『0歳~6歳までのモンテッソーリ子育て』パネル展&モンテッソーリ雑貨フェアのご案内
西宮でモンテッソーリ教室「つばめの家」を開かれている、藤原愉美さんの書籍『0歳~6歳までのモンテッソーリ子育て ~はじまりはお家から~』(文化出版局)が3月に発売になりました。
本日よりパネル展と、モンテッソーリ教室「つばめの家」の先生たちが考えた雑貨のフェアを開催中です。
将棋の藤井聡太六段が子どもの頃に受けていたということでも話題になっている、子どもの自主性を重んじる「モンテッソーリ教育」。モンテッソーリ教育は、子どもの自主性、独立心、知的好奇心などを育み、社会に貢献する人物となることを目的とする教育です。
『0歳~6歳までのモンテッソーリ子育て ~はじまりはお家から~』は、藤原さん自身の子育てやモンテッソーリ教室「つばめの家」で子どもたちと接してきた中で感じた事、実践して役に立ったことなどが書かれた一冊です。
「子育て本は役に立つけれど、イメージが難しい。」
「正論が書かれているのはいいけれど、うまく実践できなかった時に、自分を追い詰めてしまう。」
藤原さん自身がそんな経験を何度もされたそうで、少しでもそんな思いがないようにという自身の思いから、これまでにない「子育てのレシピ本」という形で作られました。
幼稚園や保育園で取り入れられることの多いモンテッソーリ教育ですが、実は大切なのは家の中でのお子様との関わり方。少しの心がけや、ちょっとしたかかわり方、お子様との距離感の取り方で子どもの本来持っている力を引き出すことができるそう。
「つばめの家」では、モンテッソーリの先生たちが考えた商品を販売しており、今回はその雑貨を一部当店でも販売させていただけることになりました。
こちらはボタン留めのお仕事ができる「お魚のボタン」や、ひも通しのお仕事ができる「ヘアゴムキット」など。
こちらには三つ編みのお仕事ができる「くもの三つ編み」や、配膳の場所が楽しみながら覚えられる「ごはんマット」、「身支度マグネットキット」など。
こちらは「子どもの小さな料理レシピ本」。シンプルな工程とかわいくてわかりやすいイラストで描かれた子どものためのとっておきのレシピです。今、自分がどこの工程をしているのかが分かるよう工夫されています。
他にも「ひとりで包めるようになるお弁当包み」や「レッスンバッグ」、子ども用「エプロン」、「給食袋」なども。
つばめの家が大切にしていることは、「全てのはじまりはお家から」そして「おうちたのしい」ということ。子どもとの毎日の暮らしが楽しくなる土台作りをしながら、子どもの成長において、今一番必要としていることを逃がさないように、そして家族みんなが快適であるように…。
そんな想いがこもった本や雑貨を参考に、楽しみながら、お家でモンテッソーリ教育を取り入れてみてはいかがでしょうか?、
尚、対象書籍または雑貨をご購入の方(先着20名様)には、「縫いさし2枚セット」をプレゼントします。お子様と一緒にシンプルな「縫う」お仕事にチャレンジできますよ。
「ママ!パパ!できたよ!」の笑顔がお家にたくさん広がりますように。
ぜひごゆっくりお楽しみください。
★『モンテッソーリ子育て』パネル展&雑貨フェア
日時:2018年5月8日(月)〜
場所:恵文社バンビオ店内
(津村)
摘み草を食べよう!
春のピクニックフェアのとなりで摘み草料理の本を並べております。
道端に生えてる草や花、普段はひとまとめに〈雑草〉なんて呼んでたりするけれど、実は美味しく食べられるものがたっくさんあるんです。散歩のついでに食材探しはいかがでしょうか。
京都新聞で記者をされていた熊谷栄三郎さんの『道草いただきまーす』(京都新聞出版センター)は趣味の渓流釣りの傍ら、野外で作った摘み草料理の本。
楽しい語り口で、摘み草初心者から、山菜採りでは物足りなくなって来た上級者にもおすすめです。なにより楽しそうな熊谷さんの様子が素敵です。
なんだか調子が出ないなーという人には、かわしまようこさんの『草と暮らす:こころと体を調える雑草レシピ』(誠文堂新光社)を。草を摘みに外に出るというだけでも元気になれる気がします。
花を使ったかわいい料理からスギナを使ったクレイパックや、ハコベの歯磨き粉まで。
自家菜園の季節の素材から起こす酵母で作るパン屋、タロー屋の『春夏秋冬、季節の酵母が香るパン』(グラフィック社)は身近な材料で作る酵母の本。必要なのは植物の酵素に、ほんのちょっとの糖分だけ。近所に咲いてるキンモクセイの花なんかでも酵母ができるんです。
フツフツと発酵してくる様子を眺めるのはとても楽しい時間です。パンを焼くのは大変だけど、酵母を育てるだけなら気軽にできそう。
摘み草料理のことを教えてくれたのは熊本在住の料理研究家、細川亜衣さんです。修行に出掛けたイタリアで摘み草料理に感動したという彼女の本には素材の味を活かし、植物の生命力をまるごといただくレシピが満載。いわゆる摘み草を使った料理はあまり載っていませんが、一品ごとにエピソードが付いていて、その中には摘み草の話も数々。読みごたえのあるレシピ集です。
石牟礼道子さんの『食べごしらえおままごと』(中公文庫)は食にまつわる思い出が綴られたエッセイです。食べものをこしらえることが今ほど簡単ではなかった時代の、だからこそ大事に作られた料理を食べる喜びと、登場する人たちの方言のやわらかさに、自分がこどもだったころ母に教わって摘んできたヨモギで作ったおだんごのことなど思い出しました。
ほんの少し昔の人たちはこんな風に食べていたんだと、大切なことに気付かせてくれる一冊です。
地のもの、季節のものを食べたいというときには摘み草料理がぴったりです。
最後に摘み草をするときの注意点を、どんなにおいしいものでも全部採ってしまわないこと。他人の土地には入らない(もしくは許可を取る)こと。そして、中には毒があるものもあるので、不安なものは食べないこと。以上。
(濱田)
アノニマ・スタジオ「旅する灯台」フェアがはじまりました
アノニマ・スタジオ「旅する灯台」フェアがはじまりました。
「ごはんとくらし」をテーマに本をつくる出版社アノニマ・スタジオさん。
そんなアノニマ・スタジオさんのたくさんの本とともに、全国を旅する灯台がバンビオ店にやってきました。
絵本や暮らしの本、子育ての本、料理の本など、春にぴったりのラインナップになりました。
4月9日(月)からは、フェアにあわせて、音楽家・良原リエさんの1月に発売された『たのしい手づくり子そだて』のパネルを展示します。
こちらは「もっと手軽に気楽に手づくりを楽しんでほしい」という良原さんの想いが込められたアイデアブック。古着やはぎれを使った子ども服や小物への素敵な「リメイク術」や、子どもと一緒に楽しむ「手づくり遊び」を紹介しています。
古着の形や素材を活かして作る、センスが光る簡単リメイクは、ものを大事に受け継ぐ気持ちと、手づくりの楽しさや自由さを教えてくれます。
季節ごとの遊びもたくさん紹介されているので、親子のかけがえのない時間を手づくりでいっしょに楽しむことができます。
あれもこれも素敵でワクワクしてきます。
何度も手にとって読み返したくなるような、本棚に並んでいると嬉しくなるような、日常のちょっとした幸せも一緒に運んできてくれるようなアノニマ・スタジオさんの本。
ぜひお気に入りの一冊を見つけてくださいね。
そして,旅する灯台に会いにきてくださいね。
木のぬくもりと優しさを感じられる素敵な灯台と一緒にお待ちしています。
(津村)