「『偶然の装丁家』ができるまで」開催のおしらせ

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『偶然の装丁家』(矢萩多聞/晶文社)の刊行を記念し、店内にてフェアを行います。題して「『偶然の装丁家』ができるまで」。

ブックデザイナー矢萩多聞はいかにして生まれたのか。これまでの装丁作品、ペン画、写真などを並べ、仕事場を再現します。装丁ってどんなこと?本づくりってどうやるの?といった基本的なところから学べる展示企画です。また『偶然の装丁家』の装画を描き下ろした絵本作家ミロコマチコさんの原画もあわせて展示。迫力満点の作品をこの機会にぜひご覧ください。

さらに恵文社バンビオ店インド化計画も進行、毎日少しずつお店のどこかが「インド」になります。店内のスタンプ、イベント参加のスタンプを集めると、ほっこりプレゼントが当たります!

 

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【関連イベント】

 

●音あります インドの壺太鼓ガタムを聞こう

4 月23 日(水)18:30 ~

見た目はただの素焼きの壺。でも叩くといい音がするんです! 南インドのふしぎな楽器ガタム。この楽器の日本唯一の演奏家・久野隆昭さんがやってくる。インドと壺のゆかいな話とともに、プチライブを楽しみましょう!

 

●トークショー 学校、行っても/行かなくても

4 月29 日(祝)14:00 ~

参加料 1000 円(チャーイ付)要予約

13 歳で中学校をやめ、インドで暮らし画家・装丁家になった矢萩多聞。6 年間つづけた小学校教師をやめて写真家になった吉田亮人。奇しくも同じ1980 年生まれのふたりが「不登校」を入口に、これからの学び、仕事、子育てを考えます。大人はもちろん、親子での参加も歓迎。

ご予約制となっております。ご予約はお電話(075-952-3421 恵文社バンビオ店)か、こちらの特設サイトからどうぞ。

 

●ワークショップ インドのハーブで絵を描こう

5 月5 日(祝)14:00 ~

材料費 1000 円(チャーイ付)要予約

アジアからアフリカまでいろんな国で染料として親しまれているハーブ= ヘナをつかって、手や腕に絵や紋様を描くワークショップです。インドの各地方に伝わる紋様をお手本に、のんびりボディペイントで遊んでみませんか。描いたあとはヘナが乾くまで、甘いチャーイを飲み、インドの絵本を読み聞かせ。

 ご予約制となっております。ご予約はお電話(075-952-3421 恵文社バンビオ店)か、こちらの特設サイトからどうぞ。

 

●カフェ&トークショー

5 月10日(土)11:00 ~

一乗寺店コテージにて開催します。詳しくはこちらから。

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『偶然の装丁家』(矢萩多聞/晶文社)  5月2日発売予定

いつのまにか装丁家になっていた―。
中島岳志や森まゆみの著作をはじめ、小説、学術書、ビジネス書など、幅広く「本の貌」を手がける矢萩多聞。学校や先生になじめず中学一年で不登校、14 歳からインドで暮らし、専門的なデザインの勉強もしていない。ただ絵を描くことが好きだった少年はどのように本づくりの道にたどりついたのか?小学校時代、インドでの思い出、絵を描く仕事、本をつくる仕事、そして、日本で暮らすこと。偶然に満ちた自らからの半生をたどり、いまもう一度「生きること」を見つめなおす。
そこに描かれるある意味で現実離れした生きざまと、目の前で子どもみたいに無邪気に自分の装丁した本について語るやわらかな人物は乖離しているようで、全く矛盾しない。飾らない文面にも助けられて「ああ、そうか。」と一つのストーリーがすとんと落ちてくる。矢萩多聞という生き方から何を得るかは人それぞれだが、どんな人にもなにかしらのヒントがあるはずだ。

 ※フェア期間中は当店限定、サイン本の先行販売をいたします。

 

 

(鳥居)