バンビオのお店便り 4月第1週

今年はもう春が来たと油断しておりましたら、またもや冷え込んでおります。皆さま体調崩されませんよう、お身体ご自愛くださいませ。

 

本日のバンビオの本棚より

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岡本太郎さんの「太陽の塔」幻の地下が公開されたようで、太陽の塔や岡本太郎さんの本が、クローズアップされておりますね。

こんなかわいい本も入荷していますよ。

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『トイ楽器の本』ディスクユニオン

かわいい“楽器”を103種、カラーで掲載されております。トイ楽器の音って、何となくノスタルジックな感じがして、お好きな方も多い筈。

 

続きまして

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春ですね。積み草料理の本を集めております。お散歩がてら野草を摘んで、その日の晩ごはんに、旬のものをいただくのって、贅沢ですね。

 

続きまして

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土偶の本が揃っております。そして土偶のとなりに阿修羅像という並びで

『仏像 みる・みられる』KADOKAWA

仏さまの前にすわりますと、みられている、見守られているという感覚になります。興福寺貫主の審美眼「みる・まみえる」にふれてみられては、いかがでしょうか。

 

さいごに

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『樋口愉美子の刺繍時間』文化出版局

刺繍のモチーフが独特で、色使いも美しい樋口愉美子さんの新刊が発売されましたね。今回はハードカバーの大型本です。少し大人っぽくロマンチックな刺繍の世界。ぜひご覧いただきたい1冊です。

 

桜が今週の雨で散ってしまって残念ですが、新緑の美しい季節ももうまもなく。

道ばたの菫や蒲公英も元気に美しく咲いて、小さな春を子どもたちが見つけて、楽しめる季節がやってきました。

新学期もそろそろ。良いスタートを皆様お迎えされますように。

それでは、また。

 

星山

 

アノニマ・スタジオ「旅する灯台」フェアがはじまりました

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アノニマ・スタジオ「旅する灯台」フェアがはじまりました。

 

「ごはんとくらし」をテーマに本をつくる出版社アノニマ・スタジオさん。

そんなアノニマ・スタジオさんのたくさんの本とともに、全国を旅する灯台がバンビオ店にやってきました。

絵本や暮らしの本、子育ての本、料理の本など、春にぴったりのラインナップになりました。

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4月9日(月)からは、フェアにあわせて、音楽家・良原リエさんの1月に発売された『たのしい手づくり子そだて』のパネルを展示します。

こちらは「もっと手軽に気楽に手づくりを楽しんでほしい」という良原さんの想いが込められたアイデアブック。古着やはぎれを使った子ども服や小物への素敵な「リメイク術」や、子どもと一緒に楽しむ「手づくり遊び」を紹介しています。

古着の形や素材を活かして作る、センスが光る簡単リメイクは、ものを大事に受け継ぐ気持ちと、手づくりの楽しさや自由さを教えてくれます。

季節ごとの遊びもたくさん紹介されているので、親子のかけがえのない時間を手づくりでいっしょに楽しむことができます。

あれもこれも素敵でワクワクしてきます。

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何度も手にとって読み返したくなるような、本棚に並んでいると嬉しくなるような、日常のちょっとした幸せも一緒に運んできてくれるようなアノニマ・スタジオさんの本。

ぜひお気に入りの一冊を見つけてくださいね。

そして,旅する灯台に会いにきてくださいね。

木のぬくもりと優しさを感じられる素敵な灯台と一緒にお待ちしています。

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(津村)

バンビオのお店便り 松野屋さんのこと

桜が咲く良い季節になりました。
電車越しに眺めるもよし、川沿いに歩きながら眺めるのもよし、
皆さまはどのように桜を楽しんでおられるでしょうか。
 
桜を見ると「ああ、日本人でよかった」と思います。
淡いピンクと樹肌のグレイの色の調和も素敵ですし、
柳の新芽の淡緑との調和、鴨川沿いの桜並木も
 
今回はバンビオ店で昨年より御取引をさせていただいております、松野屋さまの商品のご案内をさせていただきます。

 

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松野屋さんは東京・谷中にある荒物問屋さんで、普段遣いの日用雑貨を多く取り揃えておられます。
メイドインジャパンの商品が多く、海外のものも良い仕事のものを選ばれて、普段私たちの暮らしの中に取り込みやすい、豊かな日用品を扱っておられます。
 
例えばバケツ。
プラスチック製品にも勿論利点はありますが、トタンの手づくりのバケツは耐久性も高く、清潔感もあり、重すぎず握り手には木が使われているので、手が痛くなりにくいです。
 

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昔はどの家庭にもあり、少し昭和の香りもいたしますが、モダンなご家庭にも馴染み、植木鉢カバーとしてお使いの方もいらっしゃいます。
 
何より防災用に、プラスチックですと火災が出た際溶けるのではないかと心配ですが、トタンはその点大丈夫。
うちの庭の水栓の近くには朱色に塗られた「防火用」バケツが鎮座しておりますが、やはりよく見るとトタン製です。
南海トラフの危険度も日に日に増す今日この頃、防災という視点で、お薦めです。
 
箒やちりとりもお取り扱いさせていただいております。
「東京チリトリ」あまり関西では見かけないデザインですが、取っ手が長いためあまりかがむことなく、ちゃちゃっととお掃除できて便利ですよ。
柄付きダストパンもございます。こちらは庭掃きに重宝いたします。
 

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そして、棕櫚のほうき。
昭和のご家庭には普通にあった箒ですが、近年棕櫚箒の造り手も少なくなり、大変貴重なものとなりつつあります。
 
とはいえ、畳文化の日本のご家庭にはやはり棕櫚の細かい目の箒が
一番合うと思います。
 掃除機が進化している昨今ではありますが、ぜひ昔ながらの掃除をお試し頂ければと思います。畳の目の間から何かしら出てきますよ。
 

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箒で掃除すると電気代も微力ながら節約できますので、
私の知人は最近棕櫚の箒でのお掃除をメインに、切り替えたそうです。
松野屋さんの棕櫚の箒は、お値段も良心的で、とてもお薦めです。
 
昔からの日用品、一度使ってみると面白い発見があったり
思わぬ使い方があったりして、とても楽しいですよ。
 
道具は飾っておくものでなく、使ってはじめてその良さに気付きます。
一度お試し頂ければ幸いです。
 
 
星山