「母の友」フェア 開催中です。
福音館書店の月刊誌「母の友」フェアがスタートしました。
「母の友」は、
幼い子どもをもつお母さんやお父さんや、
子どもにかかわるすべての人へ向けた、
「母の友」は、混乱する母親たちに、
身近で具体的な子育てのヒントを提供する雑誌
どの時代にも共通する子育ての喜び、
(
こちらは表紙の一覧です。
現在の100%
初めは毎号違う描き手でしたが、
こちらが9月初旬に発売された最新号です。
特集は「
風邪をひいた場合の対処方法や、
小児科医院に併設する形で病児保育施設を運営している、
小児科医の保坂篤人さんに聞く、病児保育の仕組みや考え方について、
視野が広くなり、知識が深まります。
他にも『
吉本ばななさんの母エッセイ、
大充実の1冊です。
また、「母の友」からは多くの本も誕生しています。
創刊時に「
お話のページをメインにすえていた「母の友」は、
のちに月刊物語絵本「こどものとも」を生み出し、
さらに『ぐりとぐら』
今でも読み継がれる多くの名作を生み出しました。
多くの子育ての本が生まれました。
『
過去の連載が1冊にまとまった新しい本も発売されます。
これも楽しみですね。
5年前の2012年から現在までの
選りすぐりのバックナンバーをご用意しました。
過去1年間に関しては全てのバックナンバーがそろっています。
古いものは在庫限りとなります。
自分の子育てのヒントになったり、
異なる考え方や新たな発見で視野が広がったり、
子育てへの活力が湧いてくるようです。
まさに「母」の「友」。
■「母の友」フェア
日程:2016年9月21日(水)〜10月中旬頃
場所:恵文社バンビオ店
(津村)
2016年8月 月間売上ランキング
1 コンビニ人間(村田沙耶香/文藝春秋)
2 たんぼレストラン(はやしますみ/ひかりのくに)
3 どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法
(Eiko/サンマーク出版)
4 柳に風(佐伯泰英/文春文庫)
5 村上海賊の娘 第4巻(和田竜/新潮文庫)
6 村上海賊の娘 第3巻(和田竜/新潮文庫)
7 嫌われる勇気(岸見一郎/ダイヤモンド社)
8 海の見える理髪店(荻原浩/集英社)
9 危険生物(小宮輝之/講談社)
10 ねないこはわたし(せなけいこ/文藝春秋)
(集計期間 2016/8/1-8/31)
当店8月の売上ランキングは、以上のような結果となりました。
文芸は今話題の5作品がランクイン。
1位は『コンビニ人間』。
8位は『海の見えるレストラン』。
2016年上半期の芥川賞を受賞した『コンビニ人間』が1位に、直木賞を受賞した『海の見えるレストラン』が8位にランクインしました。
5位は『村上海賊の娘 第4巻』。
6位は『村上海賊の娘 第3巻』。
2014年の本屋大賞に選ばれ、吉川英治文学新人賞も受賞した和田竜さんのベストセラーです。6月下旬に発売された1、2巻が先月はランクインしていましたが、今月は7月下旬に発売された3、4巻がランクインとなりました。
4位は『柳に風』。
佐伯泰英さんの時代小説の新刊が4位にランクインとなりました。
2位は『たんぼレストラン』。
8月に、原画展と、著者のはやしますみさんをゲストに迎えておはなし会&ワークショップを行った、絵本『たんぼレストラン』が2位にランクイン。(詳細はこちらから。)原画展もイベントも多くの方にお越しいただきました。厳しくも豊かな自然の営み「食物連鎖」を、はやしさんならではの色鮮やかな絵で明るくダイナミックに描いています。食べること、食べられること、生きること、命について描かれた絵本。まだの方はぜひ読んでみてください!
3位は『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』
ヨガインストラクターEikoさんによる「開脚4週間プログラム」です。ストレッチを毎日3種類、5分程度やるだけで、4週間後にはベターッとなるそうです!それにしてもきれいにベターッと開脚している人を見ると、いいなあと思うのはなぜでしょう?この本で憧れの開脚を手に入れられるかもしれませんね。
9位は『危険生物』。
夏休みらしく、7月に新発売となった学研の図鑑LIVE『危険生物』がランクイン。人間にとって脅威となりうる危険・有毒生物が約700種収録された、DVD付きの図鑑です。最近の図鑑は種類もジャンルも豊富でおもしろいですね。小さなお子さまから楽しめる絵やしかけが中心の図鑑から、大人でも楽しめる迫力満点の本格的な図鑑までさまざまです。見ているだけでワクワクしてきます。親子でながーく楽しめる図鑑、お子さまの興味に合わせたものをぜひ探してみてください。
以上、8月のランキングでした。
朝晩は涼しく、秋の気配が漂い始めました。9月はどんな作品がランクインするのでしょうか?次回のランキングもどうぞお楽しみに!!
(津村)
【絵本の棚より】「秋の絵本」と「おじいちゃんの絵本とおばあちゃんの絵本」フェア開催中
夏休みが終わって8月が過ぎ、気がついたらもう9月。
徐々に日が短くなってきました。
夜には虫の声も聞こえます。
道で落ち葉を目にするようになりました。
そこかしこに秋の気配。
秋が近づいてきました。
当店絵本フロアも「秋」モードに変身!
「お月さま」「どんぐり」「葉っぱ」「森」「虫」「おいも」「遠足」「運動会」など、秋を感じる絵本を集めています。
秋の夜長にゆっくりたのしめる、味わい深いおはなしが多い秋の絵本たち。
以下ほんの一部ですが、
秋の絵本から「お月さま」の絵本をご紹介させていただきます。
今年の中秋の名月は9月15日だそうです。
月のキレイな季節に楽しめる絵本、ぜひご覧ください。
静かな夜の空。屋根の上が明るくなって、しだいに金色に輝く丸いお月さまがでてきました。「お月さまこんばんは」。ところがそこに黒い雲やってきて、お月さまを隠してしまいます。でもだいじょうぶ。黒い雲は少しお月さまと話をして、また去って行きました。ふたたびあらわれたお月さま、にっこり笑顔で「こんばんは」。 まるで話かけてくるようなお月さまのやさしい表情。思わずにっこりしてしまいます。裏表紙の「あっかんべ」の表情もいい!小さなお子さまから楽しめる、優しく明るいお月さまの絵本です。
『月へミルクをとりにいったねこ』
アルフレッド・スメードベルイ 作/垂石眞子 絵/菱木晃子 訳
福音館書店
こねこたちのために、ミルクを求めて月に向かうおかあさんねこの
『おつきさまこっちむいて』
片山令子 文/片山健 絵
福音館書店
「おつきさま どうしてぼくについてくるの?」。子どもの素朴な疑問が温かいス
『お月さまってどんなあじ』
マイケル・グレイニエツ 作・絵/いずみちほこ 訳
らんか社
お月さまってどんなあじ
『ぽんぽん山の月』
あまんきみこ 作/渡辺洋二 絵
文研出版
長岡京市在住のあまんきみこさんによる、十五夜に読みたい絵本で
『ぼく、お月さまとはなしたよ』
フランク・アッシュ 作・絵/山口文生 訳
評論社
ある夜、クマくんは空のお月さまを見上げて、お月さまにお誕生日の贈り物をあげたいなと思います。でもいつだろう?なにをあげたらいいかしら?そうだ、お月さまにきいてみよう!お月さまに話しかけても返事がないので、クマくんは川を渡り、森を抜け、山に登って叫んでみました。「こんばんは!」。すると「こんばんは!」。「たんじょう日、いつですか?」。すると「たんじょう日、いつですか?」。お月さまはクマくんが言ったとおりに答えますが...。 実はお月さまの声の正体は「やまびこ」。どうなることかとハラハラするストーリーも、うまく進むんです!一生懸命なクマくんがなんともかわいらしく、微笑ましい絵本。誕生日プレゼントにもよさそうな1冊です。
『つきのぼうや』
イブ・スパング・オルセン 作・絵/やのうちきよこ 訳
福音館書店
縦35cm、横13cmの楽しいのっぽ絵本です。おつきさまがふ
『パパ、お月さまとって!』
エリック・カール 作絵/もりひさし 訳
偕成社
絵本の魔術師とよばれるエリック・カールの色彩豊かなしかけ絵本