聞かせのあとは、ビスケットに見立てた色画用紙の雪だるまに、顔を描いたり、色をつけたりもして楽しみました!
さいごのおはなしは、『このおみせなあに』。
クマの子、クーとマーは、お買い物へ行きます。
「いらっしゃいませ いらっしゃいませ」
お店にずらりと並んだ品物の数々。
本屋さん、続いて果物屋さん、その次は八百屋さん、パン屋さん・・・といろいろなお店でお買い物していくクーとマー。
しかし、買い物のし過ぎでとうとう持ちきれなくなってしまいます。
クーとマーがとった驚きの行動とは?!
今月のおはなし会はこれでおしまい。
来月はどんなおはなしに出会えるでしょう?
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
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12月のおはなし会
12月9日(日)午後2時から(予約不要/参加無料)
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(大川)
谷口智則さん スペシャルおはなし会&ミニライブペインティング開催しました
11月18日まで開催していた『ゴリラのくつや』原画展。
11月4日には、作者の谷口智則さんにご来店いただき、おはなし会とミニライブペインティングをしていただきました。
以下、盛り上がったイベントの様子をお伝えいたします。
はじめのおはなしは、『ゴリラのくつや』。
ゴリラのとうちゃんはみんながあったらいいなと思うくつをつくってくれます。
チーターはもっと速く走れるくつ。
シロクマは氷の上でも足が冷たくならないくつ。
「ぼくにはどんなくつがにあうんだろう」
そこで考えたのは、空を飛べるくつ。
とうちゃんは空を飛べるくつ、つくってくれるのでしょうか?
ゴリラのとうちゃんの愛情があったかい絵本です。
ふたつめのおはなしは、『くいしんぼうのクジラ』。
くいしんぼうのクジラは、いただきますが大好きで、ごちそうさまが大嫌い。
まずは海の魚を「いただきまーす」
魚の名前、言えるかな?
元気いっぱい手があがりました。
海の魚は食べ飽きたクジラ。
川の魚も食べてみたい、と川をのぼっていきます。
「いただきまーす」
次は、陸の食べもの、その次はパン、さらに・・・。
そんなに食べて、クジラ、大丈夫なのでしょうか?
さいごのおはなしは、『100にんのサンタクロース』。
100人のサンタクロースが暮らす街では、みんなで力を合わせてクリスマスの準備をします。
クリスマスツリーを育てたり、クリスマスの日が素敵な天気になるように練習したり。
一番大変なのは、プレゼントの準備です。
そんなサンタクロースたちにとって、クリスマスは特別な日。
プレゼントを配り終わったあとは・・・?
絵には実際に100人のサンタクロース、100のお家が描かれているそうです。
みんなで数えてみました。
「1、2、3、・・・・・・97,98、99」
あれ? 99人しかいない?
さいごのひとりは?
なんと、このおはなしに登場する100人のサンタクロース全員に名前があるんです!
細部までこだわってつくられていることが伝わってくる絵本です。
作家さんが読むと絵本の魅力がよりストレートに伝わるのでしょうか。
子どもたちがじっと聞き入る様子がとても印象的でした。
続いてミニライブペインティング。
大きなパネルに絵を描いていただきました。
まずは、ゴリラからスタートです。
子どもたちひとりひとりに好きな動物を聞いて、その動物を目の前で描いていただきました!
なんて贅沢!
リクエストに応じて、動物の大きさ、配置を決めて描いていく様子は、まさにライブならでは。
みんなが大好きな動物たちが大集合した素敵な絵が完成しました。
絵本の絵とは少し雰囲気の違う、白黒で描かれた動物たち。
緑色の大地がとてもよくマッチしています。
こちらの絵は、現在も店内、絵本コーナーにて展示中です。
ご来店の際には、ぜひご覧ください。
ライブペインティングのあとには、サイン会も行いました。
谷口智則さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
(大川)
バンビオのお店便り 11月第4週
季節は進み、紅葉の美しい季節になりました。落ち葉を拾ったり、木の実に目を輝かせたり、子どもたちには楽しい充実した季節ですね。急に寒くなったので、ストーブを出したり、衣替えをしたり、大人にはせわしない季節がやってきました。
バンビオ店は変わらず、こんな感じです
新刊よりご紹介
MICHI JUNAIDA著 福音館書店
福音館書店より、とても素敵な絵本が発売されました。ことばのない不思議な世界。安野さんの「ふしぎなえ」を想い出してしまいます。とても綺麗な本なので、クリスマスプレゼントにもらえると、嬉しいですね。
そろそろクリスマスの鈴の音が街から聞こえてきそうな季節。お菓子どうしようかしら、という方に
「発酵おやつ」山田 奈美著 グラフィック社
「あまくないからおいしいお菓子」坂田 阿希子著 家の光協会
あまいおやつもいいけれど、体のことを考えるとどうも...という方に。手作りで体にいいおやつの本がたくさん刊行されています。クリスマスを機に、おやつ作りデビューなんて、良いご趣味だと思います。
続きまして..
「台所にこの道具」宮本しばに著 アノニマ・スタジオ
「うちの台所道具」ワタナベマキ著 主婦と生活社
おいしい料理は道具から。お料理のための道具って、奥が深いですよね。それぞれの方の愛用品って、とても気になるもの。年末年始はお台所は大忙しの季節を迎える前に、読み比べられてみたら、面白いかもです。
気になる本はこちら
「雪平鍋で2品献立」飛田和緒著 東京書籍
「子どもはレシピ10個で育つ。」上田淳子著 光文社
雪平鍋だけでおうちご飯を作ると、何となく茶色いおかずを想像してしまいがちなのですが、そこは飛田さん、美味しくておばんざいぽくないお料理も紹介されていますよ。
上田淳子さんのレシピ本にしてはシンプルな外観で最初驚きましたが、文字がメインではあるものの、読み応えのある内容。もう献立に困りたくない方に。
さいごに
雑貨のコーナーでは、小ぶりでとても飾りやすく、オフシーズンには片付けやすいクリスマスツリーが。サンタサンのミニこけしや、先日フェアをさせて頂いた谷口さんのお菓子缶、毎年ご好評のトラピスチヌ修道院のマダレナやクッキー、カフェコバさんのシュトーレンも届きました。
来週はいよいよ12月、クリスマスのご準備にお忙しくされる事でしょうが、お近くにお越しの際はぜひふらっとお立ち寄りいただき、お楽しみいただければと思います。
どうか皆様あたたかくしてお過ごしくださいませ。よい年末を!
バンビオ店
星山