2018年3月ランキング

 

f:id:keibunshabanbio:20180413022255j:plain

1  森のノート(酒井駒子/筑摩書房)

2  ラプラスの魔女(東野圭吾/角川文庫)

3  青くて痛くて脆い(住野よる/KADOKAWA)

4  秋霖やまず(佐伯泰英/光文社文庫)

5  漫画君たちはどう生きるか

  (吉野源三郎 著・羽賀翔一 絵/マガジンハウス)

6  暮しの手帖のおべんとうのおかず196

  (暮しの手帖編集部/暮らしの手帖社)

7  おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子/河出書房新社)

8  オリジン 上(ダン・ブラウン/KADOKAWA)

9  おしりたんていあやうしたんていじむしょ(トロル/ポプラ社)

10 京都寺町三条のホームズ 9(望月麻衣/双葉文庫)

 

3月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/3/1〜3/31)

 

1位は『森のノート』(酒井駒子/筑摩書房)。

当店で原画展を開催した酒井駒子さんの『森のノート』がトップに。みなさま、貴重な原画はご覧いただけましたでしょうか?(詳細はこちらから。)純粋で怖いくらい愛らしく、どこか不穏な空気が流れる酒井さんの絵を見ると、いつも心が高揚し、同時にざわつきます。静謐な絵と独特の世界感溢れる文章で織りなす酒井駒子さんの初めての画文集。ぜひページを開いてご覧ください。

尚、今週末4月15日(日)には一乗寺店でサイン会を開催予定です。一乗寺での原画展も15日までです。まだの方はぜひお見逃しなく!(サイン会には整理券が必要です。詳細はこちらから。)

f:id:keibunshabanbio:20180408072710j:plain

f:id:keibunshabanbio:20180413012943j:plain

 

6位は『暮しの手帖のおべんとうのおかず196』(暮しの手帖編集部/暮らしの手帖社)。

春休みが終わり、我が家でも幼稚園に通う息子のためのお弁当づくりがまた始まりました。マンネリしがちで大変という方も多いのではないでしょうか?こちらは、瀬尾幸子さん、脇雅世さん、松田美智子さんによるバラエティー豊富な196品が紹介されたお弁当レシピの本です。メインと付け合せの定番レシピや、つくりおきレシピ、カロリーオフのレシピがたくさん紹介されており、作る相手や冷蔵庫の中身によってレシピが選べるのが嬉しいところ。また、隙間をうめる簡単な付け合せレシピは忙しい朝に重宝します。レパートリーが広がるとともに、毎日のおべんとう作りが楽しくなりそうな一冊です。

f:id:keibunshabanbio:20180408072649j:plain

 

7位は『おらおらでひとりいぐも』(若竹千佐子/河出書房新社)。

63歳、史上最年長で直木賞を受賞したこちらの作品がランクイン。「74歳、ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし」。捨てた故郷、疎遠になった息子と娘、そして亡き夫への愛。40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅でひとり茶をすすり、ねずみの音に耳をすませるうちに、桃子さんの内から外から、声が湧きあがります。歳をとるのも悪くないと思えるような、新たな老いの境地を描いた作品です。

f:id:keibunshabanbio:20180408072524j:plain

 

9位は『おしりたんていあやうしたんていじむしょ』(トロル/ポプラ社)。

さすが春休み。子ども達に大人気の推理よみもの「おしりたんてい」シリーズの最新刊第6弾がランクインしました。今回のおはなしでは、新しくできた探偵事務所の男とおしりたんてい、どちらが真の名探偵なのかを決める勝負が繰り広げられます。結果はまさかの…!全2話収録で、今回も迷路やクイズ、「おしり」さがしなど、たくさんの謎解きが詰まっています。

f:id:keibunshabanbio:20180408072742j:plain

 

10位は『京都寺町三条のホームズ9』(望月麻衣/双葉文庫)。

2016年度「京都本大賞」受賞作の、望月麻衣さんの人気シリーズの最新刊がランクインしました。古都京都を舞台にしたライトミステリー。 骨董品鑑定と謎解き、そして恋の行方は...。

望月さんからなんとサイン本もいただきました!こちらは数量限定ですのでぜひお早めに。ちなみにアニメ化も決定。夏に放送予定です。

f:id:keibunshabanbio:20180408073009j:plain

 

以上、3月のランキングでした。

新年度がはじまる4月。そして注目の本屋大賞も発表された4月(今年度の大賞は辻村深月さんの『かがみの孤城』でした!)。どんな作品がランクインしているのでしょうか?次回もお楽しみに。

 

(津村)