ゴールデンウィーク 絵本コーナーのご紹介①(春の絵本編)
5月。どんどん春らしい陽気になってきました。今年のゴールデンウィークは最大9連休だそうです。お天気もいいので絶好のお出かけ日和ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
当店はもちろん、ゴールデンウィークもオープンしています。先週末から店内もなんとなく心浮き立つ明るい雰囲気に包まれているように感じます。
ゴールデンウィークにあわせて、絵本売場も様々なコーナーをご準備しています。以下、おすすめの絵本とあわせてご紹介します。
【春の絵本】
まずこちらは、以前もブログで紹介した「春の絵本」コーナー。ちょうちょ、花、植物、虫、果実、お昼寝など、春の季節を楽しめる絵本を集めました。明るく鮮やかな絵本が多いのでパッと花が咲いたような賑やかさですね。
『どのはないちばんすきなはな?』いしげまりこ文・わきさかかつじ絵(福音館書店)
マリメッコやsousouのデザイナー脇坂克二さんが絵を手がけた、先日発売となった絵本です。鮮やかでダイナミックな絵に目を奪われます。
『もういいかい』中野真典 作(BL出版)
満開の桜、若々しい緑、あたたかな春の陽射しの中、遊びながらも様々なものに興味をひかれる子どもの心が、あたたかく鮮やかに、軽やかに描かれています。あたたかい外での遊びが楽しみな春にぴったりの絵本です。
『ガンピーさんのドライブ』ジョン・バーニンガム 作/光吉夏弥 訳(ほるぷ出版)
ガンピーさんが子どもたちや犬、ネコ、うさぎなどの動物たちをみんな車に乗せてドライブにでかけます。子どもや動物たちらしさにクスクス。あたたかいお出かけの季節にみんなで楽しみたい、ほのぼのとした絵本です。
『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』エルサ・ベスコフ 作/ 小野寺百合子 訳(福音館書店)
おかあさんに誕生日の贈り物をしようと、ブルーベリーとこけももを摘みに出かけた
男の子プッテは、森でブルーベリー森の王様に出会います。森の豊かさや、登場人物の愛らしさ、ブルーベリーとこけもものみずみずしさなど、絵の美しさに圧倒される夢のようなファンタジーです。
また、「どうぶつえん」の絵本や、5月5日のこどもの日の「こいのぼり」の絵本も並んでいます。
こどもの日といえばかしわもち。おすすめはこれ!
『和菓子のほん』中山圭子 作/阿部真由美 絵(福音館書店)
日本の四季を和菓子で感じることができる絵本。作り方や材料、歴史も。
こちらには「ピクニック」の絵本や「おべんとう」の絵本と一緒に、お弁当箱やコップ、ドリンクボトルも。
NHKで放映されて話題の甲斐信枝さんの植物の絵本コーナーもあります。
お楽しみがいっぱいな春の絵本。まだまだ春はこれからです。
続く。
(津村)
4月のおはなし会を行ないました & 5月のお知らせ
ソメイヨシノは散ってしまいましたが、今の時期は八重桜がきれいです。
八重桜を見るたびに、桜餅を思い出します。
おいしそうだなあ、と思ってしまいます。
今月のおはなし会の様子をお届けいたします。
今回のおはなし会は、春休み最後の日曜日だった子、明日から一年生の子がたくさん!
賑やかで、楽しいおはなし会になりました!
===プログラム
手あそび 「はじまるよ」
絵本 『そらはさくらいろ』 村上康成/ひかりのくに
絵本 『ちもちも』 ひろかわさえこ/アリス館
手あそび 「キャベツのなかから」
絵本 『おつきさまはいちねんせい』 北山葉子/アンドレ・ダーハン/講談社
パネルシアター 『ドキドキドン一年生』
パネルシアター 『ひよこちゃんのおさんぽ』 「パネルシアターであそぼ」(関稚子/大東出版社)より
パネルシアター 『おねぼうさんだあれ?』 「やっぱりパネルシアターであそぼ」(関稚子/大東出版社)より
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「はじまるよ」からおはなし会はスタート。
さて、今日はどんなおはなしに出会えるでしょうか?
ひとつめのおはなしは『そらはさくらいろ』。
桜の季節にぴったりのおはなしです。
寝っころがって空を見ていると、「なにしているの?」
いろいろな生き物たちが尋ねてきます。
「空を見ているの」
犬、ちょう、かえる、へび、そして雲までがまねして寝っころがります。
それをうらやましがった空ですが・・・。
寝っころがってのんびり空を眺めたくなる絵本です。
ふたつめのおはなしは『ちもちも』。
「ぽかぽか うらうら ぽやぽや そよそよ・・・」
オノマトペでおはなしが進んでいくこの絵本。
ちもちもはあおむしの名前です。
かわいらしい絵と言葉から春が感じられます。
あおむしのちもちもにちなんで、あおむしの手あそびをひとつ。
「キャベツのなかから」です。
「キャベツの なかから あおむしでたよ♪」
上手にあおむしを出せましたか?
みっつめのおはなしは『おつきさまはいちねんせい』。
お月さまはいつもひとりだったので、学校がとても楽しみ。
学校では、お月さまも自己紹介。
「好きな食べ物はクロワッサンとみかんの缶詰。好きなことは、ピカピカに磨くこと。」
みんなは「お月さまは夜の学校に行くはず」「全然ピカピカじゃない」と月であることを信じてくれません。
お月さまは本物の月だと信じてもらえるのでしょうか?
楽しく学校に通うことができるのでしょうか?
次はパネルシアター。
ひとつめは『ドキドキドン一年生』です。
隣に座る子いい子かな?友だちできるかな?
不安も楽しみもあると思いますが、胸をはって学校にいってくださいね!
ふたつめは『ひよこちゃんのおさんぽ』。
ひよこちゃんがお散歩に行きます。
花畑の中、チョウチョの羽・・・。
ひよこちゃんは様々なところに隠れます。
ひよこちゃんはどーこだ?
最後は『おねぼうさんだあれ?』。
もう春なのに、まだ寝ている生きものたちが・・・。
「春ですよ、起きなさい!」
さあ、おねぼうさんは誰かな?
ふとんにヒントが隠されていたのですが、みんないきなりふとんをひっぺがして起こしにかかります。
「起きろー!!」
みんな元気いっぱいで、パネルの前が大混雑!
今月のおはなし会はこれでおしまい。
元気いっぱい、ボリュームいっぱいのおはなし会でした!
来月はどんなおはなしに出会えるでしょうか?
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
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5月のおはなし会
5月14日(日)午後2時から(参加自由)
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(大川)
『銀杏堂』(橘春香/偕成社)ミニパネル展を開催中です。
橘春香さん作、幻の骨董品にまつわる14篇の冒険物語『銀杏堂』(偕成社)のミニフェアを開催中です。
小学1年生の女の子「レンちゃん」は、学校に行く途中に気になるお店を見つけます。そこは「銀杏堂」という名前の骨董品屋さん。店主は高田さんというシワシワのおばあさんです。でも、高田さんはただのおばあさんではありません。店に並ぶのはすべて、高田さんが世界中を旅して集めてきた幻の品ばかり。巨大なにしき鯉のうろこ、稲妻のかけら、ユニコーンの喉につかえていたエメラルド、李白が皇帝から贈られた瀬戸物、サバンナで捕まえた逃げ水、溶岩で作ったコーヒー、南極に生育するサボテンの樹液……。それらひとつひとつに、高田さんの冒険物語と人生の思い出が詰まっています。レンちゃんは、毎日のようにお店に通い、高田さんからそれら骨董品にまつわる話を聞くようになります。
こちらが表紙。まるで宝石のよう。思わず手に取ってしまいます。
カバーを外すとこんな感じ。古い魔法の書物のような佇まいです。
こちらは物語の挿絵とそのパネル。画像ではなかなか伝わりにくいですが、鮮やかでみずみずしい色彩に目を奪われます。
こちらは物語に登場する魅力的な骨董品の数々のパネル。「朝つゆのクモの巣ネックレス」「すべての望みをかなえる羽ペン」…など、どれも気になります。風邪気味の私はぜひとも「溶岩コーヒー」が飲みたい!
骨董品屋の高田さんと小学生の女の子レンちゃんの、ユニークで勇気あふれる夢のような物語。小学生の女の子はもちろん、大人の女性も楽しめる1冊。プレゼントにもよさそうです。
ぜひお手に取ってご覧ください!
(津村)