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2017年3月 月間売上ランキング

先日の雨で桜の季節ももうすぐ終わりを迎えようとしています。

少し残念な気持ちで緑の葉が目立つ桜並木を自転車で走っていると、突然ふわっと桜吹雪が。思わぬ花びらのシャワーに、朝から心が弾みました。

満開の姿も散る姿も美しい桜の花。今年もたくさん楽しませてもらいました。

 

それでは先月3月のランキングをお届けいたします。お楽しみください。

 

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1  ビブリア古書堂の事件手帖 7

   (三上延/角川メディアワークス文庫)

2  旅立ちぬ(佐伯泰英/光文社文庫)

3  騎士団長殺し第1部 顕れるイデア編(村上春樹/新潮社)

4  九十歳。何がめでたい(佐藤愛子/小学館)

5  騎士団長殺し第2部 遷ろうメタファー編

   (村上春樹/新潮社)

6  応仁の乱(呉座勇一/中公新書)

7  火花(又吉直樹/文春文庫)

8  微生物のサバイバル

   (ゴムドリco. ・韓賢東/朝日新聞出版社)

9  おしりたんてい かいとうVSたんてい(トロル/ポプラ社)

10 しろくまちゃんのほっとけ-き(若山憲/こぐま社)

(集計期間 2017/3/1〜3/31)

 

2017年3月のランキングは以上のような結果となりました。

1・3・4・5位は、先月もランクインした作品が引き続き並ぶ結果に。特に4位の佐藤愛子さんのエッセイ『九十歳。何がめでたい』はロングセラー。昨年の8月に発売となりましたが、当店のランキングでは10月以降、12月だけランク外で、それ以外の全ての月でランクインしています。大正生まれの佐藤愛子さんの、痛快ながらも温かみのある「佐藤節」に、多くの人が共感しているようです。

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6位は『応仁の乱』。

日本人ならば一度は聞いたことがあるであろう「応仁の乱」という言葉。しかし、どんな大乱だったのかその実態を問われると、なかなか答えるのが難しいのではないでしょうか?私も高校時代は熱心に日本史を勉強しましたが、応仁の乱については何度覚えようとしてもなんとなくいつも曖昧。誰と誰が味方で敵なのか、なんのための戦いだったのか、なぜこんなにも長く続いたのか、結局どのような結果で終わったのかなど、結局よくわからない...というのが正直なところです。日本史上における大事件でありながらも、全体像を捉えにくい応仁の乱を、気鋭の日本史学者 呉座勇一さんが丁寧に整理し、最新の研究成果をふまえながら実証的に検証した、今話題の歴史書です。

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 7位は『火花』。

2015年に芥川賞を受賞した又吉直樹さんの『火花』が早くも文庫になりました。現在、NHKでドラマとしても放送されている大人気作です。文庫には、受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」も併録されおり、また別の楽しみも味わえる仕掛けになっています。

 

9位は『おしりたんてい かいとうVSたんてい』。

小学生に大人気の読み物シリーズの第4弾がランクイン。最初にこの顔を見たときの衝撃たるや...!「においますね」が口ぐせの紳士・おしりたんてい。今回は、おしりたんていの最強のライバル「かいとうU」が新たに登場します。が、今回の事件もおしりたんていがププッと解決してしまいます。迷路あり、絵さがしありのオシャレ(?)でユーモラスな謎解き読み物です。 

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10位は『しろくまちゃんのほっとけーき』。

子どもが好きな食べもの絵本といえばこの絵本。こぐまちゃんシリーズから『しろくまちゃんのほっとけーき』がランクインしました。長く愛されている大定番の絵本。我が家の息子も大好きな1冊です。家にあるにも関わらず、地域の文庫さんからも幼稚園からも借り続けるほどのお気に入り。確かに「ほっとけーき」のあの場面は何度見てもおいしそうだなあ...と魅せられます。匂いまでしてきそうです。

また、店頭には、春のお出かけや新生活に役立ちそうな、こぐまちゃんグッズも並んでいます。おべんとうばこやコップ、タオルハンカチ、おけいこバッグなど、どれもかわいらしく賑やかなものばかりです。ぜひ絵本と一緒にお楽しみ下さい。

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以上、3月のランキングでした。

新しいスタートの時期であり、春真っ盛りの4月。どんな作品がランクインするのでしょうか。来月のランキングもどうぞお楽しみに。

 

 

(津村)

 

【絵本の棚より】「春の絵本」はいかがですか

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2月もあと少し。もうすぐ3月です。店の外の広場では桜の花が咲きはじめ、その美しさに目を奪われます。春はもうすぐ。足音が聞こえてきそうですね。

 

バンビオ店の児童書売場もすっかり「春」になりました。

春を待つ絵本や、春らしい絵本が大集合しています。

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雪どけやいちご、ちょうちょ、桜やたんぽぽ・菜の花などのお花、お昼寝など、春の季節を感じながら読みたい絵本を集めました。

 

あたたかい陽気に誘われて外に出たくなるこの季節。お子さまと一緒にたくさんの春の絵本をぜひお楽しみください。

 

ご来店お待ちしております。

 

(津村)

2017年1月 月間売上ランキング

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1    声なき蝉 上(佐伯泰英/双葉文庫)

2    声なき蝉 下(佐伯泰英/双葉文庫)

3  戦争に負けないための二〇章(池田浩士/共和国)

4  九十歳。何がめでたい(佐藤愛子/小学館)

5  嫌われる勇気(岸見一郎/ダイヤモンド社)

6  黒書院と六兵衛 上(浅田次郎/文春文庫)

7  蜜蜂と遠雷(恩田陸/幻冬舎)

8  黒書院と六兵衛 下(浅田次郎/文春文庫)

9  せんろはつづく(竹下文子・鈴木まもる/金の星社)

10 君の膵臓を食べたい(住野よる/双葉社)
 

(集計期間 2017/1/1-1/31)

 

2017年最初、1月の売上ランキングは以上のような結果となりました。

 

1位と2位は『声なき蝉』。

 佐伯泰英さんの時代小説の新刊がでトップに。

51巻で完結を迎えた、シリーズ累計2000万部突破の「居眠り磐音 江戸双紙」の続編です。最終章の51巻では、主人公・坂崎磐音の元から16歳の空也がひとり武者修行に旅立ったシーンで幕を閉じていますが、今作はその空也のその後を描いた作品となっています。空也が武者修行の旅に向かったのは他所者を受け入れない「異国」薩摩。空也は薩摩藩に入るため、名前も捨て、己に無言の行を課して国境を目指します。出会い、試練、宿敵との戦い…試練に立ち向かう若者の成長を描いた青春時代小説です。

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6位と8位は『黒書院の六兵衛』。

浅田次郎さんの時代小説の新刊が上下巻でランクイン。

江戸城明渡しが迫る中、てこでも動かない謎の旗本「六兵衛」。いてはならぬない旧幕臣に城中は右往左往します。周囲の困惑をよそに居座りを続ける六兵衛を、城中の誰もが遠ざけ、おそれ、追い出せない...。勝海舟、西郷隆盛をはじめ大物たちも顔をだす奇想天外な展開で、現代のサラリーマンに通じる組織人の悲喜こもごもをユーモラスに描いています。笑って泣いて、最後はすっと背筋が伸びる作品です。

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7位は『蜜蜂と遠雷』。

今年1月に第156回直木賞を受賞したこちらの作品がランクイン。今回が6度目の直木賞ノミネートとなる恩田陸さん。構想から12年、取材11年、執筆7年という渾身の作品での受賞となりました。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない16歳の少年。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら、母の突然の死去以来長らくピアノが弾けなかった20歳の少女。音大出身だが今は楽器店に勤務している年齢制限ギリギリの28歳のサラリーマン。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門校在籍の19歳の少年...。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか。 ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春小説です。

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9位は『せんろはつづく』。

 電車や乗り物好きな子どもたちにぴったりの絵本がランクイン。

「せんろはつづく、どんどんつづく」。こちらは電車の絵本ではなく「線路」の絵本。絵本の中の子どもたちが線路をつなげていきます。山はどうする?トンネルをほろう!川はどうする?鉄橋をかけよう!大きな池は、さあ、どうする...?みんなで考えながら線路は進み、やがてつながって駅ができます...。子どもは線路をつなげる遊びが大好き。きっと自分も絵本の中の子どもたちと一緒に線路をつなげている気持ちになるはずです。リズミカルな文とかわいらしい絵も魅力のロングセラー。ちなみにシリーズで『せんろはつづく まだつづく』『せんろはつづく どこまでつづく』もあります。こちらもあわせてお楽しみください。

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以上、1月のランキングでした。次回2月はどんな本がランクインしているのでしょうか?どうぞお楽しみに!!

 

(津村)