1月のおはなし会を行ないました & 2月のお知らせ
長岡京にも雪が降りました。
まだまだ寒い日は続きそうです。
1月のおはなし会の様子をお届け致します。
今の季節にぴったりなおはなしがたくさんのおはなし会でした!
===プログラム
てあそび 「はじまるよ」
絵本 『はつてんじん』 川端誠/クレヨンハウス
うた 「ゆきだるまのうた」
絵本 『ゆきだるまはよるがすき!』 キャラリン・ビーナー/マーク・ビーナー/せなあいこ/評論社
絵本 『どろんこハリー』 ジーン・ジオン/マーガレット・ブロイ・グレーアム/わたなべしげお/福音館書店
パネルシアター 「ヤダットちゃん」
パネルシアター 「ビンゴ」
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今年も「はじまるよ」からおはなし会は、はじまりはじまり。
どんなおはなしが待っているでしょう?
ひとつめのおはなしは、『はつてんじん』 。
お正月に初詣に行かれた方も多いのではないでしょうか。
今年初めて天満宮にお参りに行くことを「初天神」と言うそうです。
天神様の縁日の日に初天神へ行く親父。
悪さばかりする金坊も一緒に連れて行くことになります。
あれ買ってくれ、これ買ってくれと言わない約束をしますが、金坊、何か買ってもらおうと知恵を絞ります。
落語ならではのテンポのよさでおはなしが進んでいき、笑えるところもたくさん!
おはなし会の日の朝は、雪が少し積もったので、雪の歌とおはなしを楽しみました。
「ゆきだるまのうた」です。
「雪が降ってきた チャチャチャ♪」
雪がふるとなんだかわくわく。
「雪だるまをつくったら だるまがこーろんだ♪」でだるまのまねをします。
ごろーん!
上手にできたかな?
ふたつめのおはなしは、『ゆきだるまはよるがすき!』。
つくったゆきだるまが、次の日の朝にはぐったりしていること、ありませんか?
ゆきだるまたちは、夜、いったい何をしているのでしょう?
実は・・・
スケート大会をしたり、雪合戦をしたり、そり滑りをしたり。
雪の日の夜を満喫しているんです!
だから、ゆきだるまの口が曲がっていたり、背が低くなっていたりしたら、それはとっても楽しい夜を過ごした証なのかもしれません。
今年は犬年なので、犬が登場するおはなしを。
『どろんこハリー』
おふろ以外はなんでも大好きなハリー。
おふろがいやで、おふろのブラシを庭に埋めて、遊びに行ってしまいます。
汽車の煙でススだらけ、公園で遊んで泥だらけ。
あんまりどろんこになったので、黒いぶちのある白い犬のはずが白いぶちのある黒い犬に。
そのせいで、家に帰っても「ハリーに似てるけど・・・」と気づいてもらえません。
さあ、ハリーはハリーだと飼い主さんたちに気づいてもらえるのでしょうか?
続いてパネルシアター。
「ヤダットちゃん」
ヤダットちゃんはなんでも「ヤダ」。
イヌが「一緒に遊ぼう」と誘っても「ヤダヤダヤダ」。
ポップコーンやさんでも、「こんなに少ないのはヤダ」。
ヘビが「ポップコーンちょっとちょうだい」と頼んでも「ヤダ」。
しかし、ポップコーンを食べ過ぎておなかが痛くなってしまうヤダットちゃん。
泣きすぎて涙の池に溺れそうになってしまいます!
最後には、イヌ、ポップコーンやさん、ヘビが助けに来てくれました。
あまりヤダヤダ言っていると助けてもらえなくなってしまうかも。
ヤダはほどほどに!
「ビンゴ」
ビンゴの綴りB、I、N、G、Oが1字ずつ減っていきます。
歌わないところは、リズムに合わせて手をパチン!
みんなでリズムに合わせて手をたたいて楽しみました!
今月のおはなし会はこれでおしまい。
来月はどんなおはなしに出会えるでしょうか。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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2月のおはなし会
2月11日(日)午後2時から(予約不要/参加無料)
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(大川)
「ふりかけをつくってみよう」ワークショップ開催のお知らせ
現在開催中の加藤休ミさんが絵を担当した子どものための実用書『おいしくたべる』の原画展。
『おいしくたべる』ことをみんなでもっと楽しみたい!ということで、装丁を担当した矢萩多聞さんと一緒に「ふりかけをつくってみよう」のワークショップを開催します。
みんなが大好きなふりかけ。ごま、のり、かつおぶし、じゃこ...いろんな小さな食べものを、あつめて、まぜて、つめて、自分だけのふりかけを作っちゃおう!自分好みのマイブレンドふりかけに、ラベルを作ってはりつけたら、自分だけのオリジナルふりかけの完成です。
子どもも大人も一緒に「食べる」ことを楽しめるワークショップです。
詳細をご確認の上、店頭またはお電話にてお申し込みください。
皆さまのご参加をお待ちしております!
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■ワークショップ「ふりかけをつくってみよう」
日:1月21日(日)
時間:①午前の部 11:00〜
②午後の部 14:00〜
講師:矢萩多聞
参加費:おひとり様700円(材料費込み)
定員:各回10名程度
対象:スプーンが持ててごはんが自分で食べられるすべての人
申込方法:店頭もしくはお電話(075-952-3421)にてお申し込みください
■加藤休ミ『おいしくたべる』原画展
日時:1月8日(月)-1月21日(日)15時頃
場所:恵文社バンビオ店 店内
(津村)
加藤休ミ『おいしくたべる』原画展がはじまりました。
加藤休ミさんが絵を担当した児童書『おいしくたべる』の原画展がはじまりました。
「考える力」を養い「実践する力」を身につける、今までになかった子どものための実用書シリーズ。その第1弾『おいしくたべる』はタイトルの通り「食べる」ことをテーマにしています。
「人はどうしておいしいものが好きなんだろう?
大昔の人もそうだったのだろうか?
甘いものは、なぜおいしいのか?
好きなものだけをたべていたら、生きていけないのだろうか?」
「おいしくたべる」ことについて、様々な角度からとことん掘り下げます。子どもはもちろん大人も存分に楽しめるとても素敵な本。「たべる」ことに関する様々なことを知ることできっと、自分であれこれ考え、自分で挑戦してみたくなるはずです。食べものから広がる楽しさあふれる世界がここにあります。
絵を担当したのは加藤休ミさん。クレヨンを用いた独特の画法と迫力あるタッチでノスタルジックな情景や滑稽味のある人物を描きます。中でも定評があるのが食べものの絵。リアルで温かく食べ物のもつパワーが伝わってくるようです。今回の食べものもなんておいしそうで魅力的!
この動物たちも近くでみると本当にすごい。これをクレヨンで描いただなんて。よく見るとクレヨンで塗った上からひっかいているんですね。立体的で濃い存在感や、凝縮したパワーが原画からびしびし伝わってきます。
加藤さんの描く食べものはどれもぼってりしててとてもおいしそう。そして何となく幸福感が漂います。匂いや温度、そして食卓を囲む人々の様子まで伝わってくるようです。
その他、加藤さんが手がけられた絵本も一緒に並べています。後日グッズも少し入荷予定です。
貴重ですばらしい原画、ぜひ至近距離でじっくりとお楽しみください。
また、週末には『おいしくたべる』にちなんで、八幡の「かみむら農園」さん(https://ja-jp.facebook.com/kamimuranouen/)より有機栽培の野菜や果物も入荷予定です。
そして1月21日(日)には本書の装丁を担当した矢萩多聞さんと「おいしいワークショップ」も開催予定です。
こちらは詳細が決まり次第改めてお伝えしますのでもう少々お待ち下さい!
加藤休ミさんの原画と、子どものための実用書『おいしくたべる』、ぜひごゆっくりお楽しみくださいませ。
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■加藤休ミ『おいしくたべる』原画展
とき:1月8日(月)-1月21日(日)15時頃
ところ:恵文社バンビオ店 店内
(津村)