バンビオのお店便り 9月第3週

秋の長雨ー気温は下がって過ごしやすくなりましたが、湿気が高く朝夕の気温差で、風邪をひいておられる方も多いですね。

台風がきて京都も大変でしたが、大阪の被害もひどく、また台風の後に地震に見舞われた北海道の方々は、本当にお気の毒で。心よりお見舞いを申し上げます。はやく日常が取り戻されますように。

バンビオのお店の様子は

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『日本の小さな本屋さん』

姉妹店の一乗寺店が表紙の写真で紹介されております。ぜひお手にとってご覧くださいませ。

そのとなりには、いわさきちひろさん。まもなく京都駅のJR伊勢丹で展覧会がありますね。とても楽しみにしております。

つづきまして

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『はやくあいたいな』(絵本館)五味太郎著

敬老の日ですね。おじいちゃん、おばあちゃんにありがとうのキモチ、伝わりますように。児童書コーナーでミニフェア開催中です。

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『母の友』10月号 特集:加古里子さん(福音館)

『MOE』10月号 特集:酒井駒子さん(白泉社)

児童書雑誌の特集、10月号はとても絵本好きには喜ばしい特集がずらり。母の友では、まぼろしのだるまちゃんのお話が読めますよ。MOEは酒井駒子さんの描き下ろし絵本とクリアファイルが特典です。どちらも、是非。

 本棚より

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写真集の棚に、美しい沖縄の海の写真集が。辺野古の海なのですね。色々考えさせられます。

生態系は守られるのでしょうか...生態系のコーナーには、こんな本が。

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『ほぼ命がけサメ図鑑』(講談社)

かなり詳しくサメの事がわかり、この本面白いです。寿命400歳だなんてすごい長生きなんですね。

『骨格百科-スケルトン-」(グラフィック社)

立体ブロックを作る時、家の息子にこの本を見せて説明してあげたい。とてもリアルで精密な骨格が描かれています。

最後に、骨を作るには食事をしなくては。

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秋から冬にかけて、作ってみたくなるお料理の本が色々出ていますね。いっぱい食べて冬に備えなくてはいけません。美味しいものいっぱい食べて、風邪に負けない体を作ってくださいね。

それでは、また。

バンビオ店

星山

 

2018年8月ランキング

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1  おしりたんていみはらしそうのかいじけん(トロル/ポプラ社)

2  夏の雪(佐伯泰英/文春文庫)

3  ゼロトレ(石村友見/サンマーク出版)

4  あの家に暮らす四人の女(三浦しをん/中公文庫)

5  「おっさんずラブ」公式ブック(テレビ朝日/文藝春秋)

6  下町ロケット ゴースト(池井戸潤/小学館)

7  小学館の図鑑NEO 宇宙(小学館)

8  ツバキ文具店(小川糸/幻冬舎文庫)

9  大人の語彙力ノート(齋藤孝/SBクリエイティブ)

10 わけあって絶滅しました。(今泉忠明 監修/ダイヤモンド社)

 

8月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/8/1〜8/31)

 

1位は『おしりたんてい みはらしそうのかいじけん』(トロル/ポプラ社)。
夏休み真っ只中ということもあり、テレビアニメ化されてますます話題の「おしりたんてい」シリーズ最新刊が1位となりました。「みはらしそうのかいじけん」「もちぬしふめいのとうひん」の2話が収録されており、今回も迷路や絵探しなど、おしりたんていといっしょに様々な謎解きが楽しめる1冊になっています。

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8位は『ツバキ文具店』(小川糸/幻冬舎文庫)。

2017年本屋大賞で4位にランクインし、NHKでドラマ化もされて話題となった小川糸さんの『ツバキ文具店』が文庫本になりました。鎌倉で小さな文具店を営むかたわら、「手紙の代書」を請け負う鳩子。友人への絶縁状、借金のお断り、天国からの手紙など、今日も風変わりな依頼が舞い込みます。身近だからこそ伝えられない思いを持つ依頼者たち。その心に寄り添ううち、鳩子自身も仲違いしたまま逝ってしまった祖母への想いに気づいていきます。また、番外版として、実在する鎌倉の名所や名店が多数登場するエッセイ『ツバキ文具店の鎌倉案内』も同時発売されました。この本を片手に秋の鎌倉旅行なんてのもいいですね。

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9位は『大人の語彙力ノート』(齋藤孝/SBクリエイティブ)。

「思います」「考えます」などいつも同じ言葉が続いてしまう...。「大変」「すごい」などを多用して言葉が足らないと感じている...。そんな方は「言い換え」で語彙力をどんどん増やしましょう。日常のあらたまったシーンで使える言葉、上品に感じる大和言葉、ビジネスシーンで使える言葉、相手の気持ちを害さない言い回しなど、実践的な言葉の使い方やニュアンス別の使い方などが紹介されています。言葉ひとつで印象はがらりと変わるもの。自分の思い通りの文を書くヒントを与えてくれる1冊です。

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10位は『わけあって絶滅しました。』

今話題の絶滅の本。絶滅した生き物たちが、自ら絶滅理由を語る絶滅したいきもの図鑑です。例えば、やさしすぎたステラーカイギュウ 、隕石が落ちたティラノサウルス 、アゴが重すぎたプラティペロド、美しすぎたブルーバッグなど...。生きるって大変!せちがらい地球せのせいで絶滅してしまった受難のいきもの70種が掲載されたユニークな1冊です。

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以上、8月のランキングでした。9月はどんな作品がランクインしているでしょうか。ぜひおたのしみに。

 

(津村)

バンビオのお店便り 9月第2週

強力な台風がちょうど今、京都上空を過ぎ去りました。雨風ともに凄まじい台風でした。京都駅が大変そうですが、大丈夫でしょうか。自然の驚異には、いつも驚かされます。

 さて、バンビオのお店は模様替え

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先週は沖縄の焼き物やガラスで涼しげでしたが、白を基調とした雑貨とガラスのものでまとめたコーナーに。

写真ではまだ設置前でしたが、柱前ではちびまるこちゃんの本が集まって、さくらももこさんのミニフェアを開催しております。

 夏のお疲れが出る頃、こんな本はいかがでしょうか

f:id:keibunshabanbio:20180830170649j:plainリンネル特別編集『体を整える、わたしの習慣』

きちんとしたリズムの食生活、やっぱり大事なのですね。忙しいとつい手を抜きがちな毎日の食事、見直したいと思います。

お次はこちら

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『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』ミシマ社

この本、とても良く売れております。題名がインパクト大ですね。最近若林理砂さんの著作をよく目にします。

もう1冊『文明の恐怖に直面したら読む本』Pヴァイン

この2冊にはなにか通じるものを感じてしまうのは、私だけでしょうか。栗原康さんは、興味深い本を色々出版されている政治学者さんです。

 続きまして

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mt complete book』パイインターナショナル

マスキングテープ、我が家でも愛用させていただいております。海外の方は「和紙テープ」と仰って、お土産にとても人気だとか。

私が学生の頃は、無地の黄色や白などの、はみ出さないための実用のテープ、という印象でしたが、時代が変わりとても素敵な変身を遂げられましたね。蝶々みたいに。

最後に、とても欲しい本を…

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『キッターであそぼう』アノニマ・スタジオ

「キッター」ってご存知ですか。子どもにも怪我が最小限で済むように、刃が出ている部分が少ないあんしん設計のカッターです。オルファ社の新商品ですね。

五味太郎さん監修のキッターを使った工作キットと聞けば、絶対楽しいですよね。

最近ハサミやカッターを使えない子が増えているそうです。でもデザインや創造をかたちにする時、きっと使える道具はたくさんある方が、可能性が広がって、子どもも嬉しいのでは、と思います。

うちの子は自分のハサミを持っていて、こっそりお菓子箱のビスコを誠伸びして取り出し、銀の袋をハサミでチョキチョキ開けて、美味しそうに食べております。落ちている袋の銀のかけらですぐ見つかるのですが…

 真っ黒な雲がものすごい勢いで流れていきました。明日は晴れますように。

それでは、また。

 

バンビオ店

星山