「ふりかけをつくってみよう」ワークショップを開催しました。
加藤休ミさんが絵を担当した子どものための実用書『おいしくたべる』の原画展。
1月21日(日)には「おいしくたべる」ことをみんなでもっともっと楽しむために、装丁を担当した矢萩多聞さんと一緒に「ふりかけをつくってみよう」ワークショップを開催しました。1歳から小学生までの10組の親子が参加してくれ、とても賑やかな楽しい時間となりました。以下その様子をお届けします。
まずは多聞さんから材料の説明です。ごま、のり、かつおぶし、わかめ、ひじき、じゃこなどの定番の具の他に、干しえびやニンジン、大根の葉、昆布茶、ひまわりの種、粉チーズまで!多聞さんの実験結果によると、欲張っていろいろなものを混ぜすぎるより、3種類くらいの材料とお好みでごまやのり、かつおぶしなどを混ぜるのがベストだそうです。
みんな思い思いに好きな材料を選んでスプーンでカップにいれていきます。すり鉢もあるのですりごまにも挑戦。はじめてなのにみんな上手!
よくまぜたら味見。しょっぱい!うすい!にあわせて味を調整していきます。自分好みのマイブレンドふりかけができました。
袋につめたら、オリジナルのラベルを作ります。絵を描いたり、名前をつけたり、自分の名前入りのふりかけにしたり。
最後はみんなで試食。ちいさなおにぎりにふりかけていただきまーす!
小さなお子さんもぱくぱく。お昼時だったのでふりかけだけをばりばり食べるおにいちゃんたちも。おいしくできたかな?
みんなで自分のたべるものについて頭を使って考え、手を使って作ってみる、充実の時間となりました。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
(津村)
温泉と文学フェア、開催中です
冷たい風に肩をすくめて歩いてしまいます。
手足は冷える、肩はこる、寒い冬は温泉で温まりたい!
そんな気持ちから、温泉地が舞台の作品、温泉と文豪の関係が垣間見える本を集めてみました。
その中から少しご紹介したいと思います。
『作家と温泉』 草なぎ洋平/河出書房新社
26人の作家と温泉の関係が1冊に!
温泉と文豪たちのエピソードとともに、入浴写真も見ることができる(!)ユニークな本です。
『温泉天国』 河出書房新社
こちらは作家たちが書いた温泉にまつわる随筆を集めたもの。
12月に発売された新刊です!
収録作品は32篇。
読みながら、坂口安吾さんはヌル湯が好きなのか、村上春樹さんはアイスランドの温泉か、とにっこり。
みんな温泉が好きなんだな、とほっこりします。
好きな作家さんは何温泉を訪れているのか、気になるあの温泉は誰が訪れたのか、楽しみ方はいろいろです。
どちらの本も、文豪たちが訪れた温泉に行ってみたくなります。
『坊っちゃん』 夏目漱石/新潮文庫
「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」の書き出しで有名な『坊っちゃん』ですが、その作品中には道後温泉が出てきます。
中学の教師として赴任した地を田舎だと馬鹿にする坊っちゃんですが、温泉は別。
坊っちゃん、温泉をとても楽しんでいます。
道後温泉がある松山市内は「坊っちゃん」のパネル、像はもちろん、「坊っちゃん列車」、「坊っちゃん団子」と坊っちゃんづくし。
訪れる際は、ぜひ読んでみてはいかかでしょう?
他にも、「おくの細道」(松尾芭蕉)や「雪の夜」(織田作之助)、「温泉」(梶井基次郎)など、温泉が登場する作品はたくさん!
「温泉」をきっかけに文学を楽しんでみませんか?
(大川)
「ふりかけをつくってみよう」ワークショップ開催のお知らせ
現在開催中の加藤休ミさんが絵を担当した子どものための実用書『おいしくたべる』の原画展。
『おいしくたべる』ことをみんなでもっと楽しみたい!ということで、装丁を担当した矢萩多聞さんと一緒に「ふりかけをつくってみよう」のワークショップを開催します。
みんなが大好きなふりかけ。ごま、のり、かつおぶし、じゃこ...いろんな小さな食べものを、あつめて、まぜて、つめて、自分だけのふりかけを作っちゃおう!自分好みのマイブレンドふりかけに、ラベルを作ってはりつけたら、自分だけのオリジナルふりかけの完成です。
子どもも大人も一緒に「食べる」ことを楽しめるワークショップです。
詳細をご確認の上、店頭またはお電話にてお申し込みください。
皆さまのご参加をお待ちしております!
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■ワークショップ「ふりかけをつくってみよう」
日:1月21日(日)
時間:①午前の部 11:00〜
②午後の部 14:00〜
講師:矢萩多聞
参加費:おひとり様700円(材料費込み)
定員:各回10名程度
対象:スプーンが持ててごはんが自分で食べられるすべての人
申込方法:店頭もしくはお電話(075-952-3421)にてお申し込みください
■加藤休ミ『おいしくたべる』原画展
日時:1月8日(月)-1月21日(日)15時頃
場所:恵文社バンビオ店 店内
(津村)