『ゴリラのくつや』原画展 ・スペシャルおはなし会のご案内
先日発売になった谷口智則さんの新しい絵本『ゴリラのくつや』(あかね書房)の原画展とスペシャルイベントのご案内です。
作者の谷口智則さんは大阪府四條畷市在住。『サルくんとバナナのゆうえんち』『100にんのサンタクロース』など、たくさんの絵本を作られています。絵本以外にも広告やパッケージデザイン、空間プロデュースなど、多方面でご活躍されているので、皆様どこかで一度は目にされたことがあるのではないでしょうか?
ご本人をお招きしてのスペシャルイベントです。ぜひお誘い合わせの上、ご参加くださいませ!お申し込みお待ちしております。
★『ゴリラのくつや』原画展
日時:10/27(土)〜11/18(日)
場所:恵文社バンビオ店店内
※貴重な原画を間近でご覧いただけます。また、おなじみのサルくんと動物たち、あのサンタさんのグッズなど、谷口さんの雑貨も多数販売予定です。
★谷口智則さんによるスペシャルおはなし会&ミニライブペインティング
日時:11/4(日)14時から
場所:恵文社バンビオ店店内
参加方法:10/14より予約受付開始。店頭またはお電話(075-952-3421)にてお申し込みください。
※谷口智則さんが目の前で絵本を読んでくれます!ライブペインティングをしてくれます!
★サイン会
日時:11/4(日)15時頃から
場所:恵文社バンビオ店店内
対象:10/27からの原画展会期中に谷口智則さんの絵本をお買い上げの方
参加方法:10/27より絵本お買い上げ時に整理券をお渡しいたします。当日、整理券と絵本をご持参の上、ご参加ください。
※サイン会は整理券番号順です。
※サイン会のみでもご参加いただけます。
皆様のご参加、お待ちしております!
(津村)
2018年9月ランキング
1 花だより みおつくし料理帖 特別巻(髙田郁/角川春樹文庫)
2 下町ロケット ゴースト(池井戸潤/小学館)
3 コンビニ人間(村田沙耶香/文春文庫)
4 下町ロケット ヤタガラス(池井戸潤/小学館)
5 1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
(デイヴィッド・S・キダー、ノア・D・オッペンハイム/文響社)
6 ビブリア古書堂の事件手帖(三上延/メディアワークス文庫)
7 いもいもほりほり(西村敏雄/講談社)
8 王とサーカス(米澤穂信/創元推理文庫)
9 大家さんと僕(矢部太郎/新潮社)
10 絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話(若林理砂/ミシマ社)
9月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/9/1〜9/30)
今月も人気作家の小説が多数ランクイン。その中で1位となったのは『花だより みおつくし料理帖 特別巻』(高田郁/角川春樹文庫)でした。
シリーズ完結から4年。登場人物たちのその後の奮闘と幸せを料理を通して描く、大人気時代小説「みおつくし料理帖」の特別編。澪が大坂に戻ったのちの、文政5年(1822年)春から翌年初午にかけての物語です。
7位は『いもいもほりほり』(西村敏雄/講談社)。
秋のおいしい行事といえば、なんといってもおいもほり!「あの くも いもに みえるぞ~」。ぶたのきょうだいは、はりきっておいもほりに出かけます。つい口に出して言いたくなるリズミカルな魔法の言葉「いもいもほりほりいもほりほり」。いろんな形のおいもが楽しい、当店で大人気の秋の絵本です。
9位は『大家さんと僕』(矢部太郎/新潮社)。
カラテカの矢部太郎さんが描く話題のエッセイ漫画がランクイン。1階に住む大家のおばあさんと2階に住むトホホな芸人の「僕」の、ほのぼのとした日常を描きます。何かと僕に声をかけ、お茶や食事に誘い、世話を焼く大家さん。一方の僕も、大家さんの思い出話に耳を傾け、困った時には手を差し伸べる。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの「二人暮らし」はもはや「家族」。大切な人との毎日にほっこりする、愛に溢れたエッセイです。第22回手塚治虫文化賞 短編賞を受賞作です。
10位は『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(若林理砂/ミシマ社)。
人気鍼灸師・若林理砂さんが実践する現代版養生法が注目を集めています。「寝る時間は3重の締め切りを設定して死守する」「食事の半分は野菜を食べる」「運動は約7分のラジオ体操だけでいい」「初期のインフルエンザも葛根湯で治せる」など、具体的なアドバイスが満載。体とのつき合い方がわかり、3カ月で不調が改善するそうです。「ああ楽しかった」と息をひきとるその日まで、養生と生きるのが楽しくなりそうな1冊です。
以上、9月のランキングでした。
次回はどんな作品がランクインしているでしょうか。どうぞお楽しみに。
(津村)
バンビオのお店便り 10月第2週
体育の日にふさわしい秋晴れですね。先週初めは台風が来るかもと、ドキドキしておりましたが、良いお天気に恵まれました。
天高く馬肥ゆる秋、バンビオの店内はこんな感じです
『アリになった数学者』森田真生著 福音館書店
『猫のエルは』町田康著 講談社
たくさんのふしぎで大変好評でした森田真生さんの子どものための数学論が、異例の速さで書籍化されました。数学の美しい思想のようなものを感じます。
ヒグチユウコさんの可愛らしいイラストと豪華な装丁の『猫のエルは』初版はポストカード付き。中のイラストも美しく、表紙カバーには銀箔があしらわれており豪華。短編の中扉の絵が個人的にとても気に入りました。
『すてないひと 好きなものは、日々使う』雅姫著 マガジンハウス
とてもビジュアルの美しい本です。モノを大切に愛おしく扱っておられるから、美しいのですね。グリーンやお花のページが素敵です。
つづきまして、話題の本より
『友だち幻想』菅野仁著 ちくまプリマ―新書
『リスのたんじょうび』トーン・テヘレン著 偕成社
NHKの特集からとても話題にのぼった本『友だち幻想』ご自分のお子様の為に書かれたそうですが、みんな仲良くという呪縛から解き放たれるような名著だと思います。
『リスのたんじょうび』も友だちについて考えさせられる本です。著者の方は『ハリネズミの願い』で有名ですね。とても心温まるストーリー。プレゼントブックにいかがですか。
雑貨の棚より
現在点と線模様製作所さんの展示会をさせて頂いておりますが、関連コーナーとして、刺繍作家さんのキットと本をあつめたミニフェアを開催しております。秋の夜長に針を刺して、クリスマスに手づくりのプレゼントなんて、素敵ですね。
点と線さんの刺繍展示会、たいへんご好評をいただいております。可愛い小ぶりのミニバッグは、これからのお散歩の季節にも良いサイズ。秋の落ち葉集めやドングリ拾いに、小さなお子さまでも軽くて持ち歩けますよ。こんな可愛いバッグを森でヨチヨチ歩きの子が持って歩いていたら...絵本の世界のようで、妖精さんとかが出てきてくれるかも、ですね。
とても素敵な刺繍作品があつまっております。バンビオ店はJR長岡京駅前すぐ。ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。
それでは、また。
バンビオ店
星山