たけうちちひろ『ぼくのつくりかた』原画展&ワークショップのお知らせ

f:id:keibunshabanbio:20171201215352j:plain

 

f:id:keibunshabanbio:20171129214743j:plain

 そこは、音があふれる迷路のような工場

 あか、あお、きいろ、みどり…

 ロボットがいろとりどりの材料をはこんでいくと?

 カラフルな動物のできあがり!

 

12月2日(土)から、たけうちちひろさんの切り絵絵本『ぼくのつくりかた』の原画展を開催します。

絵本作家・切り絵作家の枚方市在住のたけうちちひろさん。2015年と2016年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選し、世界各国で絵本を出版しています。絵本や切り紙の本を制作する他、こども造形絵画教室や保育園の工作指導などでも活躍されています。

今回展示する『ぼくのつくりかた』(出版ワークス)は、2016年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選した作品。今年の春に待望の日本発売となりましたが、それに先駆けてイタリアやフランス、その他英語圏で『How I was made?』(原題)として既に発売され、世界各国で親しまれています。 

f:id:keibunshabanbio:20171201214733j:plain

 

楽しい音があふれる工場。色とりどりの材料が迷路のような工場で次々と動物に変身します。ん?よく見るとあの部分がこっちのこの部分になるのか!と驚きの嬉しい発見も。機械の細かいパーツやロボットなど、カラフルで緻密にデザインされた切り絵は圧巻。大人も子どもも一緒にすみずみまでじっくり眺めて楽しめる絵本です。

f:id:keibunshabanbio:20171201215646j:plain

 

 細部まで切り絵で丁寧に作り込まれた、かわいくてちょっと不思議な色と音の世界。その貴重な原画をどうぞじっくりとお楽しみください。 オリジナルの雑貨や洋書、切り絵の本やキットなどもあるので、あわせてどうぞ。

f:id:keibunshabanbio:20171201215733j:plain

 

 また、12月17日(日)にはたけうちさんを講師に、切り絵でクリスマスのオリジナルフレームを作るワークショップを開催します。クリスマスにぴったりのかわいらしいフレームをみんなで一緒に作りませんか?絵本と一緒にたけうちさんの切り絵の世界をぜひ体感してみてください。終了後にはサイン会も予定していますのでお楽しみに(詳細は下記をご確認ください)。

f:id:keibunshabanbio:20171129214826j:plain

f:id:keibunshabanbio:20171129214841j:plain

 

皆さまのご参加をお待ちしております!

 

■たけうちちひろ『ぼくのつくりかた』原画展

とき:12月2日(土)-12月17日(日)

ところ:恵文社バンビオ店 店内

協力:出版ワークス


■ワークショップ「切り絵でクリスマスオリジナルフレームをつくろう」
日:12月17日(日)
時間:①午前の部 11:00〜12:30
   ②午後の部 13:00〜14:30
講師:たけうちちひろ
参加費:おひとり様1,500円(材料ひとり分につき)
定員:各回10名
年齢:はさみを使えるお子様から(小学生以下のお子様は保護者同伴でお願いします)
申込方法:12月2日より店頭にて直接お申し込みください(定員になり次第終了)

※ツリー以外の型紙もご用意しています。

※はさみの他にカッターも使用しますので、小さなお子様同伴の場合は十分に注意いただいた上で保護者の方にお取り扱いいただきますようお願いいたします。

 

■サイン会
日時:12月17日(日)14:30頃〜

※12月2日(土)からの原画展開催中に、当店にてたけうちちひろさんの書籍をお買い上げいただいたお客様にサイン会整理券をお渡しいたします。整理券と購入した書籍をご持参の上ご参加ください。
※整理券は当日書籍をお買い上げのお客様にもお渡しいたします。
※サイン会のみもご参加いただけます。

f:id:keibunshabanbio:20171129214920j:plain

 

(津村)

10月のおはなし会を行ないました & 11月のお知らせ

ほっくりとしたさつまいもやかぼちゃがおいしい季節ですね。

f:id:keibunshabanbio:20171023085852j:plain

『14ひきのかぼちゃ』(いわむらかずお/童心社)のかぼちゃづくしのお料理がすてきにおいしそうです。

 

さて、10月のおはなし会は、秋たっぷりのおはなし会でした!

 

===プログラム

絵本 『よーい どん!』 中川ひろたか/村上康成/童心社

絵本 『どんぐりころちゃん』 みなみじゅんこ/アリス館

絵本 『てまりのき』 あまんきみこ/大島妙子/講談社

ペープサート なぞなぞ

 『なぞなぞえほん 1のまき』『なぞなぞえほん 3のまき』(中川李枝子/山脇百合子/福音館書店)より

パネルシアター 「きれいなお窓」

 『パネルシアターを作る3』(古宇田亮順/松田浩仁/東洋文化出版)より

パネルシアター 「カレーライス」

 『てづくりのパネルシアター』(月下和恵/東洋文化出版)より

===

 

ひとつめのおはなしは『よーい どん!』。

秋といえば「運動会」。

f:id:keibunshabanbio:20171008021603j:plain

かけっこ、とびばこ跳んで、網をくぐって。

泳いだり、三輪車競争をしたり、なわとびで空まで飛んじゃいます!

最後は、借り物競争の借り物を探して探して・・・。f:id:keibunshabanbio:20171008021840j:plain

ちょっと愉快な運動会、参加してみたくなりますね!

 

秋といえば「どんぐり」。

ふたつめのおはなしは『どんぐりころちゃん』。

わらべうたもあります。

「どんぐりころちゃん あたまはとんがって おしりはぺっちゃんこ どんぐりはちくりしょ♪」

f:id:keibunshabanbio:20171008022133j:plain

どんぐりってたくさん仲間がいますよね。

シイやコナラ、クヌギなどなど。

でもみんな、頭はとんがって、おしりはぺっちゃんこ。

どんぐりを拾ったら、確認してみてください。

 

みっつめのおはなしは『てまりのき』。

長岡京市在住の児童文学作家、あまんきみこさんの秋を感じる絵本です。

仲良しのヨウくんを誘いに行ったナナですが、ヨウくんはお留守。

つまんないなあ、と道をとぼとぼ歩いていると、道の向こうから赤いまりが転がってきました。

まりの持ち主は、きつねの女の子。

f:id:keibunshabanbio:20171008022410j:plain

ナナは、きつねのこにまりつきに誘われます。

まりを持っていないナナは、きつねのこに連れられて、まりがなるてまりの木へ。

f:id:keibunshabanbio:20171008022636j:plain

赤くてぴかぴか、甘い、いいにおいのするまりは、とてもよく弾みます。

てまりの木のまりは魔法のまり。

不思議であったかいおはなしです。

 

ここでなぞなぞを。

福音館書店から出ている『なぞなぞえほん 1のまき』と『なぞなぞえほん 3のまき』に載っているなぞなぞをペープサートに。 

f:id:keibunshabanbio:20171008023324j:plain

「きょうの ごちそう なにかしら?

みないで あてる あなが ふたつの めいたんてい」

さあ、答えはなんでしょう?

 

続いてパネルシアター、「きれいなお窓」。

ウクレレの演奏つきです!

はてな どなたの おうちかな?

f:id:keibunshabanbio:20171008023439j:plain

「誰が住んでいますかー?」と声をかけると、動物たちの鳴き声がかえってきます。

「カアカア」これはカラスさんのお家。

「ブーブー」これは?

f:id:keibunshabanbio:20171008023948j:plain

「ぶたさん!」

 

秋といえば「食欲の秋」。

ということで、最後のおはなしは「カレーライス」。

みんなで一緒に作りましょう。

歌にあわせて手を動かします。

にんじんは手をピース、たまねぎは三角に。

じゃがいもは手をグーに。

f:id:keibunshabanbio:20171008024156j:plain

おなべで炒めて、ぐつぐつ煮ましょう。 

f:id:keibunshabanbio:20171008024207j:plain

とても美味しそうなカレーライスが完成しました!

 

今月のおはなし会はこれでおしまい。

11月はどんなおはなしに出会えるでしょう?

皆さまのご来店をお待ちしております。

 

===

11月のおはなし会

1112日(日)午後時から(参加自由)

 ===

 

(大川)

 

 

 

9月のおはなし会を行ないました & 10月のお知らせ

稲穂が重たそうに首を垂れています。

そろそろ稲刈りの季節でしょうか。

 

9月のおはなし会の様子をお届け致します。

たくさんの方に来ていただき、楽しいおはなし会になりました!

 

===プログラム

絵本 『いぬのおまわりさん』 佐藤義美/さいとうしのぶ/ひさかたチャイルド

絵本 『ぽけっといっぱい』 いもとようこ/金の星社

パネルシアター 「カエルくんのおひるね」

絵本 『とんぼのうんどうかい』 加古里子/偕成社

===

 

ひとつめのおはなしは『いぬのおまわりさん』。

有名なあの歌が絵本になりました!f:id:keibunshabanbio:20170910021612j:plain

ママと買い物に来たこねこちゃん。

ママが商品を見ている間に、こねこちゃんはとことことこ。

いつのまにかお店の外に出てしまいます。

まいごになってしまったこねこちゃん。

そこへいぬのおまわりさんがやってきます。

「まいごの まいごの こねこちゃん あなたのおうちはどこですか」

f:id:keibunshabanbio:20170910021805j:plain

しかし、名前を聞いても「わからない」。

カラスに聞いても、スズメに聞いても「わからない」。

歌とは違って、最後にはちゃんとママに会えましたよ。

 

ふたつめのおはなしは『ぽけっといっぱい』。

うさぎちゃんはポケットにおはじきを、たぬきくんはポケットにおかしを入れています。

f:id:keibunshabanbio:20170910022221j:plain

しかし、こねこちゃんの服にはポケットがついていません。

うらやましくなったこねこちゃんは、お母さんに「ポケットいっぱいつけて!」と頼みます。

背中にまでポケットをつけてもらったこねこちゃん。

ポケットにビー玉、あめ玉、色鉛筆、いろいろ詰め込みます。

f:id:keibunshabanbio:20170910022406j:plain

いっぱいのポケットに、いっぱいものを入れてシーソーにのるのですが・・・。

ポケットっていっぱいすぎると こまってしまうかも?

 

みっつめのおはなしは「カエルくんのおひるね」。

雨が降らず、暑い暑いある日。

カエルくんは木の枝でお昼寝しようと思いつきます。

木の上ですやすやと眠るカエルくん。

そこに怪しい影が・・・

カマキリがかまを振り上げ、カエルくんを食べようとすると、また怪しい影が。

こんなふうに、様々な生きものがカエルくんを食べようとしますが、さらに大きな生きものが現れることによって失敗していきます。

カエルくんは自分が狙われているとも知らず、眠り続けます。

大きなワシが現れ、大ピンチのところに・・・

f:id:keibunshabanbio:20170910023555j:plain

ピカッ

ガラガラガラ・・・

ゴロゴロゴロ・・・

f:id:keibunshabanbio:20170910023843j:plain

カミナリの音にみんな大興奮!

本物のカミナリは怖くても、パネルシアターだと楽しいですね。

最後にはカエルくん待望の雨が降りました。

みんなで「かえるのうた」も歌いました! 

 

最後のおはなしは『とんぼのうんどうかい』。

『からすのぱんやさん』でおなじみの加古里子さんの絵本です。

とんぼたちの運動会の競技、実は人間とよく似たものばかり。

f:id:keibunshabanbio:20170910024217j:plain

一本杉までかけっこしたり、すずわりをしたり。

最後はみんなでつなひきをします。

運動会の帰り道、とんぼたちはこうもりギャングに捕まってしまいます。

おいしいあかとんぼのインスタント紅茶にしてやる!と袋に入れられたとんぼたち。

とんぼたちは、なんと運動会の競技を利用して脱出します。

さあ、どんなふうに脱出したのでしょう?

 

9月のおはなし会はこれでおしまい。

おはなしだけでなく、歌も歌って、とても楽しいおはなし会になりました。

来月はどんなおはなしに出会えるでしょう?

皆さまのご来店をお待ちしております。

 

===

10月のおはなし会

10日(日)午後時から(参加自由)

 ===

 

(大川)