谷口智則さん スペシャルおはなし会&ミニライブペインティング開催しました
11月18日まで開催していた『ゴリラのくつや』原画展。
11月4日には、作者の谷口智則さんにご来店いただき、おはなし会とミニライブペインティングをしていただきました。
以下、盛り上がったイベントの様子をお伝えいたします。
はじめのおはなしは、『ゴリラのくつや』。
ゴリラのとうちゃんはみんながあったらいいなと思うくつをつくってくれます。
チーターはもっと速く走れるくつ。
シロクマは氷の上でも足が冷たくならないくつ。
「ぼくにはどんなくつがにあうんだろう」
そこで考えたのは、空を飛べるくつ。
とうちゃんは空を飛べるくつ、つくってくれるのでしょうか?
ゴリラのとうちゃんの愛情があったかい絵本です。
ふたつめのおはなしは、『くいしんぼうのクジラ』。
くいしんぼうのクジラは、いただきますが大好きで、ごちそうさまが大嫌い。
まずは海の魚を「いただきまーす」
魚の名前、言えるかな?
元気いっぱい手があがりました。
海の魚は食べ飽きたクジラ。
川の魚も食べてみたい、と川をのぼっていきます。
「いただきまーす」
次は、陸の食べもの、その次はパン、さらに・・・。
そんなに食べて、クジラ、大丈夫なのでしょうか?
さいごのおはなしは、『100にんのサンタクロース』。
100人のサンタクロースが暮らす街では、みんなで力を合わせてクリスマスの準備をします。
クリスマスツリーを育てたり、クリスマスの日が素敵な天気になるように練習したり。
一番大変なのは、プレゼントの準備です。
そんなサンタクロースたちにとって、クリスマスは特別な日。
プレゼントを配り終わったあとは・・・?
絵には実際に100人のサンタクロース、100のお家が描かれているそうです。
みんなで数えてみました。
「1、2、3、・・・・・・97,98、99」
あれ? 99人しかいない?
さいごのひとりは?
なんと、このおはなしに登場する100人のサンタクロース全員に名前があるんです!
細部までこだわってつくられていることが伝わってくる絵本です。
作家さんが読むと絵本の魅力がよりストレートに伝わるのでしょうか。
子どもたちがじっと聞き入る様子がとても印象的でした。
続いてミニライブペインティング。
大きなパネルに絵を描いていただきました。
まずは、ゴリラからスタートです。
子どもたちひとりひとりに好きな動物を聞いて、その動物を目の前で描いていただきました!
なんて贅沢!
リクエストに応じて、動物の大きさ、配置を決めて描いていく様子は、まさにライブならでは。
みんなが大好きな動物たちが大集合した素敵な絵が完成しました。
絵本の絵とは少し雰囲気の違う、白黒で描かれた動物たち。
緑色の大地がとてもよくマッチしています。
こちらの絵は、現在も店内、絵本コーナーにて展示中です。
ご来店の際には、ぜひご覧ください。
ライブペインティングのあとには、サイン会も行いました。
谷口智則さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
(大川)