3月のおはなし会を行ないました & 4月のお知らせ
桜は満開を迎え、生きものたちもせっせと動きはじめました。
春ですね。春というより初夏のような気温ですが・・・。
春におすすめの絵本が『リスとはるの森』(ゼバスティアン・メッシェンモーザー/コンセル)です。
リスとハリネズミのちょっとずれた頑張りに思わずくすっ。
とっても可愛い絵本です。
お立ち寄りの際は、ぜひ読んでみてください。
さて、3月のおはなし会の様子をお伝えいたします。
今回もたくさんの方にお越しいただき、楽しい会になりました。
===プログラム
絵本 『でてこいちゅーりっぷ』 いもとようこ/金の星社
絵本 『たっちんのドキッ!』 木村裕一/礒みゆき/偕成社
絵本 『ぎんいろのボタン』 左近蘭子/末崎茂樹/ひかりのくに
パネルシアター 「ぱくぱくはんぶん」
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ひとつめのおはなしは『でてこいちゅーりっぷ』。
春の花のひとつ、チューリップが出てくるおはなしです。
ねこくんがチューリップの球根を植えました。
早く芽が出るようにお水をたっぷりあげて、「おーい でてこい チューリップ!」
そんなにすぐ芽が出るはずありません。
「こんなに水をかけたら困るじゃないか」ともぐらさんにも怒られてしまいます。
私もはやく芽が出て欲しくてお水をやりすぎてしまいがちですが、ちょっと待つことも大事ですね。
最後には赤い素敵なチューリップが咲きました。
ふたつめのおはなしは『たっちんのドキッ!』 。
ひとりで留守番することになったたっちん。
「できる!」と言ったものの、やっぱり不安。
ピンポーン!
窓の外を見てみると・・・
「どうしよう、こうもりだ!」
しかし、来たのは宅配便屋さん。
たっちんがドキッとするようなものが、次々に訪ねてきますが、実際は・・・?
当てられた方はすごい!
みっつめのおはなしは『ぎんいろのボタン』。
くま先生の宝物は、昔お母さんが作ってくれた服のボタン。
このボタンを付けたマント、浮くんです!
くま先生は、夜ひとりで空を飛んでいました。
しかし、ひとりではあんまり楽しくありません。
そこで、大きな大きなマントを作ってみんなと空を飛ぼうと思いつきます。
さあ、くま先生はみんなと楽しく空を飛ぶことは出来るのでしょうか?
最後のおはなしは「ぱくぱくはんぶん」。パネルシアターです。
おばあさんが大きなケーキを焼きました。
食いしん坊なおじいさんに半分残しておいてと頼み、買い物に出かけたおばあさん。
おじいさんは、あっという間にぱくぱく半分食べてしまいます。
そこへイヌのジョンがやってきて、「おいしそう!ぼくにもちょうだい」
おじいさんは、半分おばあさんに残しておいて、と伝えます。
ジョンも半分ぱくぱく。
そこへネコのミーヤもやってきて、ケーキは半分の半分半分に。
つぎつぎに動物たちがやってきて、そのたびにケーキは半分になっていきます。
おばあさんのケーキはとても小さくなってしまいました。
買物から帰ってきたおばあさん、小さく小さくなってしまったケーキを見て怒ってしまいます。
そりゃそうですよね。
さあ、おじいさんと動物たちはどうするのでしょうか?
今月のおはなし会はこれでおしまい。
来月はどんなおはなしに出会えるでしょう?
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
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4月のおはなし会
4月8日(日)午後2時から(予約不要/参加無料)
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(大川)