バンビオのお店便り 11月 後編
寒くなりました。紅葉が進みましたね。保育園までの道に、色とりどりの葉が舞い落ち、こども達が綺麗なはっぱを探しながら、道を歩くのが楽しい季節になりました。
今日は祝日ですが、バンビオのお店はいつも通り営業しております。
今日の本棚より
クリスマスの絵本が充実してまいりました。そろそろお子様やお孫さんにクリスマスの絵本を選びにいらっしゃるお客様が増えてきました。
ラッピングの包装紙やリボンも楽しく選んでいただけるよう、ご用意しております。
続きまして
今年はクリスマスのイベントに、リースづくりをさせていただくご縁もあって、植物やグリーンの本がたくさん入荷しております。手作りのクリスマスリース、作ってみたい方はぜひお気軽にご参加くださいませ。
お次は、新しい本で気になっている本が...
『カレーライスを一から作る』ポプラ社
命を食べる...重い内容のテーマではありますが、毎日私たちが生きているという事は、ほかの生き物の命をいただいているという、意識、大切ですね。
普段何気なくスーパーで買い物して生活していると、ついうっかり忘却してしまいがちで、いけません。
さいごに
クリスマスの雑貨が少しずつ入荷しております。
おすすめは、サンタクロースのマトリョーシカ。4体の入れ子型で、それぞれキャラクターが異なっていて、おすすめです。子供さん達に、きっと喜ばれると思いますよ。
右手前にちょこんといるのは、卯三郎こけしのサンタさんです。こちらも可愛くって、机の上に置いておくのにちょうどよいサイズ。癒されます。
年末が近づいてせわしない師走を前に、レジ前でにっこり、ちいさなサンタの雑貨さんたちが、お出迎えしております。
寒さ厳しくなってきました。あたたかくして冬を楽しんでいただけますように。
12月あけると、クリスマス限定のお菓子が入荷してまいります。そちらもお楽しみに。
それでは、また。
バンビオ店 星山
バンビオ店のお店便り 11月2週(2017年10月月間売上ランキング )
葉っぱも色づき、朝晩の寒さが体にしみるようになってきた11月。秋晴れの中、長岡京はガラシャ祭りで盛り上がっています。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今週の「バンビオのお店便り」は10月のランキングをお届けします。
=====
1 マスカレード・ナイト(東野圭吾/集英社)
2 忘れられた巨人(カズオ・イシグロ/早川書房)
3 浅き夢みし(佐伯泰英/光文社文庫)
4 そらの100かいだてのいえ(岩井俊雄/偕成社)
5 日の名残り(カズオ・イシグロ/早川書房)
6 京都で考えた(吉田篤弘/ミシマ社)
7 日本文学全集04 源氏物語 上(角田光代/河出書房新社)
8 わたしを離さないで(カズオ・イシグロ/早川書房)
9 友情(山中伸弥/講談社)
10 デザインのひきだし 第32号(グラフィック社編集部)
(集計期間 2017/10/1〜10/31)
2017年10月のランキングは以上のような結果となりました。
まずは今話題の小説が多数ランクイン。
1位は東野圭吾『マスカレード・ナイト』(集英社)。『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』に続く「マスカレード」シリーズの最新作です。
そして、ノーベル文学賞受賞で話題の長崎生まれのイギリス人作家カズオ・イシグロさんの小説が2位、5位、8位にランクインとなりました。在庫切れでお待たせいたしましたが、今なら勢ぞろいしています。
6位は吉田篤弘『京都で考えた』(ミシマ社)。
『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『台所のラジオ』など数多くの小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義によるデザインや執筆などの創作活動もされている東京在住の吉田篤弘さん。これまでの小説にも京都の街で考えたことがあちこちにちりばめられているといいます。今回はそんな創作の原点でもある京都で考えたことをありのままにエッセイという形で綴っています。吉田さんが「考える」について書いた最初の本です。京都で何を考えたのか、ぜひご自身の目でお確かめください。サイン本も追加でいただきました。しかもポストカード付きです。欲しい方はお早めにどうぞ。
7位は角田光代『日本文学全集04 源氏物語 上』(河出書房新社)。
作家・詩人の池澤夏樹さんが時代の変革期である今こそ読みたい作品を、独自の視点で古典から現代まで全30巻にわたって厳選し、第一線の現代作家による新訳で甦らせた『日本文学全集』。今回は千年読み継がれる『源氏物語』が角田光代さん訳で甦りました。原文に忠実ながらも読みやすく、物語としての面白さが堪能できる角田さんの訳。1帖「桐壺」から21帖「少女」までで構成された、光源氏の恋の遍歴をぜひお楽しみください。ちなみに初回特典として「源氏かおり袋付き特製しおり」が封入されています。いいにおいです。
秋から冬に移り変わる季節になりました。11月はどんな作品がランクインしているでしょうか?来月のランキングもお楽しみに!
(津村)
バンビオのお店便り 10月第4週目
ようやく雨と台風が過ぎ去り、秋晴れの空を楽しめるようになりました。が、今週末もまた台風が近づいてくるとか。運動会や遠足、七五三など、イベントも多いこの時期の雨は困りものです。週末はわが子と一緒にてるてるぼうずを作ってお願いしようと計画中です。
久しぶりの「バンビオ店のお店便り」のブログになってしまいましたが、その間にもおもしろそうな本が届いておりますのでいくつかご紹介します。
『京都で考えた』(吉田篤弘/ミシマ社)
小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行っている東京在住の吉田篤弘さん。これまでの小説にも京都の街で考えたことがあちこちにちりばめられているといいます。今回はそんな創作の原点でもある京都で考えたことをありのままにエッセイという形で綴っています。秋のいいお天気の中、ベンチにでも座って街を眺めながら、ゆっくり味わいたいです。残り僅かですがサイン本あります。
『文様えほん』(谷山彩子/あすなろ書房)
先日テレビで「紋」が紹介されていました。円と線をたくみに組み合わせてかたちをつくる伝統的なその描き方に目が奪われました。
こちらは古今東西300種の文様が紹介されている絵本です。よく見かける着物の柄から、家紋や世界の文様、その歴史や読み解き方まで、かわいらしい絵で教えてくれる文様の入門絵本です。日本の伝統や文化の奥深さ、素晴らしさを感じるとともに、知的好奇心が刺激されます。
『親馬鹿小馬鹿』(和田誠・和田晶/復刊ドットコム)
TRICERATOPSヴォーカル&ギターの和田唱さんが子どもの頃に描いた絵に、イラストレーターでもある父・和田誠さんが解説をつけるという、不思議な形でページが進む親子作品集です。新たに親子対談を収録し、30年以上の時を経て復刊されました。子どもの絵って自由で個性があってとてもおもしろいですよね。父親・和田誠さんの子どもへのまなざし、アートへの向き合い方をも知ることができます。 先日、平野レミさんのエッセイも読みました。和田家はなんてユニークなんでしょう。こんな家庭が憧れです。
『ターシャ・テューダのファミリー・レシピ』(ターシャ・テューダ/主婦と生活社)
ターシャが書き記していた料理レシピから、基本となる料理をお孫さんのウィンズロー氏がセレクトし一冊にまとめた本です。ターシャの愛情をたっぷり受けて育ち、ターシャから料理の手ほどきを受けて料理上手に成長した彼が、料理も文も写真も手がけています。その多くがシンプルで簡単なものですが、とにかくとてもおいしそうなんです。子育てや絵本作家としての仕事、農作業、ガーデンづくりなど、毎日忙しいターシャならではのシンプルレシピは、忙しいお母さんにおすすめのものばかりです。
『京都、朝あるき』(ことり会/扶桑社)
慌ただしい日々。少し早起きして充実した朝の時間を愉しみたいと思ったことはありませんか?こちらの本がそれを叶えてくれるかもしれません。京菓子店による和菓子作り体験教室や、大覚寺の写仏、大原の朝市、両足院の座禅体験など、早朝から午前10時ごろまでに楽しめる京都のスポットを四季別に紹介してくれます。出勤前や早朝の、いつもと違った静かな朝の京都を自由にたのしめたら...。毎日が少し豊かになりそうです。
週末はまた雨予報ですが、雨の日の読書もいいものです。ぜひお立ち寄りくださいませ。
それではまた。
(津村)