ふくら舎「Made in OKINAWA -沖縄の民藝-」ミニフェア開催中です。

台風が近づいているせいか、せっかく涼しくなった秋はどこへやら、蒸し暑さが戻ってしまいましたね。
 
現在一乗寺店で開催されております、沖縄クラフトのふくら舎さんのミニフェアをバンビオ店でも開催させていただいております。f:id:keibunshabanbio:20180820171556j:plain

 

出張を始めて早4年。京都の皆様にも少しずつ沖縄の魅力が伝わってきたでしょうか。今年も沖縄の今を伝えるやちむんや琉球ガラスなど、良いものが並びます。

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沖縄の黒糖やお塩、手ぬぐいやポストカードなどもございます。
やちむん(器)はずっしりと重みもあり、お料理が映えて美味しそうに。
涼し気な色の琉球ガラスは、お酒をより一層引き立てます。
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こちらの展示は、8月30日(木)までとなります。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。
 
(星山)

バンビオのお店便り 8月第3週

久しぶりに夕立が降りましたね。こどもが「オヘソ隠した!」と小さなお腹を突き出して自慢しております。大事にしていただきたい。

涼しくなるかと期待しましたが、蒸し暑さが増して京都らしい熱帯夜。先日伊丹のレオ・レオーニ展の帰り、電車の車窓から海にむくむくと沸く力強い入道雲を見かけました。

秋の空が恋しい日々です。

 

伊丹市立美術館で「みんなのレオ・レオーニ展」はじまりましたね。夏休みなのでお子様連れもたくさんご来場されておりました。とても素敵な空間でおすすめです。

今回絵本「スイミー」の幻の原画5点も展示されています。子どもの頃スイミーは小さいけれど強くて格好いい、と感じた記憶が、甦ってきました。

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当店でも、レオ・レオーニさんの絵本や雑貨をご紹介する可愛いコーナーご用意しております。

 

バンビオ店の店内より

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リトアニアのリネンの生地が素敵なエプロンやキッチンクロス、小物類が入荷いたしました。麻は大好きな素材でお洗濯後のパリっとした触感が潔く気持ちいいですよ。

 

続きまして

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マガジンハウスから、本に関する特集が出ております。クロワッサンの表紙は岸恵子さん。素敵な随筆が有名ですが、『パリのおばあさんの物語』の翻訳も素敵です。

 

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カサ・ブルータスの特集も素敵な紹介で「毎日めくる、料理の本」の特集が興味深かったです。

 

お料理の本より

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『ナンプラーがあれば、ダシはいらない』グラフィック社

ナンプラーはタイの調味料で、漢字で書くと「魚醤」日本の伝統調味料のしょっつるのように親しみのあるお味。レシピはありきたりでなく「なるほど」な取り合わせ。アボガドの冷たいスープはぜひ挑戦してみたい。

 

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『腸からあたたまるたなかれいこ的料理のきほん』朝日新聞出版

たなかれいこさんのお料理には、冷え性の私は助けられています。派手ではないけれど魅力的で仕方がない、素肌の料理。という感じがします。男性にも、是非。

 

 

最後に…

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ゴフスタインの絵本のフェアは、ご覧いただけましたでしょうか。

個人的に大好きな絵本作家さんなので、すこしお話をさせて頂いてよいですか。

 

末盛千枝子さん主宰の「すえもりブックス」にて昔ご紹介されておりましたね。

シンプルだけれど、とても丁寧であたたかみのある線で描かれているゴフスタインの絵本。

じんわりとあたたかい人のぬくもりを感じさせるお話の内容も、素晴らしい。

ひとりぼっちだと感じて夜空を見上げたら、街の光に消されることなく、かがやく小さな星を見つけた時の、喜びのような…そんな絵本です。

 

大人になって、長い間天の川を見上げていない気がします。久しぶりに銀河鉄道の夜を読みたくなりました。それでは、また。

 

バンビオ店

星山

2018年7月ランキング

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1  椿落つ(佐伯泰英/文春文庫)

2  下町ロケット ゴースト(池井戸潤/小学館)

3  スタンフォード式疲れない体(山田知生/サンマーク出版)

4  AIのサバイバル(ゴムドリCo. 文・韓賢東 絵/朝日新聞出版)

5  ユートピア(湊かなえ/集英社文庫)

6  あの家に暮らす四人の女(三浦しをん/中公文庫)

7  医者が教える食事術最強の教科書(牧田善二/ダイヤモンド社)

8  下町ロケット ガウディ計画(池井戸潤/小学館文庫)

9  水ボールをつくろうBOOK(宝島社)

10 あおいよるのゆめ(ガブリエーレ・クリーマ/WORLD LIBRARY)

 

7月のランキングは以上のような結果となりました。(集計期間2018/7/1〜7/31)

 

1位は『椿落つ』(佐伯泰英/文春文庫)。

第1位は佐伯泰英さんの人気時代小説「新・酔いどれ小籐次」シリーズの第11弾。剣の達人にして無類の酒好き「酔いどれ小籐次」の活躍を描く痛快シリーズです。今回の物語では、伊勢参りで出会った三吉を救うため、小籐次と駿太郎が死闘を繰り広げます。8月3日にはシリーズ最新刊の12弾『夏の雪』が発売になっています。こちらもお見逃しなく。

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2位は『下町ロケット ゴースト』(池井戸潤/小学館)。

池井戸潤さんの大人気シリーズ「下町ロケット」の第3弾が2位にランクイン。佃製作所の新たな挑戦を描きます。10月からドラマ化もされるそうです。ちなみに8位には第2弾の『下町ロケットガウディ計画』もランクインしています。夏の季節は何となく、こんな夢と希望あふれる物語に浸りたくなります。

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3位は、『スタンフォード式疲れない体』(山田知生/サンマーク出版)。

世界最高学府であり、世界最強のスポーツ大学とも賞されるスタンフォード大学。そんなチームを支えるスタンフォードスポーツ医局の最新回復知見をまとめた本書。スタンフォードスポーツ医局に最長在籍するリカバリーのプロの著者が、呼吸、運動、食事、日常動作、入浴、睡眠などあらゆる角度から、究極のコンディショニング法を明かします。今年の夏の異常な暑さでぐったり疲れた体に。

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9位は、『水ボールをつくろうBOOK』(宝島社)。

夏休みのこの時期に人気の1冊がこちら。水が数秒でプルップルのボールに!食品や化粧品にも使われている不思議な粉を水に溶かし、絵の具やラメ、蓄光パウダーを使ってカラフルでかわいい水ボールが作れるキットです。付属の星型を使えば星の形の水ボールも。水ボールの仕組みや自由研究のまとめ方も載ったミニブックも付いています。楽しく遊びながら学べる水ボール作り。夏の思い出に。

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10位は、『あおいよるのゆめ』(ガブリエーレ・クリーマ/WORLD LIBRARY)。

イタリアでたくさんの子どもに愛されている、スライドのしかけを動かして遊ぶ絵本「ちいさな ゆびで」シリーズの1冊です。指1本で夜空に星を浮かべたり、空に虹をかけたり、チューリップに色をつけたり...。すぐに痛みがちなしかけ絵本ですが、こちらは厚い紙でできたボードブックなので丈夫な作りです。やさしいことばと楽しいしかけは、はじめての絵本にもおすすめです。

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以上、7月のランキングでした。

夏休み真っ只中の8月。次回のランキングもお楽しみに!

 

(津村)