9月のおはなし会を行ないました & 10月のお知らせ
朝晩はかなり涼しくなり、日常の中でも「秋」を感じる瞬間が多くなってきました。
そんな中、9月のおはなし会を開催いたしました。
今回もたくさんのお客様に来て頂きました!
===プログラム
『やっぱりこうらはかめのもの』 森町長子/鈴木出版
『プルプルのたまご』 教育画劇/塩田守男
パネルシアター 『おつきさまってどんなあじ?』
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ひとつめのおはなしは『やっぱりこうらはかめのもの』。
かめがこうらをぬいですやすやお昼寝していると・・・。
だれかがこっそりやってきてこうらを試着。
でも、あれれ?動きにくかったり、脱げてしまったり・・・。
こうらから見えている手や足、しっぽをヒントに、みんなが動物の名前を当ててくれました!
うさぎやカラスがこうらをかぶる姿にくすっと笑える絵本でした。
「やっぱりこうらはかめのもの!」と実感した方も多かったのではないでしょうか?
ふたつめのおはなしは『プルプルのたまご』。
プルプルはカバなのですが、自分の足元に転がってきたたまごを自分が産んだと勘違い。
本当はこのたまご、ダチョウのたまごなんです。
プルプルはクルクルと名付けて大事に育てていきます。
でも、なんだかカバよりも鳥に似ているみたい・・・。
カエルはそんなプルプルにこれから似てくるとアドバイス。
おたまじゃくしから成長するカエルの言葉は説得力がありますね。
プルプルはクルクルに泳ぎも教えます。
しかし、太陽がギラギラ照り付け、プルプル、カバたちが住む池が干上がってしまいます。カバは水がないと生きていけません・・・。
プルプルとクルクル、そしてカバたちはどうなってしまうのでしょうか?
カバとダチョウという全く似ていない親子の絆にほっこりする絵本でした。
最後は、パネルシアター『おつきさまってどんなあじ?』。
動物たちは、おつきさまを眺めて「お砂糖のようにあまいのかな?お酢のようにすっぱいのかな?」
カメは「おつきさまをかじってみよう!」と一番高い山に登ります。
しかし、お月さまはすーっと逃げていきます。
そこでカメは友だちのゾウに助けを求めます。
ゾウはキリンに、キリンはシマウマに、シマウマはライオンに・・・。
みんなで協力してお月さまへと近づいていきます。
とうとうネズミがお月さまをかじりました!お月さまの味が口の中にぱぁーっと広がります。
お月さまってどんなあじ?
なんとお月さまはみんなの大好物の味がしたんです!
私が食べたら?僕が食べたら?お友だちが食べたら?お母さん、お父さんが食べたら?どんな味がするだろう?
楽しい想像が広がります。
とっても素敵な笑顔が印象的でした。
今月のおはなし会はこれにておしまい。
来月はどんなおはなしに出会えるでしょうか。
お楽しみに!
皆様のご来店お待ちしております。
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10月のおはなし会
10月9日(日)午後2時から(参加自由)
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(大川)