ポール・マッカートニー来日フェアを開催中です。
去る4月末、あのレジェンドが日本を沸かせました。
こちら「Esquire The Big Black Book 」(講談社)の最新号表紙を飾る人物です。
そう、ポール・マッカートニーです。
年に二度しか発行されない雑誌の表紙を飾る彼の知名度と溢れんばかりのセレブリティは目を見張るものがありますね。
この自信たっぷりの表情…
マッカートニー氏は4/25,27,29,30と延べ四日コンサートを行ったようです。
ちなみに私は27日の東京ドームコンサートに行ってまいりました。感極まって大号泣しました。
そこで当店では、初来日から51周年となる先日の来日コンサートに合わせまして、ささやかながら「ポール・マッカートニー来日フェア」と銘打ち、ポール・マッカートニーやビートルズ関連本をいくつかご用意させて頂きました。
それではこの中の本を少し紹介させて頂きます。
『真実のビートルズ・サウンド[完全版]』リットーミュージック
ビートルズ特有のコード進行やキャッチーなフレーズ、歌詞を曲ごとに紐解き、時にメンバーの関係やバンドの背景、当時の録音環境などを織り交ぜつつ解説する一冊です。曲の持つ魅力、旨味を教えてくれるので、いつも聞いていた曲から違った側面が見えてきたりして楽しいです。公式発表曲213曲すべての解説を収録しているので納得のボリュームを感じました。
ギターやベースを爪弾きながら読むと楽しいですね~。
続いて…
『ビートルズは眠らない』小学館
ビートルズ関連の本は解説や歴史をなぞるものが多いですが、こちらは解散以降の彼らを追ったエッセイになります。著者はロッキング・オンを創刊した1人である松村雄策氏。ビートルズへの愛や尊敬を強く感じます。現役のビートルズやメンバー全員が存命している時代を経験していない私には、始めて知るようなエピソードが数多くあって興味深く、文庫本ということもありサクサク読めてしまいました。
続いてこちら、
『B ~PLASTIC BEATLES~ 』発行:牛若丸 発売:WAVE出版
なんとこちらの本、ケースから取り出すと……
「B」eatlesの「B」の形をしております!遊び心が可愛いですね。
しかし内容はなかなかどうしてマニアック。話題に対する切り口が他にはない一冊だと思います。
切り口が斬新というのはこちらの目次を見ていただくと一目瞭然。
一見ビートルズどころか音楽すら関係ないように見えますが、これがどういうわけか密接に(?)結びついてるんですね。おもしろい…
個人的には「貯古齢糖(チョコレート)」の頁はエリック・クラプトンとジョージ・ハリスンの関係に触れててグッときました。Savoy Truffle!!
当フェアがビートルズ、ポール・マッカートニーとの新たな出会いや、魅力再発見の機会になればよいなぁ…と思います。
是非お気軽にご覧ください。
ちなみに更新日である本日5月8日はビートルズのラストアルバム 、「Let It Be」の発売日だそうです。
そして、今年はあの”Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band”が発売されてから50周年だそうです。当店では、50周年に合わせて刊行されるSgt. Pepper's ~に関する本を入荷予定ですのでご期待ください!
(中西)