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『もうすぐおしょうがつ』

絵本 バンビオ店の本棚から

「♪もういくつ寝るとお正月~」の"いくつ"も、いよいよあと"一つ"となり、あっという間に今年も大晦日。なにかとバタバタ過ぎる師走の中で、家族が集まり久しぶりにテーブルを囲む大晦日は、いつもより少し時間をゆったり過ごせるという方も多いのではないでしょうか。

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 本日ご紹介する絵本『もうすぐおしょうがつ』はおばあちゃんのおうちにてお正月を迎える家族の過ごし方を伝えます。大掃除に障子の張替え、庭でお餅つき、そして大晦日には買出しをして鏡餅やしめかざりを飾ります。銭湯でゆったりと温かい湯につかり、年越し蕎麦を揃ってすすり除夜の鐘の音を聞く様子は、昔ながらのよき年末年始の過ごし方そのもの。ここに大晦日の歌の長寿番組をみんなでみることが加われば、昭和の模範的家族像といえるかもしれません。その姿を絵本で追いながらとても落ち着いた気分になるとともに、季節を感じて過ごすよさを感じられるこの時期の1冊。三世代揃って年末年始をお過ごし予定の皆さまの横に1冊いかがでしょう。ちなみに “ひろくん” “ゆうちゃん”の呼び名に、幼い男の子と女の子を思うところですが、この絵本が描いているのは「犬の家族」というところがしゃれています。

 

『もうすぐおしょうがつ』 西村繁男さく 福音館書店(店頭取扱中)

 

さて本年は4月に当店内のリニューアルを行い、絵本コーナーでは毎月のおはなし会や、絵本作家さん方にご来店いただき催しや展示を開催するなど、絵本に親しむご提案をさせていただくことで、多くの方に売り場に足をお運びいただくことができました。本当にありがとうございます。また新年も心新たに励んでまいりますので、またのお越しを心よりお待ち申し上げます。皆さまどうぞよいお年を。

 

 

( 林 )