バンビオのお店便り 3月第2週
春の雨は、一雨ごとにあたたかくなると申しますので、嫌いではありませんが、体調を崩しやすくなりがちで、苦手です。
とはいえ春の足跡はそこかしこで見られるようになり、すみれの花をはじめ雑草の可憐な花をみかけると、つい年甲斐もなくスキップしたい気持ちになります。
本日のバンビオの店内より
酒井駒子さんの原画展、開催しております。女性のみならず制服姿の男性も、お昼休みの時間帯にご覧になられております。貴重な原画をぜひご鑑賞いただければと思います。
お隣の児童書のフェア台では
春の絵本が満載です。バーバラ・クーニー「ルピナスさん」大好きな絵本です。ルピナスの花が咲き誇るのはもう少し先の新緑の季節ですが、絵本のイラストに癒されますね。
つづきまして
岐阜・多治見のやきものアクセサリーのお店「七窯社」さまより、タイル焼の製法で作られた、とても可愛いらしいアクセサリーが届いております。
今回お花や鳥・猫などのモチーフを中心に展示しております。春になってお洒落も楽しめる季節、ぜひお気軽にお手に取られて、ご覧下さいませ。
新しい本より
『名画の中の料理』エクスナレッジ
この本とっても素敵です。画家が実際に描いているお料理にまつわるレシピも掲載されています。ふんだんに絵画の紹介があって、とても充実した内容です。
『古布を着る。」主婦の友社
少し前に発刊された本ですが、素敵です。リメイクではなく独創的で格好良いです。
『CHECK & STRIPE北欧てづくり散歩』集英社
神戸の洋裁店、個人的に大好きなお店で、毎回新しい本が出るのをとても楽しみにしています。
下田直子さんの本もご紹介したいのですが、こちらは次回に...
建築のコーナーより。
『日本の家』『日本の働く家』『東京の家』揃っております。こちらも見比べてお楽しみいただければと思います。
週末日曜日は、恒例のおはなし会が14時よりございますよ。
ひきつづき、酒井駒子さん宛のメッセージ募集しております。ぜひ小さなお客様、ご自由にご参加くださいませ。
それでは、また。
星山
バンビオのお店便り 2月第4週
『季節の果実をめぐる114の愛で方、食べ方』中川たま著/日本文芸社
電車に乗っていると、中吊りの広告でいろんなホテルの「苺フェア」をみかけるようになりました。春は果物も美味しい季節。デザートとしてだけではなく、お料理もご紹介されていますよ。
『和ごはん101』山田玲子著/ポット出版
英文付きで日本のごはんやおかず、季節の特別な料理案内がございます。なるほどの解説つきで、ビジュアルも美しい本です。
さいごに
『バー「サンボア」の百年』白水社
今年2018年で、京都にもある老舗バー『サンボア』は100周年を迎えられるそうです。当店でも密かに売れ続けている本、まだの方は是非。
それでは、また。
バンビオ店 星山
2018年1月 ランキング
1 広辞苑 普通版(新村出/岩波書店)
2 漫画君たちはどう生きるか
(吉野源三郎 著・羽賀翔一 絵/マガジンハウス)
3 剣と十字架(佐伯泰英/双葉文庫)
4 こわいもの知らずの病理学講座(仲野徹/晶文社)
5 モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット
(佐久間健一/サンマーク出版)
6 子どもに食べさせたいすこやかごはん
(おかあさんの輪/暮らしの手帖社)
7 おいしくたべる(松本仲子/朝日新聞出版)
8 君たちはどう生きるか(吉野源三郎/岩波書店)
9 でんしゃのずかん(五十嵐美和子/白泉社)
10 いらないねこ(ヒグチユウコ/白泉社)
1月のランキングは以上のような結果となりました。
(集計期間2018/1/2〜1/31)。
1位は『広辞苑 普通版』(新村出/岩波書店)。
1955年に初版を刊行してから約60年。10年ぶりの改訂新版として刊行された第7版の『広辞苑』が1位となりました。学術研究の進展や社会の変化に対応し、新たに1万項目が増補されています。既存項目にも新しく定着した意味を加え、基礎語の語釈や古典用例の見直しにも重点をおいています。余分な言葉をそぎ落として洗練させた、簡潔で的確な語釈を用いることで、長くなりがちで要点をつかみにくいインターネット上の表現との違いを明確にしています。今や「国民的辞典」となった広辞苑の最新版、一家に一冊いかがですか?
5位は『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』(佐久間健一/サンマーク出版)。
テレビで紹介されて話題となったこちらのダイエットの本がランクイン。一般女性の多くが使えていない筋肉を使えるようトレーニングすることで、基礎代謝をアップさせて脂肪燃焼体質に変えるというダイエット法です。お正月明けということもあり、多くの方の関心を集めたようです。果たして効果はいかに!?
7位は『おいしくたべる』(松本仲子/朝日新聞出版)。
1月に当店にて原画展とワークショップを開催した子どものための実用書『おいしくたべる』が7位にランクイン。こちらの本は考える力を養い実践する力を身につける、今までになかった子どものための実用書シリーズの第1弾です。「おいしくたべる」ことについて様々な角度からとことん掘り下げ、食べものがつなぐ広い世界を楽しませてくれます。子どもだけでなく、大人も存分に楽しめる食育の本です。春には第2弾と3弾も発売されるようです。(原画展の様子はこちらから。ワークショップの様子はこちらから。)
9位は『でんしゃのずかん』(五十嵐美和子/白泉社)。
人気の「電車」の絵本がランクイン。新幹線、特急、地下鉄などから、SL、貨物、リニアモーターカーまで、日本全国を走る鉄道車両76種類を集めた小さな図鑑絵本です。電車を正面と横の2方向から丁寧に細やかに描いているのも嬉しいですね。持ち運びしやすい小さなサイズはおでかけや移動の際にも重宝します。小さな子から大人まで一緒に楽しめる電車好きにはたまらない一冊です。
2018年最初のランキングは以上のような結果となりました。
今年の冬は雪が多いですが、寒いながらもどことなく春が近づく空気が感じられてきた2月。いったいどんな作品がランクインしているでしょうか?
次回のランキングもお楽しみに。
(津村)