2016年9月ランキング

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1    小説 君の名は。(新海誠/角川文庫)

2  どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法

   (Eiko/サンマーク出版)

3  祈りの幕が下りる時(東野圭吾/講談社文庫)

4  らくだ(佐伯泰英/文春文庫)

5  危険なヴィーナス(東野圭吾/講談社)

6  新版 くらべる図鑑(小学館)

7  ヒグチユウコ100  POSTCARDS
         (ヒグチユウコ/グラフィック社)

8  村上海賊の娘 第4巻(和田竜/新潮文庫)

9  ワタナベマキの31日分の定食カレンダ-

        (ワタナベマキ/日本文芸社)

10 ぺんぎんたいそう(齋藤槙/福音館書店)

 

(集計期間 2016/9/1-9/30)

 

当店9月の売上ランキングは、以上のような結果となりました。

 

 

1位は『小説 君の名は。』

長編アニメーション映画『君の名は。』の新海誠監督自らが執筆した原作小説です。映画の人気とあわせて、小説も多くの方の注目を集めています。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見ます。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見ます。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づき、物語が始まります...。こちらの『小説 君の名は。』をより深く掘り下げたアナザーストーリー『君の名は。Another Side:Earthbound』も、多くの方に手に取っていただいています。映画、原作小説、もうひとつの小説と、とことん新海ワールドを楽しめるしかけになっています。今一番注目されている作品『君の名は。』ぜひお試しください!

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6位は『新版 くらべる図鑑』

大人気の『くらべる図鑑』が「新版」となって新たに登場し、6位にランクインしました。「新版」では世界最大、最小、最速などの最新情報はもちろん、新しい項目も増えており、身近な物から宇宙の果てまで、今まで以上にとことん比べています。比べたり、視点を変えたりすることで、新しい発見に出会える図鑑。家族みんなで楽しみながら学べるエンターテイメント図鑑です。プレゼントにもどうぞ。

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7位は『ヒグチユウコ100  POSTCARDS』

熱狂的ファンを持つ大人気のイラストレーター・ヒグチユウコさんの、ポストカード100枚とオリジナル小冊子がつまったスペシャルBOXが7位にランクイン。今回のこのスペシャルBOXは、猫をはじめとしたさまざまな動物のイラストで構成されています。年々緻密さを増し、一度見たら忘れられない人の心を捉えるパワーがあるそのイラスト。不思議な世界が溢れる圧巻の100枚です。『すきになったら』や『ボリス絵日記』、『ギュスターヴくん』など、9月には他にもヒグチユウコさんの新しい本が続々と発売されました。また、それにあわせてホルベイン画材とコラボしたクロッキーブックやマスキングテープ、缶のお道具箱などの雑貨も多数入荷しています。ヒグチワールド、ぜひお楽しみください。

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9位は『ワタナベマキの31日分の定食カレンダ-』

久しぶりに料理の本がランクインしました。日々の献立...。悩みます。マンネリになります。そんな時に役立ちそうなこちらの本。ワタナベマキさんが、一汁三菜、ときには汁と具沢山ごはんの定食スタイルで、31日分の献立を紹介しています。材料も作り方もシンプルなのに見た目もよくておいしい、作っても食べても嬉しいレシピ本です。栄養たっぷりに作るための乾物ノートや、残りがちな野菜を使い切るためのおかずの提案もあり、とことん使える頼もしい1冊です。 

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10位は『ぺんぎんたいそう』

絵本からは今話題のこちらがランクイン。「ぺんぎんたいそう はじめるよ」。登場するのは大きさのちがう2匹のペンギン(ケープペンギンとキングペンギン)。水族館や動物園でおなじみのペンギンですが、そのユニークな動きや、伸び縮みをして姿かたちが変わる様子は、まるで体操をしているかのようです。単純だけど愛くるしいその姿をみているだけで、体が動き出してきそうな絵本。実際、読みながら体操している親子を当店でも目撃しました!福音館書店さんのホームページでは体操動画も募集しているようです。赤ちゃんから大人までみんなで楽しめる絵本。体操まで含めて、ぜひお楽しみください。

https://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/penginexercises.html

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以上、9月のランキングでした。

 

運動会や遠足など、秋の行事で賑わう10月。どんな作品がランクインするのでしょうか?次回のランキングもどうぞお楽しみに!!

 

 

(津村)

9月のおはなし会を行ないました & 10月のお知らせ

 

朝晩はかなり涼しくなり、日常の中でも「秋」を感じる瞬間が多くなってきました。

そんな中、9月のおはなし会を開催いたしました。

今回もたくさんのお客様に来て頂きました!

 

===プログラム

『やっぱりこうらはかめのもの』 森町長子/鈴木出版

『プルプルのたまご』 教育画劇/塩田守男

パネルシアター 『おつきさまってどんなあじ?』

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ひとつめのおはなしは『やっぱりこうらはかめのもの』。

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かめがこうらをぬいですやすやお昼寝していると・・・。

だれかがこっそりやってきてこうらを試着。

でも、あれれ?動きにくかったり、脱げてしまったり・・・。

こうらから見えている手や足、しっぽをヒントに、みんなが動物の名前を当ててくれました!

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うさぎやカラスがこうらをかぶる姿にくすっと笑える絵本でした。

「やっぱりこうらはかめのもの!」と実感した方も多かったのではないでしょうか?

 

ふたつめのおはなしは『プルプルのたまご』。

プルプルはカバなのですが、自分の足元に転がってきたたまごを自分が産んだと勘違い。

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本当はこのたまご、ダチョウのたまごなんです。

プルプルはクルクルと名付けて大事に育てていきます。

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でも、なんだかカバよりも鳥に似ているみたい・・・。

カエルはそんなプルプルにこれから似てくるとアドバイス。

おたまじゃくしから成長するカエルの言葉は説得力がありますね。

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プルプルはクルクルに泳ぎも教えます。

しかし、太陽がギラギラ照り付け、プルプル、カバたちが住む池が干上がってしまいます。カバは水がないと生きていけません・・・。

プルプルとクルクル、そしてカバたちはどうなってしまうのでしょうか?

カバとダチョウという全く似ていない親子の絆にほっこりする絵本でした。

 

最後は、パネルシアター『おつきさまってどんなあじ?』

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動物たちは、おつきさまを眺めて「お砂糖のようにあまいのかな?お酢のようにすっぱいのかな?」

カメは「おつきさまをかじってみよう!」と一番高い山に登ります。

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しかし、お月さまはすーっと逃げていきます。

そこでカメは友だちのゾウに助けを求めます。

ゾウはキリンに、キリンはシマウマに、シマウマはライオンに・・・。

みんなで協力してお月さまへと近づいていきます。

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とうとうネズミがお月さまをかじりました!お月さまの味が口の中にぱぁーっと広がります。

お月さまってどんなあじ?

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なんとお月さまはみんなの大好物の味がしたんです!

私が食べたら?僕が食べたら?お友だちが食べたら?お母さん、お父さんが食べたら?どんな味がするだろう?

楽しい想像が広がります。

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とっても素敵な笑顔が印象的でした。

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今月のおはなし会はこれにておしまい。

来月はどんなおはなしに出会えるでしょうか。

お楽しみに!

皆様のご来店お待ちしております。

 

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10月のおはなし会

10日(日)午後時から(参加自由)

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 (大川)

 

「母の友」フェア 開催中です。

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福音館書店の月刊誌「母の友」フェアがスタートしました。

 

「母の友」は、

幼い子どもをもつお母さんやお父さんや、

子どもにかかわるすべての人へ向けた、

1953年の創刊以来60年以上続く、福音館書店の月刊誌です。

 

創刊時は戦後の復興の真っ只中。

生きることに一生懸命だった時代です。

価値観が大きく変動する中で、何をめざして子どもを育てればいいのか。

「母の友」は、混乱する母親たちに、

身近で具体的な子育てのヒントを提供する雑誌として生まれました。 

どの時代にも共通する子育ての喜び、

またその時代ならではの悩みが丁寧に取り上げられており、

読んでいて確かな手応えがあります。

私も毎度お世話になっています!)

 

 

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こちらは表紙の一覧です。

創刊号の表紙は、輪になって遊ぶ子どもたちの「写真」でした。

第12号からは画家の方々が表紙を描くようになり、

現在の100%ORANGEさんで26人目。

初めは毎号違う描き手でしたが、

16号からはひとりの画家の方が年間を通して描いています。

表紙の絵の雰囲気だけでもその時代が見えてくるような気がしませんか?

ちなみに最長記録は安野光雅さんの9年間だそうです!

 

 

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こちらが9月初旬に発売された最新号です。

特集は「こどもが風邪をひいたら」。

お母さん小児科医の森戸やすみさんに聞く

風邪をひいた場合の対処方法や、

小児科医院に併設する形で病児保育施設を運営している、

小児科医の保坂篤人さんに聞く、病児保育の仕組みや考え方について、

また、外国では子どもが風邪をひいた場合はどうしているのかなど、

特にこれからの季節にぜひとも知っておきたいテーマが組まれています。

「病児保育ってこんなところなのか!」

「外国と日本で風邪の捉え方はこんなにも違うのか!」など、

視野が広くなり、知識が深まります。

 

他にも『やこうれっしゃ』の西村繁男さんの絵本への思いや、

吉本ばななさんの母エッセイ、

ある幼稚園の一コマを綴った園だより、

ほっこり和む子育てまんがエッセイ、

読者のお母さま方からの体験談など、

大充実の1冊です。

 

 

また、「母の友」からは多くの本も誕生しています。

創刊時に「こどもに聞かせる一日一話」という

お話のページをメインにすえていた「母の友」は、

のちに月刊物語絵本「こどものとも」を生み出し、

さらに『ぐりとぐら』『ばばばあちゃん』『いやいやえん』『魔女の宅急便』など、

今でも読み継がれる多くの名作を生み出しました。

そして「母の友」に掲載された連載や特集からも、

多くの子育ての本が生まれました。

それがこちらです。

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優しくも読むと親として背筋がシャンとする本ばかりです。

 

 

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ははがうまれる』(宮地尚子)もそんな1冊。

お母さんの存在をまっすぐに受け止めてくれる本です。

10月中旬には、横浜にある小さな幼稚園「りんごの木」代表で、

絵本『けんかのきもち』の著者としても知られる柴田愛子さんの

過去の連載が1冊にまとまった新しい本も発売されます。

これも楽しみですね。

 

 

子育ての知恵がつまった「母の友」。

5年前の2012年から現在までの

選りすぐりのバックナンバーをご用意しました。

過去1年間に関しては全てのバックナンバーがそろっています。

古いものは在庫限りとなります。

 

様々なテーマで綴られる子育ての話が

自分の子育てのヒントになったり、

異なる考え方や新たな発見で視野が広がったり、

同じ思いを持つおかあさんの言葉に共感したりと、

読んでいると自分の子育てを優しく励まされ、

子育てへの活力が湧いてくるようです。

まさに「母」の「友」。

 

あなたの子育ての友となる1冊を探してみませんか?

広告のない雑誌なので価格がお手頃なのも嬉しいところです。

ぜひお手に取ってごゆっくりお楽しみください。

 

 

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■「母の友」フェア

日程:2016年9月21日(水)〜10月中旬頃

場所:恵文社バンビオ店

 

 

(津村)