10月のおはなし会を行ないました & 11月スペシャルおはなし会のお知らせ
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、そして、読書の秋。
なにをするにもいい季節ですね。
さて、今月も恒例のおはなし会を開催いたしました。
今回のおはなし会は、動物がたくさん登場しました!
==プログラム
手あそび 「はじまるよ」
絵本 『11ぴきのねことあほうどり』 馬場のぼる/こぐま社
絵本 『みんなでピクニック』 彩樹かれん/ひさかたチャイルド
パネルシアター 『コブタヌキツネコ』
(『パネルシアターであそぶコブタヌキツネコ』 古宇田亮順 編纂/大東出版社)
パネルシアター 『どうぞのいす』
(『パネルシアターどうぞのいす』 阿部恵 編著/チャイルド社)
==
今回のおはなし会は、久しぶりに手あそびからはじまりはじまり~
さあ、今回はどんなおはなしが待っているでしょう?
最初のおはなしは、『11ぴきのねことあほうどり』。
11ぴきのねこたちは、コロッケ屋さんをしています。
はじめは大評判だったのですが、だんだんコロッケが売れ残るようになってしまいました。
ねこたちは、毎日コロッケの生活にうんざり。
「おいしい鳥の丸焼きが食べたい」
そんな11ぴきのねこたちのところに、あほうどりが訪ねてきます。
日本にもあほうどりっているんです。国の特別天然記念物に指定されています。
しかし、このおはなしの中では名前の通り、ちょっと「あほう」な鳥です。
数が3までしか数えられないんです。
だから、6このコロッケはあほうどり流に数えると「3こが2つもある!」
あほうどりには、「3羽と3羽と2羽」の兄弟がいるそう。
あほうどりは、兄弟にもコロッケを食べさせてあげたいと言います。
その話にねこたちは眼を光らせます。
鳥の丸焼きを食べるチャンスです。
さあ、11ぴきのねこたちは、おいしい鳥の丸焼きを食べることができたのでしょうか?
そして、あほうどりはどうなってしまうのでしょう?
ふたつめのおはなしは、『みんなでピクニック』。
たぬきのポンちゃんは、引っ越して来たばかりで友だちがいません。
そんなポンちゃんは、みんなでピクニックへ行く、という楽しそうな話を聞いてしまいます。
仲間に入れてと言い出せないポンちゃん。
そんなポンちゃんは、うさぎのぴょんたくんに化けて、みんなとピクニックへ行きます。
ピクニックに行く途中、こりすちゃんの帽子が木に引っかかってしまいます。
「ぴょんたくんなら取れるんじゃないの?」と言われ、帽子を取ることになったポンちゃん。
しかし、帽子をつかんだ瞬間、もとのたぬきの姿に戻ってしまいます。
ポンちゃんはみんなと楽しくピクニックをすることができるのでしょうか?
3つめはパネルシアター、「コブタヌキツネコ」
有名な、あの歌です!
はじめは普通に「コブタ、タヌキ、キツネ、ネーコ♪」
次は、鳴き声で!
「ブーブブ、ポンポコポン、コーンコン、ニャーオ♪」
その次は・・・さかさまに!
「コブタ」は「タブコ」に
それでは「タヌキ」は?
「ヌキタ!!」
みんな元気いっぱい歌ってくれました!
最後は、パネルシアター、「どうぞのいす」
知っている方も、多かったみたいです。
うさぎさんがいすを作りました。
そこに、ろばさんがやってきます。
「どうぞのいす、だって!なんて親切ないすだろう」
ろばさんは、いすにどんぐりを置いて、ちょっとお昼寝。
ろばさんがお昼寝をしている間に、いろんな動物が「どうぞのいす」にやってきます。
そして、「どうぞのいす」に置いてある食べものと自分が持っている食べものを交換こ。
どんぐりがはちみつに、はちみつがパンに、そしてパンはくりに。
お昼寝から目覚めたろばさんはびっくり。
「どんぐりはくりのあかちゃんだったのかしら」
ろばさんのお昼寝がすこし、長すぎたんですね。
今回のおはなし会もたくさんの方に来ていただき、とても楽しいものになりました。
みなさまありがとうございました!
さて、来月11月のおはなし会は、
通常の30分を1時間に拡大して「スペシャルおはなし会」を開催します!
大阪在住の絵本作家さいとうしのぶさんの絵本『おみせやさんでくださいな!』原画展(11/3〜11/27)開催にあわせて、
「さいとうしのぶさんがやってくる!スペシャルおはなし会」を開催いたします!!
ご存知『あっちゃんあがつく』『しりとりしましょ』などの絵本でおなじみのさいとうしのぶさんが、なんと当店でおはなし会をしてくださいます!
さいとうさんと一緒に、おはなしや歌、パネルシアターなどなど、たっぷり楽しめる1時間です。
おはなし会のあとにはサイン会も予定しております。
この貴重な機会にぜひ皆様でお誘い合わせの上、あそびにきてくださいね。
ご来店お待ちしております。
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11月のスペシャルおはなし会(予約不要&参加無料)
11月13日(日)午後14時〜15時(終了後サイン会を予定)
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(大川)
2016年9月ランキング
1 小説 君の名は。(新海誠/角川文庫)
2 どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法
(Eiko/サンマーク出版)
3 祈りの幕が下りる時(東野圭吾/講談社文庫)
4 らくだ(佐伯泰英/文春文庫)
5 危険なヴィーナス(東野圭吾/講談社)
6 新版 くらべる図鑑(小学館)
7 ヒグチユウコ100 POSTCARDS (ヒグチユウコ/グラフィック社)8 村上海賊の娘 第4巻(和田竜/新潮文庫)
9 ワタナベマキの31日分の定食カレンダ-
(ワタナベマキ/日本文芸社)
(集計期間 2016/9/1-9/30)
当店9月の売上ランキングは、以上のような結果となりました。
1位は『小説 君の名は。』
長編アニメーション映画『君の名は。』の新海誠監督自らが執筆した原作小説です。映画の人気とあわせて、小説も多くの方の注目を集めています。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見ます。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見ます。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づき、物語が始まります...。こちらの『小説 君の名は。』をより深く掘り下げたアナザーストーリー『君の名は。Another Side:Earthbound』も、多くの方に手に取っていただいています。映画、原作小説、もうひとつの小説と、とことん新海ワールドを楽しめるしかけになっています。今一番注目されている作品『君の名は。』ぜひお試しください!
6位は『新版 くらべる図鑑』
大人気の『くらべる図鑑』が「新版」となって新たに登場し、6位にランクインしました。「新版」では世界最大、最小、最速などの最新情報はもちろん、新しい項目も増えており、身近な物から宇宙の果てまで、今まで以上にとことん比べています。比べたり、視点を変えたりすることで、新しい発見に出会える図鑑。家族みんなで楽しみながら学べるエンターテイメント図鑑です。プレゼントにもどうぞ。
7位は『ヒグチユウコ100 POSTCARDS』
熱狂的ファンを持つ大人気のイラストレーター・ヒグチユウコさんの、ポストカード100枚とオリジナル小冊子がつまったスペシャルBOXが7位にランクイン。今回のこのスペシャルBOXは、猫をはじめとしたさまざまな動物のイラストで構成されています。年々緻密さを増し、一度見たら忘れられない人の心を捉えるパワーがあるそのイラスト。不思議な世界が溢れる圧巻の100枚です。『すきになったら』や『ボリス絵日記』、『ギュスターヴくん』など、9月には他にもヒグチユウコさんの新しい本が続々と発売されました。また、それにあわせてホルベイン画材とコラボしたクロッキーブックやマスキングテープ、缶のお道具箱などの雑貨も多数入荷しています。ヒグチワールド、ぜひお楽しみください。
9位は『ワタナベマキの31日分の定食カレンダ-』
久しぶりに料理の本がランクインしました。日々の献立...。悩みます。マンネリになります。そんな時に役立ちそうなこちらの本。ワタナベマキさんが、一汁三菜、ときには汁と具沢山ごはんの定食スタイルで、31日分の献立を紹介しています。材料も作り方もシンプルなのに見た目もよくておいしい、作っても食べても嬉しいレシピ本です。栄養たっぷりに作るための乾物ノートや、残りがちな野菜を使い切るためのおかずの提案もあり、とことん使える頼もしい1冊です。
10位は『ぺんぎんたいそう』
絵本からは今話題のこちらがランクイン。「ぺんぎんたいそう はじめるよ」。登場するのは大きさのちがう2匹のペンギン(ケープペンギンとキングペンギン)。水族館や動物園でおなじみのペンギンですが、そのユニークな動きや、伸び縮みをして姿かたちが変わる様子は、まるで体操をしているかのようです。単純だけど愛くるしいその姿をみているだけで、体が動き出してきそうな絵本。実際、読みながら体操している親子を当店でも目撃しました!福音館書店さんのホームページでは体操動画も募集しているようです。赤ちゃんから大人までみんなで楽しめる絵本。体操まで含めて、ぜひお楽しみください。
https://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/penginexercises.html
以上、9月のランキングでした。
運動会や遠足など、秋の行事で賑わう10月。どんな作品がランクインするのでしょうか?次回のランキングもどうぞお楽しみに!!
(津村)
9月のおはなし会を行ないました & 10月のお知らせ
朝晩はかなり涼しくなり、日常の中でも「秋」を感じる瞬間が多くなってきました。
そんな中、9月のおはなし会を開催いたしました。
今回もたくさんのお客様に来て頂きました!
===プログラム
『やっぱりこうらはかめのもの』 森町長子/鈴木出版
『プルプルのたまご』 教育画劇/塩田守男
パネルシアター 『おつきさまってどんなあじ?』
===
ひとつめのおはなしは『やっぱりこうらはかめのもの』。
かめがこうらをぬいですやすやお昼寝していると・・・。
だれかがこっそりやってきてこうらを試着。
でも、あれれ?動きにくかったり、脱げてしまったり・・・。
こうらから見えている手や足、しっぽをヒントに、みんなが動物の名前を当ててくれました!
うさぎやカラスがこうらをかぶる姿にくすっと笑える絵本でした。
「やっぱりこうらはかめのもの!」と実感した方も多かったのではないでしょうか?
ふたつめのおはなしは『プルプルのたまご』。
プルプルはカバなのですが、自分の足元に転がってきたたまごを自分が産んだと勘違い。
本当はこのたまご、ダチョウのたまごなんです。
プルプルはクルクルと名付けて大事に育てていきます。
でも、なんだかカバよりも鳥に似ているみたい・・・。
カエルはそんなプルプルにこれから似てくるとアドバイス。
おたまじゃくしから成長するカエルの言葉は説得力がありますね。
プルプルはクルクルに泳ぎも教えます。
しかし、太陽がギラギラ照り付け、プルプル、カバたちが住む池が干上がってしまいます。カバは水がないと生きていけません・・・。
プルプルとクルクル、そしてカバたちはどうなってしまうのでしょうか?
カバとダチョウという全く似ていない親子の絆にほっこりする絵本でした。
最後は、パネルシアター『おつきさまってどんなあじ?』。
動物たちは、おつきさまを眺めて「お砂糖のようにあまいのかな?お酢のようにすっぱいのかな?」
カメは「おつきさまをかじってみよう!」と一番高い山に登ります。
しかし、お月さまはすーっと逃げていきます。
そこでカメは友だちのゾウに助けを求めます。
ゾウはキリンに、キリンはシマウマに、シマウマはライオンに・・・。
みんなで協力してお月さまへと近づいていきます。
とうとうネズミがお月さまをかじりました!お月さまの味が口の中にぱぁーっと広がります。
お月さまってどんなあじ?
なんとお月さまはみんなの大好物の味がしたんです!
私が食べたら?僕が食べたら?お友だちが食べたら?お母さん、お父さんが食べたら?どんな味がするだろう?
楽しい想像が広がります。
とっても素敵な笑顔が印象的でした。
今月のおはなし会はこれにておしまい。
来月はどんなおはなしに出会えるでしょうか。
お楽しみに!
皆様のご来店お待ちしております。
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10月のおはなし会
10月9日(日)午後2時から(参加自由)
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(大川)