アノニマ・スタジオ「旅する灯台」フェアがはじまりました

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アノニマ・スタジオ「旅する灯台」フェアがはじまりました。

 

「ごはんとくらし」をテーマに本をつくる出版社アノニマ・スタジオさん。

そんなアノニマ・スタジオさんのたくさんの本とともに、全国を旅する灯台がバンビオ店にやってきました。

絵本や暮らしの本、子育ての本、料理の本など、春にぴったりのラインナップになりました。

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4月9日(月)からは、フェアにあわせて、音楽家・良原リエさんの1月に発売された『たのしい手づくり子そだて』のパネルを展示します。

こちらは「もっと手軽に気楽に手づくりを楽しんでほしい」という良原さんの想いが込められたアイデアブック。古着やはぎれを使った子ども服や小物への素敵な「リメイク術」や、子どもと一緒に楽しむ「手づくり遊び」を紹介しています。

古着の形や素材を活かして作る、センスが光る簡単リメイクは、ものを大事に受け継ぐ気持ちと、手づくりの楽しさや自由さを教えてくれます。

季節ごとの遊びもたくさん紹介されているので、親子のかけがえのない時間を手づくりでいっしょに楽しむことができます。

あれもこれも素敵でワクワクしてきます。

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何度も手にとって読み返したくなるような、本棚に並んでいると嬉しくなるような、日常のちょっとした幸せも一緒に運んできてくれるようなアノニマ・スタジオさんの本。

ぜひお気に入りの一冊を見つけてくださいね。

そして,旅する灯台に会いにきてくださいね。

木のぬくもりと優しさを感じられる素敵な灯台と一緒にお待ちしています。

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(津村)

バンビオのお店便り 松野屋さんのこと

桜が咲く良い季節になりました。
電車越しに眺めるもよし、川沿いに歩きながら眺めるのもよし、
皆さまはどのように桜を楽しんでおられるでしょうか。
 
桜を見ると「ああ、日本人でよかった」と思います。
淡いピンクと樹肌のグレイの色の調和も素敵ですし、
柳の新芽の淡緑との調和、鴨川沿いの桜並木も
 
今回はバンビオ店で昨年より御取引をさせていただいております、松野屋さまの商品のご案内をさせていただきます。

 

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松野屋さんは東京・谷中にある荒物問屋さんで、普段遣いの日用雑貨を多く取り揃えておられます。
メイドインジャパンの商品が多く、海外のものも良い仕事のものを選ばれて、普段私たちの暮らしの中に取り込みやすい、豊かな日用品を扱っておられます。
 
例えばバケツ。
プラスチック製品にも勿論利点はありますが、トタンの手づくりのバケツは耐久性も高く、清潔感もあり、重すぎず握り手には木が使われているので、手が痛くなりにくいです。
 

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昔はどの家庭にもあり、少し昭和の香りもいたしますが、モダンなご家庭にも馴染み、植木鉢カバーとしてお使いの方もいらっしゃいます。
 
何より防災用に、プラスチックですと火災が出た際溶けるのではないかと心配ですが、トタンはその点大丈夫。
うちの庭の水栓の近くには朱色に塗られた「防火用」バケツが鎮座しておりますが、やはりよく見るとトタン製です。
南海トラフの危険度も日に日に増す今日この頃、防災という視点で、お薦めです。
 
箒やちりとりもお取り扱いさせていただいております。
「東京チリトリ」あまり関西では見かけないデザインですが、取っ手が長いためあまりかがむことなく、ちゃちゃっととお掃除できて便利ですよ。
柄付きダストパンもございます。こちらは庭掃きに重宝いたします。
 

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そして、棕櫚のほうき。
昭和のご家庭には普通にあった箒ですが、近年棕櫚箒の造り手も少なくなり、大変貴重なものとなりつつあります。
 
とはいえ、畳文化の日本のご家庭にはやはり棕櫚の細かい目の箒が
一番合うと思います。
 掃除機が進化している昨今ではありますが、ぜひ昔ながらの掃除をお試し頂ければと思います。畳の目の間から何かしら出てきますよ。
 

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箒で掃除すると電気代も微力ながら節約できますので、
私の知人は最近棕櫚の箒でのお掃除をメインに、切り替えたそうです。
松野屋さんの棕櫚の箒は、お値段も良心的で、とてもお薦めです。
 
昔からの日用品、一度使ってみると面白い発見があったり
思わぬ使い方があったりして、とても楽しいですよ。
 
道具は飾っておくものでなく、使ってはじめてその良さに気付きます。
一度お試し頂ければ幸いです。
 
 
星山

2018年2月ランキング

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1  小さくても勝てます(さかはらあつし/ダイヤモンド社)

2  漫画君たちはどう生きるか

  (吉野源三郎 著・羽賀翔一 絵/マガジンハウス)

3  継体天皇(小田桐淳/山代印刷出版部)

4  Lily(石田ゆり子/文藝春秋)

5  げんげ(佐伯泰英/文春文庫)

6  おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子/河出書房新社)

7  羊と鋼の森(宮下奈都/文春文庫)

8  あきない世傳 金と銀 五(髙田郁/ハルキ文庫)

9  カメラはじめます!(こいしゆうか/サンクチュアリ出版)

10 星空の谷川俊太郎質問箱(谷川俊太郎/ほぼ日)

 

2月のランキングは以上のような結果となりました。

今回は長岡京ならではのランキングになりました。

 

1位は『小さくても勝てます』(さかはらあつし/ダイヤモンド社)。

長岡京市在住の経営コンサルタント・さかはらあつしさんによる『小さくても勝てます』がトップに。西新宿に実在する小さな理容室が行列店に変わった実話に基づくストーリーです。先日は長岡京市のバンビオ壱番館で出版記念講演会も行われました。一般のビジネスパーソンがスモールビジネスを成功させ、一発逆転するための「10の理論戦略」と「15のサービス戦略」をアドバイスした一冊です。

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3位は『継体天皇』(小田桐淳/山代印刷出版部)。

長岡京市埋蔵文化財センター理事の小田桐淳さんによる自費出版書籍『継体天皇』が3位にランクインしました。518年に山城の筒城宮から都を乙訓へ移したとされる継体天皇ですが、その具体的な所在地や遷都の理由は明らかになっていません。本書ではその謎多き継体天皇と都の推移についてを考察しています。弟国宮遷都1500年を迎える今年、乙訓地域では記念行事が計画されています。本書を読めばその存在をより身近に感じられそうです。

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4位は『Lily』(石田ゆり子/文藝春秋)。 

多くの女性の支持を集める女優・石田ゆり子さんのエッセイが4位にランクイン。石田さんが日々大切にしているのは、とてもささやかなこと。心地よい空間に身を置く、からだの声をきく、人と比べない、変化を恐れず切り口は新しく、ユーモアを忘れずいまを楽しむ…など。21編のエッセイやロングインタビュー、美の秘訣、お気に入りレシピ、Q&Aなど、石田さんのカケラがたっぷり詰まったやさしくてとびきり楽しい一冊です。

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9位は『カメラはじめます!』(こいしゆうか/サンクチュアリ出版)。

カメラの本がランキングに入るとは...。カメラ棚担当も驚きの『カメラはじめます』が9位にランクインしました。「カメラをはじめたけれど難しい」「どの本が良いのかわからない」...そんな方にイチオシの一冊。本書では主人公が直面するカメラの難しさを漫画で描いているので、他のカメラ本では難しい単語や文章で書かれているためにわかりにくいと感じるようなことも、とてもわかりやすく解説されています。この本を読めばいい写真が撮れること間違いなしです! 

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10位は『星空の谷川俊太郎質問箱』(谷川俊太郎/ほぼ日)。

詩人の谷川俊太郎さんがウェブサイトほぼ日刊イトイ新聞」で募集した質問に答えた新しい本『星空の谷川俊太郎質問箱』が10位にランクイン。前作『谷川俊太郎質問箱』発刊後にほぼ日」に掲載したものに、新たな書きおろしを加えて編集されています。詩人の谷川俊太郎さんならではの世界の見せ方でくり出される名回答の数々を染み込むように味わえる珠玉の一冊です。

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以上、2月のランキングでした。

来月のランキングもどうぞお楽しみに。

 

(津村&伊藤)