「ふるほんまつり」第一部が始まっています
店内にて、「ふるほんまつり」第一部 ちょっと遠くのあの店この店 がはじまっています。ゴールデンウィーク中とあって初日から多くのお客様でにぎわいました。
第一部では、普段はなかなか足を運ぶことが難しい、高知・沖縄・東海・富山の各地の古本屋さんにご協力いただき、郷土本などを織り交ぜたバラエティ豊かな品ぞろえとなりました。
高知県から出店いただいているのは、かたりあふ書店。高知市の南に構えた店内には床から古本タワーがにょきにょきと生えて足の踏み場もありません。そんな在庫の中から選び抜かれた高知県関連書がズラリと並びました。週刊で発行される手書きの「かたりあふ通信」は全国に読者がいる名物誌。一部を店内に掲示させていただいておりますのでぜひご一読を。
沖縄県からはるばる出品いただいたのは、言事堂・ちはや書房・市場の古本屋ウララ・OMAR BOOKSの四軒。「ゆっくりと本を手に、美術の世界について考えたり、ものづくりする人々の想いに近づいてほしい」という言事堂は美術・工芸書を取り扱っておられる静かな住宅街のお店。沖縄、文学、絵本、水木しげるに強いというちはや書房は、広い店内でバランスの良い品ぞろえ。全国的に名の知れた市場の古本屋ウララは、その名の通り那覇の市場の目の前にたたずむ小さなお店。OMAR BOOKSは本島の中部、北中城村ののんびりとした町並みに調和した開放感ある店舗です。
愛知・三重・岐阜の三県にまたがる徒然舎・太閤堂書店・パパイヤ書店・古本屋ぽらんの四軒の若手古書店主が結成した、古本ジャンボリーズ。文芸・図録・絶版文庫など多彩なラインナップをそろえました。各店舗についてはメンバーお手製のパネルをぜひご覧ください。それぞれの紹介文は読めば読むほど謎が深まります。
古本BOOKENDSは、オヨヨ書林と上関文庫のふたつのお店が共同で営む富山の小さな古本屋。暮しの手帖バックナンバーやなかなかお目にかかることのない絵本など放出してくださっています。
第一部「ちょっと遠くのあの店この店」は5月17日まで。その後、関西近郊の新しくできた古本屋さんを中心にお声かけした、第二部「最近できたあんな店こんな店」に入れ替えします。
パパイヤ書店(愛知)
古本屋ぽらん (三重)
・かたりあふ書店 (高知)
・古本BOOKENDS (富山)
第二部 最近できたあんな店こんな店
5月18日(日)~5月31日(土)
・homehome(京都)
・蚊帳文庫(大阪)
・びすこ文庫(神戸)
・(株)ひつまぶし(京都)
・町家古本はんのき(京都)