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2016年3月 月間ランキング

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1     幸せになる勇気(岸見一郎/ダイヤモンド社)

2  天才(石原慎太郎/幻冬舎)

3  七つの会議(池井戸潤/集英社文庫)   

4  おやすみ、ロジャー(カール・ヨハン・フォルセン・エリーン/飛鳥新社)

5  京都ぎらい(井上章一/朝日新書)

6  また、同じ夢を見ていた(住野よる/双葉社)

7  わたしのじてんしゃ(益田ミリ・平澤一平/ミシマ社)

8  嫌われる勇気(岸見一郎/ダイヤモンド社)

9  112日間のママ(清水健/小学館)

10 OLIVE(NOSIGNER/KADOKAWA)

 

(集計期間 2016/3/1-3/31)

  

 当店3月のランキングは以上の結果となりました。

 

 1位は『幸せになる勇気』。

8位にランクインのベストセラー『嫌われる勇気』の続編です。前作で哲人と対話してアドラー心理学の考えを知った青年が、教師として生徒たちと3年間過ごした後、悩みながら再び哲人を訪ねるところから話は始まります。テーマは本当の「自立」と本当の「愛」。著者の岸見さんが「『嫌われる勇気』が地図だとすれば、『幸せになる勇気』はコンパスとなる一冊」とあとがきで語っている通り、前作を具体的に掘り下げた、より実践的な内容となっています。アドラー心理学を通して幸せにいきるためのヒントが詰まった、人生の指南書となる1冊です。

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 5位は『京都ぎらい』。

「新書大賞2016」で1位を獲得したこちらが5位にランクイン。「千年の古都のいやらしさ、ぜんぶ書く」。挑発的な帯が目を惹くこちらは、京都(嵯峨)生まれ京都(宇治)在住の著者が洛中在住者の優越感、風俗、宗教、歴史などについて書いた1冊です。京都の内側の「いけず」な素顔が満載のこちらの本。長岡京の人々はどう読むのでしょうか?

 

 7位は『わたしのじてんしゃ』。

3月から当店にてパネル展を開催中で、先日は著者の益田ミリさんと平澤一平さんをゲストに迎えてイベントを行ったばかりのこちらの絵本が7位にランクインしました。冒険の旅に出ようとする女の子。出発前に自分の自転車にベッドやおふろ、ブランコ、牧場など、「あれもほしい」「これもいいな」といろいろなものをつけていきます。ページをめくるごとにいろいろなものがくっついて、どんどん賑やかに変わっていく自転車。想像がムクムクとふくらむ、とても楽しくてなんともかわいらしいお話です。パステルカラーで描かれたその世界は温かくて愛らしく、親子でワクワク想像しながら楽しめる絵本です。当店で開催中のパネル展でもぜひその世界をお楽しみください。また、先日のイベントの様子はこちらでもご覧いただけます。おはなし会あり、制作秘話あり、お絵描き会あり、サイン会ありの、和気あいあいとした空気に包まれたとても賑やかなイベントになりました。お越しになれなかった方々のためにサイン本も作っていただきました。残りわずかですがまだご用意がありますので、ぜひどうぞ。

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 9位は『112日間のママ』。

 29歳の若さでなくなったアナウンサー清水建さんの奥様、奈緒さん。奈緒さんとの結婚から妊娠中のがん発覚、その後の出産、闘病、そして最後の日までが克明に記されています。息子さんはその時生後112日。3ヶ月です。正直、悲しみとつらさで心がいっぱいになりそうで読み出すのが怖かったのですが、清水さんから奥様へのラブレターでもある本書には大切なメッセージがたくさん詰まっています。家族について、命について、人生について、とにかく考えさせられる心にズシンとくる1冊です。

 

 10位は『OLIVE いのちを守るハンドブック』。

地震大国、日本。2011年3月11日のあの東日本大震災から5年が経ちました。そしてまた熊本や九州で大きな地震が発生し、今現在も続いています。改めて、いつ何が起きるかわからないなと、そして、自分や家族のためにきちんと備えておかなければならないと思い知らされました。3月に行った震災関連書籍を集めたコーナーで最も注目を集めたのがこの本でした。東日本大震災発生直後に立ち上がって話題となった、被災者に役立つアイデアを集めるwikiサイト「OLIVE」の書籍版です。生命を守るための方法、生活用品や食料の調達の仕方や作り方、避難所での過ごし方など、来たる「その時」に役に立つ150のアイデアがイラストでわかりやすく紹介された1冊です。防寒の仕方や、トイレやおむつなどの生理用品のこと、そして子どものためのおもちゃの作り方までとにかくアイディアが豊富。1円玉で電池が作れたり、ごみで水が濾過できたり、災害時でなくても試してみたくなるアイディアが満載です。こういうことを知っているかいないかは、災害が発生したその時にとても大きく影響するのではないでしょうか。特別な備えなしでもできる命を守る方法を教えてくれるこのハンドブック。一家に一冊、防災リュックに備えておきたいですね。

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 以上、3月のランキングでした。入学、就職、引越など、新生活がスタートする方が多いであろう4月。いったいどんな作品がランクインしているのでしょうか。来月のランキングもどうぞお楽しみに!

 

 

(津村)