2018年12月ランキング

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1  未だ行ならず 上(佐伯泰英/双葉文庫)

2  未だ行ならず 下(佐伯泰英/双葉文庫)

3  おしっこちょっぴりもれたろう(ヨシタケシンスケ/PHP研究所)

4  去就(今野敏/新潮文庫)

5  希望荘(宮部みゆき/文春文庫)

6  AIのサバイバル 2(ゴムドリc・韓賢東 /朝日新聞出版)

7  一切なりゆき(樹木希林/幻冬舎)

8  いざ帰りなん(佐伯泰英/新潮文庫)

9  マイブック−2019年の記録−(大貫卓也/新潮文庫)

10 まどから・おくりもの(五味太郎/偕成社)

 

12月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/12/1〜12/31)

 

1位は『未だ行ならず 上』(佐伯泰英/双葉文庫)

2位は『未だ行ならず 下』(佐伯泰英/双葉文庫)

12月は大人気、佐伯泰英さんの時代小説が1位、2位となりました。九州を舞台にした空也の武者修行もいよいよ佳境…。累計2000万部を突破した「居眠り磐音 江戸双紙」に続く新たな物語の青春篇、完結です。

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3位は『おしっこちょっぴりもれたろう』(ヨシタケシンスケ/PHP研究所)

12月に発表された「MOE絵本屋さん大賞2018」で第1位に選ばれたヨシタケシンスケさんの絵本がランクインしました。10月にはTBS「情熱大陸」で特集が組まれ、年末年始には阪急うめだ本店で原画展(5人展)が開催されるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのヨシタケシンスケさん。妄想が混ざったユニークな発想がクセになる絵本です。世の中の「おしっこちょっぴりもれたろう」の悩みがちょっと軽くなるかも!?

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7位は『一切なりゆき』(樹木希林/幻冬舎)

2018年9月に亡くなられた女優の樹木希林さん。樹木さんがのこした数多くの言葉が収録された今話題の一冊です。ユーモアに溢れながら説得力がある独特の言葉たちが、じわっと心に沁みてきます。樹木さん流の生き方のエッセンスが満載の一冊です。

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9位は『マイブック  2019年の記録』(大貫卓也/新潮文庫)

毎年人気の『マイブック』。マイブックには日付と曜日しか入っていません。手帳でも日記でも好きなように自由に使える、自分だけの本です。どんな使い方をするかあれこれ考えるのも楽しいですね。2019年が終わるころには、他のどの本よりも記憶に残る大切な一冊になっているはずです。

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10位は『まどから・おくりもの』(五味太郎/偕成社)

12月といえばクリスマス。たくさんの絵本が並びましたが、中でも人気があったのがこちらの五味太郎さんのクリスマス絵本です。ヘリコプターで現れる(!)サンタさん。窓の中をチラ見して贈り物を選んで配りますが、さて誰にどんなプレゼントが…!? ページをめくるごとにあっと驚く、それはそれは楽しい穴あきのしかけ絵本です。 

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以上、12月のランキングでした。

次回は、2019年最初にして当店最後のランキングです。どんな本が並ぶのでしょか?どうぞお楽しみに!

 

(津村)

「古本乗っ取りフェア」のご紹介

1月19日より、店内にて「古本乗っ取りフェア」を開催中です。

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店内の各ジャンルの棚を関西各地の古本屋さんがハイジャック!ビジネス書や海外文学、語学、ライトノベルまで、棚の担当になりきって古本を選書下さっています。なかにはこれは?というような遊び心ある選書も。「古本乗っ取り中」の赤いラベルを目印に宝探しの感覚で店内を散策してみてください。

2月11日(月祝)まで。 

出店者さんをほんの一部、ご紹介します。

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本は人生のおやつです!さん(大阪)と善行堂さん(京都)。渋めの良書がそろいました。

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奈良に店舗があるとほんさんはライトノベル担当。ライトに読める?文庫がずらり。お手頃価格です。

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長岡京市で古本と言えばこの方、榊翆簾堂さん。年に二回、長岡天満宮で開催される「天神さんで一箱古本市」では当店スタッフもお世話になりました。

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長岡京や乙訓の歴史書をそろえてくださったのはヨドニカ文庫さん。当店から徒歩10分。ぜひ店舗にも足を運んでみてください。

 

他にも関西各地から15店舗が参加しています。

参加店舗はこちらからご覧ください→http://keibunshabambio.hatenablog.jp/entry/2019/01/12/162036

 

(鳥居)

加納徳博さんの展示のお知らせ


本日から加納徳博さんの原画を店内で展示しています。

加納さんと言えば、書籍の装画、幅広いジャンルの雑誌の挿絵、
電車のマナー広告などでそのイラストを目にされた方も多いと思います。

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今回はお仕事で描かれたものとは違い、自身の作品として描かれたものをお借りしました。
無機質なのか有機質なのか。
そのシンプルで伸びやかな線はすべて手で描かれています。

今回は普段掛け替えることがなかった額も彼の作品に。
バンビオ店の雰囲気ががらりと変わっているのも見物です。
来週の25日まで。

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加納 徳博
1981年大阪生まれ東京在住

人物、動物、風景等を独特の構図でとらえ、
必要最少限の線と色で表現します。
計画的に描かれた線と色、そこにプラスされるならではの崩し。

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(水口)