2016年12月 月間売上ランキング

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1    ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部

   (J.K.ローリング/静山社)

2  ピタゴラ装置はこうして生まれるDVDブック

   (NHKエデュケーショナル/小学館)

3  どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法(Eiko/サンマーク出版)

4  かいけつゾロリの王子さまになるほうほう(原ゆたか/ポプラ社)

5  くらべる図鑑(小学館)

6  よるのばけもの(住野よる/双葉社)

7  やり抜く力(アンジェラ・ダックワース/ダイヤモンド社)

8  火災のサバイバル(スウィートファクトリー・韓賢東・Hana/朝日新聞出版)

9  首折り男のための協奏曲(伊坂幸太郎/新潮文庫)

10 つるとはな 4号(つるとはな)
 

(集計期間 2016/12/1-12/31)

 

あけましておめでとうございます。2016年は多くのお客様にご来店いただきありがとうございました。2017年も引き続き、恵文社バンビオ店をどうぞよろしくお願い致します。

 

それでは2016年12月の売上ランキングをお伝えいたします。

 

2位は『ピタゴラ装置はこうして生まれるDVDブック』。

 NHK Eテレ『ピタゴラスイッチ』の人気コーナー「ピタゴラ装置」。ピタゴラ装置がどうやって生み出されるのかを解説したDVD付きブックです。DVDには、2015年夏に放送された特集番組『ピタゴラ装置大解説スペシャル前半戦 後半戦』を完全収録。またブックでは、ピタゴラ装置がなぜ見るものの気持ちを捉えて離さないのか、その背景にある秘訣や作り方について4つのテーマから詳しく解説しています。自分流のピタゴラ装置をじっくり作ってみたくなる1冊。気になるおもちゃ「ピタゴラゴール1号」「荷物をのせるとはしるでス―」とあわせてどうぞ。

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6位は『よるのばけもの』。

『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』の住野よるさんの最新作です。夜になると化け物になる僕。ある日化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこみ、そこでクラスメイトのひとりぼっちの少女と出会います。いじめの問題を住野さん独特の世界観で鋭く描いた作品です。

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7位は『やり抜く力』。

アメリカ社会に絶大な影響を与えた、成功と目標達成の画期的な理論をまとめた1冊。IQでも才能でもない、成功に必要な第3の要素 「やり抜く力」。そのやり抜く力を自分で身につける方法や、子どもなどの他人のやり抜く力を伸ばす方法等を徹底的に明らかにしています。

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10位は『つるとはな 4号』。

年上の先輩の話を聞く小さな場所として創刊された雑誌「つるとはな」の最新号がランクイン。ボランティア活動歴50年の喜谷昌代さん、毎日富士山へ登る佐々木茂良さん、歌うアラ‘古希’「トワイライトシスターズ」、初代仮面ライダー藤岡弘さん、染色家の柚木沙弥郎さんなど、今号も先輩方の味のあるお話をたくさん聞くことができます。認知症の症状を改善するといわれているピンポン(卓球)のお話なんてのも。人生のおもしろさや知恵が詰まった濃い内容は、歳を重ねていくおもしろさを教えてくれます。

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以上、12月のランキングでした。次回2017年最初の1月はどんな本がランクインしているのでしょうか?どうぞお楽しみに!!

 

(津村)

 

2016年11月 月間売上ランキング

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1    ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部

   (J.K.ローリング/静山社)

2  おみせやさんでくださいな!(さいとうしのぶ/リーブル)

3  あっちゃんあがつく(さいとうしのぶ/リーブル)

4  しりとりしましょ!(さいとうしのぶ/リーブル)

5  九十歳。何がめでたい(佐藤愛子/小学館)

6  夜行(森見登美彦/小学館)

7  珈琲店タレーランの事件簿5(岡崎琢磨/宝島社)

8  お断り(佐伯泰英/角川春樹事務所)

9  誰も知らない世界のことわざ(エラ・フランシス・サンダ/創元社)

10 〆切本(左右社)

 

(集計期間 2016/11/1-11/30)

 

 

当店11月の売上ランキングは、以上のような結果となりました。

 

1位は『ハリーポッターと呪いの子 第一部・第二部』。

ハリー・ポッターシリーズ最新刊のこちらがダントツの1位となりました。J.K.ローリング、ジャック・ソーン、ジョン・ティファニーの3人による新作オリジナル・ストーリーをもとに、ジャック・ソーンが舞台脚本化したもので、特別リハーサル脚本日本語版として出版されました。ハリー・ポッターシリーズ8番目の物語で、『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親になったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。続編を待っていた方々の実に多いこと!幅広い年代の方々に愛されるハリー・ポッターシリーズ、まだの方はぜひ。

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2位は『おみせやさんでくださいな!』。

11月に原画展を開催し、著者のさいとうしのぶさんをお迎えしておはなし会とサイン会を開催したこちらの絵本が2位に。ことばあそび絵本シリーズの第3弾ですが、3位には第1弾の『あっちゃんあがつく』、4位には第2弾の『しりとりしましょ!』もランクインしました。動物たちが住む「ふれあい商店街」には37のお店があります。パンやさん、とうふやさん、やおやさん...などなど。子どもたちが大好きなお店やさんごっこを楽しめるこちらの絵本ですが、他にも探し絵などのしかけがあちこちにちりばめられており、遊べる要素がたくさんつまっている盛り沢山の1冊です。最後の展開にも「そういうことか!」と納得するはず。ぜひご家族みなさまでお楽しみください。(おはなし会の様子はこちらから。)

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9位は『誰も知らない世界のことわざ』。

 世界のいろいろなことわざを、感性あふれる絵と文で紹介した本です。「ロバにスポンジケーキ」「ウサギになって旅をする」「あなたのレバーをいただきます」など、世界の風変りで美しいことわざや慣用句が51語掲載されています。日本語では「猿も木から落ちる」「猫をかぶる」などが紹介されています。それぞれの地域の文化や民族性、歴史など、人生を豊かに生き抜いてきた、世界の先人の知恵の数々に出会える1冊です。前作『翻訳できない世界のことば』もおすすめ。

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10位は『〆切本』。

夏目漱石から松本清張、村上春樹、西加奈子など、明治から現在にいたる90人の書き手たちの〆切にまつわる話を集めた1冊です。生きていれば誰にでも訪れる〆切。狼狽、開き直り、言い訳...。〆切を前にそれぞれの作家の人間性がおもしろいほどよくあらわれており、思わず笑ってしまいますが、同時に人生についても考えさせられます。何かに追われている人もそうでない人も、読めばきっと〆切と上手につき合えるようになるはず。人生の〆切エンターテイメント!装丁もよいので、ぜひお手に取ってご覧ください。

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以上、11月のランキングでした。

 

もうすぐクリスマス。そして2016年が終わろうとしています。12月はどんな作品がランクインするのでしょうか?

次回のランキングもどうぞお楽しみに!!

 

 

(津村)

 

2016年10月 月間売上ランキング

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1    九十歳。何がめでたい(佐藤愛子/小学館)

2  小説 君の名は。(新海誠/角川文庫)

3  夜行(森見登美彦/小学館)

4  講談社の動く図鑑MOVE  危険生物(小宮輝之/講談社)

5  どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法

   (Eiko/サンマーク出版)

6  流鶯(佐伯泰英/光文社文庫)

7  祈りの幕が下りる時(東野圭吾/講談社文庫)

8  戦争まで(加藤洋子/朝日出版)

9  お父さんが教える13歳からの金融入門

   (デイヴィット・W・ビアンキ 関美和/日本経済新聞出版社)

10 怒り 上(吉田修一/中公文庫)

 

(集計期間 2016/10/1-10/31)

 

 

当店10月の売上ランキングは、以上のような結果となりました。

 

1位は『九十歳。何がめでたい』。

『女性セブン』に1年間連載された佐藤愛子さんの大人気エッセイです。大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんが、自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める若者たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞していきます。辛苦を乗り越え92年間生きて来た佐藤さんだからからこそ書ける文章は、人生をたくましく生きるための知恵が詰まっており、大笑いしながらも、のちに深い余韻が残ります。

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3位は『夜行』。

京都を舞台にした森見登美彦さんの最新小説です。失踪事件から10年たって再び集まった仲間たち。それぞれが経験した「夜行」という作品にまつわる不可思議な旅の思い出を語る物語です。旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ森見ワールド全開の傑作です。

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8位は『戦争まで』。

ベストセラー『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の第2弾で、戦争までの歴史を決めた3つの交渉を高校生とともに考えてゆく6日間の講義録です。その3つの交渉とは、「満州事変とリットン報告書」「日独伊三国軍事同盟」「日米交渉」。国や個人は、どのように自らの立場を選択したのか、すればよかったのか。そこで悩み、考え抜いた人間から生みだされるものとは何か。当時の人間に見えていた世界を再現し、最適な道を見つけるにはどうすればよかったのかを考えます。時代の激変期である今、歴史を正確に知っていくことこそが、未来への処方箋となるはず。瑞々しい問いを発する高校生とともに、歴史の面白さが全力で描かれています。

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9位は『お父さんが教える13歳からの金融入門』。

弁護士の著者が13歳の息子に書いた数ページが元になって生まれた1冊。アメリカの中高生が学んでいる、お金の稼ぎ方、増やし方、使い方をやさしく紹介しています。お金の仕組みや投資の基本は、学校でも家庭でもほとんど教えられていません。大人になって金融業界に就職して初めて学ぶ、あるいは一生知らずに過ごす、という人も少なくないのではないでしょうか。お金の種類(ドル、ユーロ、円、ビットコイン...)やクレジットカードの仕組み、株式チャートの見方といった初歩から、債券、企業分析、ファンド、PEとは何かにいたるまで、お金の基本がたくさんのイラストとともに楽しく解説されている、お金を知るための入門書として最適な1冊です。 

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以上、10月のランキングでした。

 

紅葉シーズン到来!街が色づく11月はどんな作品がランクインするのでしょうか?

次回のランキングもどうぞお楽しみに!!

 

 

(津村)