3月のおはなし会を行ないました & 4月のお知らせ

春ですね。

温かくなってきて、気分も陽気になってきたような気がします。

 

3月のおはなし会を開催いたしました。

今月もお天気が良く、お出かけ日和の日で、たくさんのお客さまに来て頂きました!

 

===プログラム

絵本 『に~っこり』 石津ちひろ/くわざわゆうこ/くもん出版

絵本 『こんたくんのえーとえーと』 香山美子/末崎茂樹/金の星社

絵本 『おしゃれなおたまじゃくし』 塩田守男/佐倉智子/PHP研究所

パネルシアター 『ぽんたのじどうはんばいき』 加藤ますみ/水野二郎/ひさかたチャイルド

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最初のおはなしは『に~っこり』。

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赤ちゃんが「に~っこり」する時は、いつだろう?

つぶつぶいちごを食べた時、ふわふわくまさんをぎゅーっとした時・・・。

でも、一番はママ!

親子で一緒に「に~っこり」したくなる絵本です。

 

ふたつめのおはなしは『こんたくんのえーとえーと』。

きつねのこんたくんは話すのが苦手。

そんなこんたくんにお母さんは、うちに咲いた花をみんなのところに届けるように頼みます。

上手くお花の説明ができるか不安なこんたくん。

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しかし、ロバさんもウサギさんも、こんたくんが言う前に「お母さんが育てた花だね」と言ってくれます。

こんたくんはほっとしますが、くまさんは他の動物たちと違います。

こんたくんをお茶に誘うのです。

こんたくんは上手に話すことができるでしょうか?

くまさんの行動にほっこりします。

 

みっつめのおはなしは『おしゃれなおたまじゃくし』。

おたまじゃくしたちが住む池にひらひら~とうさぎの洋服屋さんのチラシが落ちてきました。

「ぼくたちもこんなすてきな洋服を着たい!」とおたまじゃくしたちは、うさぎに頼みに行きます。

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うさぎの洋服屋さんは一生懸命作ってくれますが、できたころには、

おたまじゃくしたちに足が生えてしまっています。

 作り直して届けに行くと、次は手が生えてしまっています。

おたまじゃくしたちの願いは叶うのでしょうか?

おたまじゃくしならではの成長過程が一緒に楽しめる絵本です。

 

最後のおはなしは『ぽんたのじどうはんばいき』。

自動販売機を見たぽんたは、葉っぱで自動販売機を作ります。

「うえのくちからはっぱをいれてほしいものをいってください」という貼り紙を付けて、ぽんたは自動販売機の中に隠れます。

ライオンがやってきて、葉っぱを入れ、かんむりが欲しいというと・・・

ぽんたが葉っぱをかんむりに変えて、かんむりを出します。

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ぽんたは次々にみんなの欲しいものを自動販売機から出していきます。

そこへリボンをつけた可愛いたぬきの女の子がやってきます。

たぬきの女の子が欲しいのは「友だち」。

さあ、ぽんたはどうするのでしょう?

 

今月のおはなし会はこれでおしまい。

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 素敵な笑顔にたくさん会うことができました!

 

来月はどんなおはなしに出会えるでしょう?

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

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4月のおはなし会

日(日)午後時から(参加自由)

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(大川)

2月のおはなし会を行ないました & 3月のお知らせ

ちょっと暖かくなったかなと思ったら、また寒い毎日に逆戻り。

ぽかぽか陽気が待ち遠しいです。

 

さて、2月も恒例のおはなし会を開催いたしました。

雪が降るとの予報だったのですが、とても良いお天気になりました。

たくさんのお客さまに来ていただき、賑やかな楽しいおはなし会になりました!

 

===プログラム

手あそび 「はじまるよ」

絵本 『そよそよとかぜがふいている』 長新太/復刊ドットコム

絵本 『まゆとおに』 富安陽子/降矢奈々/福音館書店

絵本 『ワニのワッフルケーキやさんワニッフル』 谷口智則/アリス館

絵本 『チョコのたね』 Goma/フレーベル館

絵本 『くつしたしろくん』 ザ・キャビンカンパニー/鈴木出版

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はじまりはみんなの元気いっぱいな「はじまるよ」から。

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さあ、どんなおはなしが待っているでしょう?

 

ひとつめのおはなしは『そよそよとかぜがふいている』。

とっても手の大きなネコが主人公。

なんでかなあ。なんでかなあ。

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なんとこのネコ、なんでもおにぎりにしてしまうのです。

タヌキにばったりあうと、「ギュー、ギュー」とおにぎりに!

ライオン、ブタ、ワニ、そしてゾウまでが・・・。

 長新太さんの独特な世界を楽しめる絵本です。

 

ひとつめのおはなしに「おに」ぎりが出てきたので、次は「おに」が登場するおはなし、『まゆとおに』です。

「知ってる」の声もちらほら。

やまんばの娘、まゆはとっても大きな人に出会います。

その人はおに。しかし、まゆはおにを知りません。

お腹が空いたおには、まゆを大なべで煮て食べようと考えます。

一方、まゆは一緒に遊ぶ友だちができたと勘違い。

張り切っておにの手伝いをします。

たきぎを集めてくれ、と言われれば、松を根っこごと引き抜いて、バキバキ折ってたきぎにし、火のまわりに置く石を拾ってきてくれ、と言われれば、おにの岩屋を蹴って大きな岩を持ってきます。

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そんなまゆの怪力におもいっきりおびえながらも、食べるための準備を進めるおに。

さあ、まゆは、おには、どうなるのでしょう?

 

続いて、2月14日はバレンタインデーということで、あまーいおはなしをふたつ。

ひとつめは『ワニのワッフルケーキやさんワニッフル』。

「ワニのワッフルケーキやさん ワニッフル」では、好きな食べ物をはさんでワッフルケーキを作ってくれます。

でも、作り方は絶対に秘密。

ワニのカップルは「ぜったいにあけないでね」と言って、扉の向こうでワッフルケーキを作ります。

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気になった動物たちはそーっと扉を開けてみることに。

おいしいワッフルケーキは、いったいどうやって作られているのでしょう?

 

ふたつめは『チョコのたね』。

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「へんてこパンや」のねずみさんは、チョコレートにはまっています。

「ハムサンドイッチください」と言われたはずなのに、「チョコハムサンドイッチ」を出したりと、お店はチョコパンだらけ。

めずらしいチョコパンにお客さんがたくさんやってきます。

しかし、何日かするとお客さんが来なくなってしまいました。

困ったねずみさんときつねさんの元に、チョコのたねが届きます。

チョコレートはどうやって作るのでしょう?

そして、お客さんがたくさんやってくるチョコレートのパンを作ることができるのでしょうか?

絵本に出てきたちょっとヘンテコなパンのレシピ付きです。

 

最後のおはなしは『くつしたしろくん』。

風に飛ばされてひとりぼっちになってしまったくつしたしろくん。

仲間を探します。

「ぼくをなかまにいれて」といろいろなくつしたに頼むのですが、 フラミンゴのくつしただったり、ありのくつしただったり・・・。

どのくつしたにも、すでに仲間がいるのです。

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えっ、こんなものまで?!と思うようなもののくつしたも登場します。

しろくんは無事仲間を見つけることができるのでしょうか?

 

2月のおはなし会はこれでおしまい。

寒さが吹き飛ぶような、元気いっぱいのおはなし会になりました!

 

3月はどんなおはなしに出会えるでしょうか。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

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3月のおはなし会

12日(日)午後時から(参加自由)

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 (大川)

矢萩多聞さんの手紙の展示とインドの学校

 

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画家で装丁家の矢萩多聞さんの手紙の展示をしています。

京都とインドを行ったり来たりしながら本を作ったり、絵をかいたりしている多聞さん。

ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』の装丁などで、興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。

装丁を考えてる様子はこちら↓

http://www.mishimaga.com/bessatsu-michi/003.html

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中学生の頃からインドで暮らしていたり、去年インドのことを書いた本『たもんのインドだもん』を出されたり、インドと言えば多聞さん!多聞さんと言えばインド!ということで、今回は「私のなかのインドだもん」と題して、多聞さんにゆかりのある方たちからの手紙と、その返事の手紙をあわせて展示しています。

 

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こんな手紙からはじまります。

 

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谷川俊太郎さんやミロコマチコさん、津田淳子さん、中島岳志さんからの手紙が並んでいます。筆跡に個性が出ていておもしろいです。

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続いて得地直美さん、森まゆみさん、近藤淳也さん、加藤休ミさんに吉田亮人さん。書いてる内容もそれぞれ、長さもそれぞれ、

ひとつひとつの手紙に多聞さんからの返事があります。絵もついてきます。じっくり読むと意外と時間がかかるので、たっぷり時間をとってのんびりながめることをおすすめします。

手紙をくれた方たちの著書やなんかも一緒に置いています。今回は多聞さんが装丁を手掛けたものも、そうでないものも並べていますが、《装丁家で本を探す》という方法は、思わぬ出会いもありそうですごく楽しい気がします。

 

3月4日には、展示に合わせて多聞さんがワークショップをしにきてくれます。詳細は以下の通りです。楽しみ~

★「スパイスの時間」は定員に達したためご予約受付け終了いたしました。「国語の時間」には若干のお席があります。お悩みの方はご予約お急ぎください。★

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河原町の丸善京都店でも手紙の展示をやっています。

こちらは京都在住のグレゴリ青山さんと加地猛さん、と、平尾剛さんから。

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相変わらずのミシマ社フェアも開催中でした。

 

(濱田)