2015年9月 月間売上ランキング
1 ロスジェネの逆襲 (池井戸潤/文春文庫)
2 火花(又吉直樹/文藝春秋)
3 天空の蜂(東野圭吾/講談社文庫)
4 おいしいな! (木村裕一/小学館)
5 飛躍(佐伯泰英/講談社文庫)
6 漁港の肉子ちゃん(西加奈子/幻冬舎文庫)
7 大放言(百田尚樹/新潮新書)
8 下町ロケット(池井戸潤/小学館文庫)
9 ゆるめる力骨ストレッチ(松村卓/文藝春秋)
10 ぼくは明日、昨日のきみとデートする(七月隆文/宝島社文庫)
スクラップ・アンド・ビルド(羽田圭介/文藝春秋)
当店9月のランキングは以上の結果となりました。
文芸ではおなじみの作家さんが多数ランクイン。新書では『大放言』(百田尚樹)が7位に、『人間の分際』(曽根綾子)が11位にランクインしていました。
10位には『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(七月隆文)がランクイン。
こちらは「第3回みんなで選ぶ京都本大賞」の最終ノミネート作品として発表され、関心が集まったようです。京都を舞台とする作品で、最終ノミネートされた3作品の中から、読者の投票によって大賞が決まる「京都本大賞」。第1回受賞作は『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(岡崎琢磨)、第2回は『聖なる怠け者の冒険』(森見登美彦)でした。第3回になる今年のノミネート作品は、『異邦人』(原田マハ)、12位にランクインした『左京区恋月橋渡ル』(瀧羽麻子)、そして『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の3作品です。さて、今回はどの作品が選ばれるのでしょうか。みんなで選ぶ京都本大賞、ご興味のある方はこの機会にご一読の上、ご投票くださいませ!!投票は店頭の専用用紙かもしくはホームページ(www.books.gr.jp)にて、10月12日まで受付中です。発表は11月3日です!
4位には、しかけ絵本『おいしいな!』(木村裕一)がランクイン。
絵本を上にひっぱるとくまさんのお口がひらいてリンゴやバナナをパクパク。遊びながらわかりやすく楽しめるこの絵本は、当店の年間絵本ランキングで2013年、2014年の2年連続1位に輝いた大人気の絵本です。小振りなサイズでお出かけにも便利。そして、赤ちゃんから楽しめるため、プレゼントとしても喜ばれる1冊です。現在開催している年間絵本ランキングのフェアが、みなさんの絵本選びのお役に立っているようで、当店としてはとてもうれしい結果となりました。こちらの年間絵本ランキングコーナーには、他にも楽しくて人気の絵本がぎゅっと凝縮していますので、お子さまと一緒にお気に入りの1冊を見つける参考にしていただければと思います。
もうすぐランクインの13位には、子育て関連の本2冊がランクイン。
『Q&Aこころの子育て』(河合隼雄)は、臨床心理学者の河合隼雄さんが、誕生から思春期までの子育ての悩みや不安に優しく寄り添い、子育てのヒントを与えてくれるロングセラーの1冊。河合さんの温かくて頼もしい、子育ての核心を突く言葉に心が和らぎ、これからの子育ての希望を与えてくれます。
『子どもはみんな問題児』(中川李枝子)は、『ぐりとぐら』などでもおなじみの中川李枝子さんによる、子どもの本質、育児の基本が語られた1冊。母であり、多くの子どもたちと関わってきた保育士でもあった中川さんの言葉は、お母さんたちの心をほぐし、子どもと過ごす日々を豊かにしてくれます。どちらも子育て中のお母さんやお父さん、ご家族の方々に読んでいただきたい1冊です。
現在、当店では「わたしの子育て」ちびフェアを開催し、さまざまな子育てのかたちをご用意しています。あなたの子育てに寄り添い、味方になる1冊を、ぜひ見つけてみてください。
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さて、来月はどんなランキングになるでしょうか?10月のランキングもどうぞお楽しみに!
(津村)