バンビオのお店便り 11月第4週

季節は進み、紅葉の美しい季節になりました。落ち葉を拾ったり、木の実に目を輝かせたり、子どもたちには楽しい充実した季節ですね。急に寒くなったので、ストーブを出したり、衣替えをしたり、大人にはせわしない季節がやってきました。

バンビオ店は変わらず、こんな感じです

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新刊よりご紹介

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MICHI JUNAIDA著 福音館書店

福音館書店より、とても素敵な絵本が発売されました。ことばのない不思議な世界。安野さんの「ふしぎなえ」を想い出してしまいます。とても綺麗な本なので、クリスマスプレゼントにもらえると、嬉しいですね。

そろそろクリスマスの鈴の音が街から聞こえてきそうな季節。お菓子どうしようかしら、という方に

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「発酵おやつ」山田 奈美著 グラフィック社

「あまくないからおいしいお菓子」坂田 阿希子著 家の光協会

 

あまいおやつもいいけれど、体のことを考えるとどうも...という方に。手作りで体にいいおやつの本がたくさん刊行されています。クリスマスを機に、おやつ作りデビューなんて、良いご趣味だと思います。

続きまして..

 

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「台所にこの道具」宮本しばに著 アノニマ・スタジオ

「うちの台所道具」ワタナベマキ著 主婦と生活社

おいしい料理は道具から。お料理のための道具って、奥が深いですよね。それぞれの方の愛用品って、とても気になるもの。年末年始はお台所は大忙しの季節を迎える前に、読み比べられてみたら、面白いかもです。

気になる本はこちら

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「雪平鍋で2品献立」飛田和緒著 東京書籍

「子どもはレシピ10個で育つ。」上田淳子著 光文社

雪平鍋だけでおうちご飯を作ると、何となく茶色いおかずを想像してしまいがちなのですが、そこは飛田さん、美味しくておばんざいぽくないお料理も紹介されていますよ。

上田淳子さんのレシピ本にしてはシンプルな外観で最初驚きましたが、文字がメインではあるものの、読み応えのある内容。もう献立に困りたくない方に。

さいごに

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雑貨のコーナーでは、小ぶりでとても飾りやすく、オフシーズンには片付けやすいクリスマスツリーが。サンタサンのミニこけしや、先日フェアをさせて頂いた谷口さんのお菓子缶、毎年ご好評のトラピスチヌ修道院のマダレナやクッキー、カフェコバさんのシュトーレンも届きました。

来週はいよいよ12月、クリスマスのご準備にお忙しくされる事でしょうが、お近くにお越しの際はぜひふらっとお立ち寄りいただき、お楽しみいただければと思います。

どうか皆様あたたかくしてお過ごしくださいませ。よい年末を!

 

バンビオ店

星山

2018年10月ランキング

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1  沈黙のパレード(東野圭吾/文藝春秋)

2  下町ロケット ヤタガラス(池井戸潤/小学館)

3  英単語の語源図鑑(清水建二・すずきひろし・本間昭文/かんき出版)

4  ゴリラのくつや(谷口智則/あかね書房)

5  ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち

  (三上延/メディアワークス文庫)

6  決定版からだの教養12ヵ月(若林理砂/晶文社)

7  下町ロケット ゴースト(池井戸潤/小学館)

8  木枯らしの(佐伯泰英/光文社文庫)

9  億男(川村元気/文春文庫)

10 ten  to  sen  の模様刺繍(岡理恵子/グラフィック社)

 

10月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/10/1〜10/31)

 

1位は『沈黙のパレード』(東野圭吾/文藝春秋)。

第1作『探偵ガリレオ』刊行から20年。東野圭吾さんのガリレオシリーズ6年ぶりの単行本が、長篇書下ろしとして発売になりました。シリーズ第9作です。

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3位は『英単語の語源図鑑』(清水建二/かんき出版)。

「語源」を学ぶことで英単語を効率的に覚えられると話題のこちらの書籍が3位にランクイン。「語源」とは漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)などにあたるもので、重要単語を語源に沿って分解することで、芋づる式に語彙を広げます。また、1単語につき1つイラストが描かれているので、語源とイラストのイメージで強く記憶に定着させながら語彙を増やすことができます。楽しく効率よく英単語を覚えられる1冊です。

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4位は『ゴリラのくつや』(谷口智則/あかね書房)。

現在、原画展を開催中の谷口智則さんの絵本『ゴリラのくつや』が4位にランクイン。仕事を通して、お父さんと息子の温かいやりとり描いた絵本です。質感や色味など独特の雰囲気のある絵が絶妙にマッチして、何とも愛らしい豊かな世界を作り出しています。こちらの原画展と谷口さんの絵本&雑貨フェアは11月18日(日)まで開催しています。貴重な原画を、この機会にぜひごゆっくりお楽しみください。また先日、谷口さんをお招きしてライブペインティングを行った際に完成した大きな絵も店内に飾っています。こちらもぜひあわせてご覧くださいませ。これからの季節には『100にんのサンタクロース』や『おおきいサンタとちいさいサンタ』もオススメです。(原画展とフェアの詳細はこちらから。)

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6位は『決定版からだの教養12ヵ月』(若林理砂/晶文社)。

先月ランクインした『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(ミシマ社)の著者・若林理沙さんの書籍が今月もランクイン。人気鍼灸師・若林さんが自ら編み出した独自の健康法を、立つ・歩く・呼吸するなどの身体の基本動作トレーニングと、季節ごとの食養生レシピ、さらにペットボトル温灸や爪楊枝鍼などの「からだの手当て」の3本立てで紹介しています。治療よりも養生が大切。不健康な生活でからだを壊してしまう前に、東洋医学と古武術をベースにし12ヵ月のメソッドで健康を保ちましょう!続けていけば少しずつからだの痛みや不具合が消えていく、食とからだと手当ての頼りになるレシピ本です。

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10位は『ten  to  sen  の模様刺繍』(岡理恵子/グラフィック社)。

10月に当店にて作品展を開催しました、北海道在住の刺繍作家・岡理恵子さんの書籍がランクイン。北国の自然、季節の移ろい、目を閉じると脳裏に浮かぶ記憶の風...。さまざまなイメージから生まれる「点と線模様製作所」の模様が刺繡の図案になっています。模様全体を刺繡すれば一枚の布に、お持ちのバッグや小物に小さなモチーフを刺繡すればワンポイントのあしらいに。アイデアしだいで楽しみ方が広がる20の模様が紹介されています。

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以上、10月のランキングでした。次回11月はどんな作品がランクインしているでしょうか?次回もお楽しみに。

 

 

(津村)

2018年9月ランキング

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1  花だより みおつくし料理帖 特別巻(髙田郁/角川春樹文庫)

2  下町ロケット ゴースト(池井戸潤/小学館)

3  コンビニ人間(村田沙耶香/文春文庫)

4  下町ロケット ヤタガラス(池井戸潤/小学館)

5  1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365

  (デイヴィッド・S・キダー、ノア・D・オッペンハイム/文響社)

6  ビブリア古書堂の事件手帖(三上延/メディアワークス文庫)

7  いもいもほりほり(西村敏雄/講談社)

8  王とサーカス(米澤穂信/創元推理文庫)

9  大家さんと僕(矢部太郎/新潮社)

10 絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話(若林理砂/ミシマ社)

 

9月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/9/1〜9/30)

 

今月も人気作家の小説が多数ランクイン。その中で1位となったのは『花だより みおつくし料理帖 特別巻』(高田郁/角川春樹文庫)でした。

シリーズ完結から4年。登場人物たちのその後の奮闘と幸せを料理を通して描く、大人気時代小説「みおつくし料理帖」の特別編。澪が大坂に戻ったのちの、文政5年(1822年)春から翌年初午にかけての物語です。

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7位は『いもいもほりほり』(西村敏雄/講談社)。

秋のおいしい行事といえば、なんといってもおいもほり!「あの くも いもに みえるぞ~」。ぶたのきょうだいは、はりきっておいもほりに出かけます。つい口に出して言いたくなるリズミカルな魔法の言葉「いもいもほりほりいもほりほり」。いろんな形のおいもが楽しい、当店で大人気の秋の絵本です。

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9位は『大家さんと僕』(矢部太郎/新潮社)。

カラテカの矢部太郎さんが描く話題のエッセイ漫画がランクイン。1階に住む大家のおばあさんと2階に住むトホホな芸人の「僕」の、ほのぼのとした日常を描きます。何かと僕に声をかけ、お茶や食事に誘い、世話を焼く大家さん。一方の僕も、大家さんの思い出話に耳を傾け、困った時には手を差し伸べる。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの「二人暮らし」はもはや「家族」。大切な人との毎日にほっこりする、愛に溢れたエッセイです。第22回手塚治虫文化賞 短編賞を受賞作です。

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10位は『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(若林理砂/ミシマ社)。

人気鍼灸師・若林理砂さんが実践する現代版養生法が注目を集めています。「寝る時間は3重の締め切りを設定して死守する」「食事の半分は野菜を食べる」「運動は約7分のラジオ体操だけでいい」「初期のインフルエンザも葛根湯で治せる」など、具体的なアドバイスが満載。体とのつき合い方がわかり、3カ月で不調が改善するそうです。「ああ楽しかった」と息をひきとるその日まで、養生と生きるのが楽しくなりそうな1冊です。

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以上、9月のランキングでした。

次回はどんな作品がランクインしているでしょうか。どうぞお楽しみに。

 

 

(津村)