2018年10月ランキング
1 沈黙のパレード(東野圭吾/文藝春秋)
2 下町ロケット ヤタガラス(池井戸潤/小学館)
3 英単語の語源図鑑(清水建二・すずきひろし・本間昭文/かんき出版)
4 ゴリラのくつや(谷口智則/あかね書房)
5 ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち
(三上延/メディアワークス文庫)
6 決定版からだの教養12ヵ月(若林理砂/晶文社)
7 下町ロケット ゴースト(池井戸潤/小学館)
8 木枯らしの(佐伯泰英/光文社文庫)
9 億男(川村元気/文春文庫)
10 ten to sen の模様刺繍(岡理恵子/グラフィック社)
10月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/10/1〜10/31)
1位は『沈黙のパレード』(東野圭吾/文藝春秋)。
第1作『探偵ガリレオ』刊行から20年。東野圭吾さんのガリレオシリーズ6年ぶりの単行本が、長篇書下ろしとして発売になりました。シリーズ第9作です。
3位は『英単語の語源図鑑』(清水建二/かんき出版)。
「語源」を学ぶことで英単語を効率的に覚えられると話題のこちらの書籍が3位にランクイン。「語源」とは漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)などにあたるもので、重要単語を語源に沿って分解することで、芋づる式に語彙を広げます。また、1単語につき1つイラストが描かれているので、語源とイラストのイメージで強く記憶に定着させながら語彙を増やすことができます。楽しく効率よく英単語を覚えられる1冊です。
4位は『ゴリラのくつや』(谷口智則/あかね書房)。
現在、原画展を開催中の谷口智則さんの絵本『ゴリラのくつや』が4位にランクイン。仕事を通して、お父さんと息子の温かいやりとり描いた絵本です。質感や色味など独特の雰囲気のある絵が絶妙にマッチして、何とも愛らしい豊かな世界を作り出しています。こちらの原画展と谷口さんの絵本&雑貨フェアは11月18日(日)まで開催しています。貴重な原画を、この機会にぜひごゆっくりお楽しみください。また先日、谷口さんをお招きしてライブペインティングを行った際に完成した大きな絵も店内に飾っています。こちらもぜひあわせてご覧くださいませ。これからの季節には『100にんのサンタクロース』や『おおきいサンタとちいさいサンタ』もオススメです。(原画展とフェアの詳細はこちらから。)
6位は『決定版からだの教養12ヵ月』(若林理砂/晶文社)。
先月ランクインした『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(ミシマ社)の著者・若林理沙さんの書籍が今月もランクイン。人気鍼灸師・若林さんが自ら編み出した独自の健康法を、立つ・歩く・呼吸するなどの身体の基本動作トレーニングと、季節ごとの食養生レシピ、さらにペットボトル温灸や爪楊枝鍼などの「からだの手当て」の3本立てで紹介しています。治療よりも養生が大切。不健康な生活でからだを壊してしまう前に、東洋医学と古武術をベースにし12ヵ月のメソッドで健康を保ちましょう!続けていけば少しずつからだの痛みや不具合が消えていく、食とからだと手当ての頼りになるレシピ本です。
10位は『ten to sen の模様刺繍』(岡理恵子/グラフィック社)。
10月に当店にて作品展を開催しました、北海道在住の刺繍作家・岡理恵子さんの書籍がランクイン。北国の自然、季節の移ろい、目を閉じると脳裏に浮かぶ記憶の風...。さまざまなイメージから生まれる「点と線模様製作所」の模様が刺繡の図案になっています。模様全体を刺繡すれば一枚の布に、お持ちのバッグや小物に小さなモチーフを刺繡すればワンポイントのあしらいに。アイデアしだいで楽しみ方が広がる20の模様が紹介されています。
以上、10月のランキングでした。次回11月はどんな作品がランクインしているでしょうか?次回もお楽しみに。
(津村)